栽培し調理して食用にする植物のこと。 スイカ、メロン、イチゴも本来は野菜に分類される。
イモは糖質が多いため通常野菜には含まれないが、 分類によっては野菜扱いになることもある。
イチゴ、メロン、スイカは果実または果実的野菜として扱われる。
タマネギに似ているがニンニクのような香りがある。
エシャレットは若採りのラッキョウで別の植物。
アオイ科の野菜。若いサヤが食用にされる。 原産はアフリカ北東部とされる。
産地は鹿児島県、高知県、沖縄県。
ウリ科の野菜。 中央アメリカ原産。
産地は初夏は鹿児島県、茨城県、夏から秋は北海道。 この期間以外は輸入物が多い。
野菜の中でも栄養価が高い。 カロテンやビタミンA,C,Eを含む。
収穫してから一週間ほど経つと甘くなる。 出荷されているものは1ヶ月から1ヶ月半経過したもの。
アブラナ科。ブロッコリーの突然変異とされる。 蕾が未分化で白い花蕾をつける。
食べる部分はつぼみの集合体(花蕾)。
花蕾は頭部のみにつくもの、頭部とわき芽の先につくものがある。
通常はゆでるが、生食も可能。
産地は熊本県、茨城県、愛知県。
アブラナ科の野菜。
空芯菜。ヒルガオ科の野菜。熱帯アジア原産。
茎の中は空洞、葉にはぬめりがある。
キク科の野菜。地中海原産。関西では菊菜と呼ばれる。
大葉種、中葉種、小葉種に分かれる。 旬は冬だが、通年出回る。
産地は千葉県、大阪府。
アクが少なく、生食も可能。
アブラナ科。中央アジア原産。 主に西日本で栽培されるが、東北でも固有の品種がある。
生ではアクが強いため、高菜漬けにして食べられることが多い。
ヒガンバナ科(APG分類)。旧ユリ科。
産地は北海道、佐賀、兵庫、愛知。
本州では秋まき。北海道では春まき。
日照時間が一定の長さになると肥大化が始まる。 また球の形成には冬季の低温経過が関係する。
北海道では14-14.5時間の日長で肥大開始する品種が使われる。
通常は乾燥させてから出荷される。 新タマネギは辛みが少ないが、乾燥させていないため痛みやすい。
ケルセチンを含む。
ナス科の植物。南アメリカ原産。 生食のほか、調味料の原料となる。
産地は熊本、北海道、茨城。
リコピンを含む。
未熟な実にはトマチンという毒性のある物質が含まれる。
身体を冷やす作用がある。
加熱用の生トマトは日本ではあまり出回らない。 缶詰だと容易に入手可能。
ナス科の一年草。インド原産。 日本各地域で多くの品種がみられる。 一代雑種が最も早く実用化された野菜。
産地は高知、熊本、群馬。
色はナスニン、ヒアシンというアントシアン色素による。 鉄、アルミニウムイオンと結合すると安定化するため、色づけをよくするために焼きミョウバンがよく使われる。
栽培では連作障害が起きやすい。ナス以外でもナス科の植物とは相性が悪い。
ユリ科の多年草。APG分類ではヒガンバナ科。 原産は不明だが、中国西部とされる。
主な産地は千葉県、茨城県、埼玉県。
関東では根深ネギ、関西では葉ネギが多く使われる。
根深ネギ
長ネギ、白ネギとも。
葉鞘が食べられる。
葉先が出てくるのに合わせて土寄せを行い、茎に光を当てないようにして栽培される。
葉ネギ
青ネギとも。葉身と葉鞘が食べられる。
寒さに弱いが、近年はハウス栽培によりつくられることもある。
アブラナ科。長野県特産。
根が肥大しないカブ。草丈は約1m。 霜、雪にあたるとやわらかくなり甘みが増すため、寒さにあててから収穫される。
漬物の原料となる。
アブラナ科の一、二年草。 中国原産。中国では大白菜、結球白菜と呼ばれる。
産地は茨城県、長野県、北海道等。
オランダゼリ。 セリ科の多年草。地中海原産。
全草に香りがある。プリン体が多い。
ナス科。トウガラシの一種。辛味がなく大型。 フランス語のpimentoが名前の由来とされる。
原産は中央アメリカ、南アメリカの熱帯地方。
産地は茨木健、宮崎県、高知県。
旬は夏。
アブラナ科。京都原産の野菜。京菜とも。 畑の畝の間に水を引いて栽培したことから名前がついた。
露地栽培では10-3月に収穫される。
セリ科。湿った土地や日陰に生える。日本原産。
ユリ科の野菜。新分類ではヒガンバナ科。 鱗茎の部分が食される。
甘酢漬けが一般的だが生食も可能。旬は春。
主な産地は鳥取、鹿児島、宮崎。
可食部100g当たりカロテン含量が600μg以上の野菜。
キク科の野菜。 一般的にはクリスプヘッド型の玉レタスをさす。