栄養


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栄養

(えいよう)

望ましい摂取量(1日あたり)

脂質 摂取エネルギーの20〜25%
タンパク質成人男性70g、成人女性55g
食物繊維 成人20〜25g

英数

Advanced Glycation End-products. 終末糖化産物。 タンパク質質を含む食品を焼くことにより発生する物質の総称。 1912年にフランスのメラールが焼けた食品から発見した。 老化と深い係わりがある物質とされる。

食品のAGE含有量はKU(Kiro Unit)であらわす。

多い食品

少ない食品

調理法によってもAGE発生量は変わる。 焼く、揚げる、炒める等の高温調理では発生量が多い。

食品摂取後の血糖値の上昇具合を示す指数。 ブドウを100とする。

Hazard Analysis and Critical Control Point. 食品製造の品質管理システムの一つ。

もともとはNASAが宇宙食の衛生管理のために考案した手法。

(えいようしょようりょう)

個人が健康な生活を過ごすために必要とされる栄養素の基準。 生活活動強度により変わる。日本の大半の人は「やや低い」に該当する。 30〜49歳男性(やや低い)の場合は2250kcal。 30〜49歳女性(やや低い)の場合は1750kcal。

(こーでっくすきかく)

CODEX. コーデックス委員会による食品の安全性に関する規格。 消費者の健康保護、公正な食品貿易の確保が目的。

コーデックス委員会は1963年にWHOとFAOが設立した。

(さんかぼうしざい)

食品、化粧品等の酸化を防止する物質。

(しょくひんてんかぶつ)
(しょくもつせんい)

食物に含まれる繊維。代表的なものはセルロースに属する。

ヒトはセルロースを分解する酵素(セルラーゼ)を持たないため、 食べても未消化のまま排泄される。 便通促進、水分保持による排便促進作用がある。

不溶性と水溶性がある。

細菌の栄養となる。 水溶性の方が餌になりやすい。

不溶性は保水性が高く、水を吸収すると膨らむ。 穀類、野菜、豆、キノコに多い。

水溶性は水を含むとゲル状になる。 海藻、里いも、もち麦等に含まれる。 余分なコレステロールを排出する。

(たいしゃ)

食物を分解し、分解産物を利用する一連の生体反応のこと。

タンパク質代謝
身体を作るタンパク質が分解される、または食事から吸収される。 小腸アミノ酸ペプチドに分解され、輸送体を介して吸収される。 吸収後は遊離型アミノ酸に変えられて血中に入り、門脈を経て全身に送られる。

(とうしんせい)

タンパク質脂質(特にグリセロール)を分解して グルコースを得る新たに産生させる反応。 アミノ酸からの糖新生は主に肝臓でおこなわれるが、腎臓でもおこなわれる。

反応は質の分解の逆の反応をたどる。

甲状腺ホルモンは糖新生を亢進する。

(ひっすげんそ)

生体の維持に必要な元素。 無印は主要元素、(微量)は微量元素。

1水素
5ホウ素微量
6炭素
7窒素
8酸素
9フッ素微量
11ナトリウム
12マグネシウム
13アルミニウム微量
14ケイ素微量
15リン
16硫黄
17塩素
19カリウム
20カルシウム
23バナジウム微量
24クロム 微量
25マンガン 微量
26
27コバルト微量
28ニッケル微量
29 微量
30亜鉛 微量
33ヒ素 微量
34セレン 微量
42モリブデン微量
53ヨウ素 微量

(ひまん)

肥満症。体内で脂肪が増えて標準体重10%以上になったもの。 日本肥満学会ではBMI25以上を肥満と定義する。正常値は22。 主な原因は過食と運動不足だが、遺伝が原因の場合もある。

糖尿病高脂血症、冠動脈疾患、高血圧痛風を合併することが多い。

(みねらる)

生体を構成する元素のうち酸素、炭素、窒素、水素以外の 全ての元素のこと。 生体の総質量は約4%

(マクロミネラル)
カルシウム
リン
カリウム
硫黄
塩素
ナトリウム
マグネシウム
(ミクロミネラル)
亜鉛
マンガン
コバルト
クロム
モリブデン
ヨウ素
セレン

(めたぼりっくしんどろーむ)

内臓脂肪肥満を基盤として高脂血症、高血圧、高血糖が起こっている状態。 動脈硬化を引き起こす危険が高い。


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