化合物


index skip allword source recent(rd) (no rd)
dicfile-mtime:2023/06/29(Thu) 18:18:08
dicfile-size:3477byte


化学 > 化合物

化合物

(かごうぶつ)

(いみん)

イミノC=NHをもつ化合物の総称。

塩基性。 アンモニアケトンまたはアルデヒドとの縮合反応で生ずる。 不安定で生じてもすみやかに加水分解されアンモニアとカルボニル化合物にもどる。

(かてこーる)

1,2-ベンゼンジオール、1,2-ジヒドロキシベンゼン、ピロカテキン、ブレンツカテキンとも。

C6H4(OH)2. ベンゼンの隣り合う二つの水素が水酸基に置換した化合物。 カテキュー(阿仙薬)の乾留の際に発見された。

無色の柱状結晶。

写真現像液等に用いられる。

生体内では酸化還元反応における水素供与体となる。

(きのん)

カルボニル化合物の一種。 芳香族炭化水素のベンゼン環に結合している水素原子2個をそれぞれ酸素原子で置換した化合物。

p-ベンゾキノン、o-ベンゾキノンを基本骨格とする。

キノン誘導体は動植物色素として分布する。

(きれーと)

錯化合物のうち、2座以上の多座配位子が配位して環をつくる化合物のこと。

キレートをつくる配位子はキレート剤と呼ばれる。

(くろまとぐらふぃー)

物質の大きさ、吸着力、電荷、質量、疎水性等の違いを利用し 物質を成分毎に分離する方法。 ギリシア語で「色を分ける」の意。

固定相と呼ばれる物質の表面または内部を移動相と呼ばれる物質が通過する際に 分離される。

(こっかくこうぞうしき)

炭素鎖を簡略化して、官能だけを明示した構造式のこと。

(さくたい)

中心の原子イオン(通常は金属イオン)のまわりに いくつかの原子、分子、イオン(配位子)が結合している化合物のこと。

イオンの場合は錯イオンと呼ばれる。

(しゅくごう)

化合物の2分子またはそれ以上の分子が反応し、 簡単な分子がとれて新しい化合物(縮合物)をつくる反応。

(ちかん)

分子内の原子や原子団が他の原子や原子団に置き換わる反応のこと。 飽和化合物に起こる反応。

例えばメタン塩素の混合気体に光を当てると メタンの水素原子が次々に塩素原子と置き換わり、塩素化合物ができる。

(ひどらじん)

N2H4. 窒素水素の化合物。

無水ヒドラジンは無色、発煙性油状液体。アンモニア臭がある。 空気中では発煙し、強く熱すると爆発する。水によく溶ける。

弱い塩基ヒドラジニウム塩をつくる。

1水和物 N2H4・H2O
無色、発煙性の液体。有毒。 ロケット推進剤、医薬品等に用いられる。

(ひゅっけるそく)

4n+2則。芳香族化合物の安定性に関する理論的法則。

(ふかはんのう)

不飽和結合が開いて他の原子や原子団が新たに結合する反応のこと。 付加反応による重合を付加重合と呼ぶ。

(ぽりあみん)

PA. 1分子中にアミノを2つ以上含む脂肪族化合物。 オルニチンメチオニンから生成される。

(るみのーる)

C6H7N3O2. この化合物のアルカリ水溶液を酸化剤で酸化すると青白く発する(化学ルミネセンス)。 の錯化合物はルミノールの発光を強めるため、痕の検出に利用される。


Generated by ldiary3.00beta t2h3_method 2008/09/28
Powerd by Ruby Ver 1.8.1