医学


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医学

(いがく)

英数

computedtomography. 生体にX線を照射し、透過データをもとに映像として表示する。 1972年にイギリスのG.N.ハンスフィールド、アメリカのA.M.コーマックが開発、 1974年にアメリカのEMI社が製品化した。

Glasgow Coma Scale.

1974年に発表された意識レベルの評価指標。

Eeye opening(開眼)
Vbest verbal response(最良言語機能)
Mbest motor response(最良運動反応)

合計点で重症度・緊急度を判断する。 点数が低いほど重症度・緊急度が高い。

International Classification of Diseases. 国際疾病分類。 疾病の統計をとる際に使われる世界共通コード。 WHOの疾病分類協力センターが発行。

Positron Emission Tomography. 陽電子放出断層撮影。

核医学検査の一種。FDG(放射性フッ素を付加したブドウ糖)を投与し、特殊カメラで撮影して分析する。 全身を一度に調べることが可能。

がん、アルツハイマー病、てんかん、心筋梗塞等の調査に用いられる。

(あーゆるぶぇーだ)

インド、スリランカ発祥の伝統医療。 長寿、若さを保つことを目的とした予防医学。

(いし)

医師法の適用を受け、病気の診療、治療にあたる人物のこと。 医師国家試験に合格した者に免許が与えられる。

(いしょく)

臓器を失ったり機能不全がある場合、別の固体から臓器を移植すること。 一卵性双生児以外では移植時に拒絶反応が起こるため、免疫抑制剤を用いて拒絶を抑制する。

現在は心臓移植、肝臓移植、腎臓移植が一般的。

(えくも)

Extracorporeal membrane oxygenation. 体外式膜型人工肺。

のかわりにガス交換を行う医療機器。 人工肺と血液ポンプで構成。

血液は体外に出され、機器により直接血液に酸素を与えられ二酸化炭素を除去、 そのあと体内に戻される。

(がっぺいしょう)

医療行為に伴って起きる好ましくない事態のこと。 軽いものは傷の感染、肺炎等。 外科手術の合併症には出血、感染、縫合不全等があり、重い場合は死亡することもある。

(かんごし)

看護を行うための国家資格。 看護学校、養成所等で3-4年の専門教育を受けたあと、試験に合格すると看護師となれる。 看護師の免許を得た場合、更に1年間の専門教育を受けると、保健師助産師になることが可能。

従来は性別により「看護婦」「看護士」と表記されていたが、 2001/12に保健師助産師看護師法案が成立、法的に「看護師」に統一された。

(かんさつい)

感染症、中毒、災害等で死亡した疑いのある死体、死因不明の死体等について 死因解明のため、検案、解剖をおこなう医師。 知事が任命する。

東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡で実施。

1949年の死体解剖保存法制定により制度施行。

(くけつたい)

静脈血の血流を止め、血管を怒張させるための器具。 静脈内注射、点滴、採血等で用いる。 ゴム管式(丸い)、ベルト式(帯状)がある。

(えびでんす)

evidence. 医学で特定の治療法が選択されることの科学的根拠のこと。 エビデンスに基づく医療はEBM(Evidence based medicine)と呼ばれる。

(さいけつ)

検査のために血管から血液を採取すること。

毛細血管血糖値測定
静脈 多量の血液が必要なとき
動脈 血液ガス分析、細菌の陽性率検査、医師が行う

一般的には肘正中皮静脈、橈側皮静脈から採取する。

(しかいし)

科を専門とする医師。歯科医師法の適用を受ける。

(しんりょうほうしゅう)

診療により医者、病院が受け取る報酬。

医療機関は1ヶ月に1回レセプトを書いて支払基金に提出し、 医療費の支払いを受ける。価格は診療報酬点数表による。

診療報酬価格は2年に1回、中央社会保健医療協議会で決められる。

(せいけん)

バイオプシー。 生体組織の一部を採取し、顕微鏡で検査する手法。

(せんし)

身体にを刺し、体内から体液や細胞を採取すること。

腰椎穿刺
腰椎椎間から腰椎部脊髄クモ膜下腔内に針を刺入し脊髄液を採取する。

胸腔穿刺
胸水を採取する。または治療のために胸水を排出し肺等への圧迫を取り除く。

腹腔穿刺
腹水を採取または排出する。薬液注入を行う場合もある。

骨髄穿刺
骨髄液を吸引し造血細胞の状態等を調べる。

(ぞうえいざい)

画像診断検査をわかりやすくするための薬剤。

CT、MRI検査の造影剤は静脈に注射される。 血管造影検査ではカテーテルで直接血管に注入する。

副作用が起こることがある。

(ぞうきいしょくほう)

「臓器の移植に関する法律」。 脳死者からの臓器の移植に関する

改正法

(ちゅうしゃ)

注射器を用いて物を注入する薬物投与方法。 医師法第17条で規定される医業にあたる。 採血も注射による。

皮下注射 皮下組織内に注入、リンパ管から吸収
皮内注射 真皮に注入
筋肉内注射筋肉内に注入、毛細血管から吸収
静脈内注射静脈内に注入
点滴静脈内注射末梢静脈内
動脈内注射 動脈内に注入

(ちゅうしゃはり)

注射器の筒先に接続する。 針先は角度がついており用途により角度は異なる。

皮下用レギュラーベベル(RB) 12度
筋肉用レギュラーベベル(RB) 14度
静脈用ショートベベル(SB) 18度

針の内径はケージ(G)であらわされ、内径が太いほどG値は小さくなる。 針の長さはインチで表示される。 使い捨てタイプは針基の色で太さが分かる。

(てんてき)

点滴静脈内注射の通称。 脱水、栄養補給、出血時の補給、治療薬持続投与に用いられる。

薬液は輸液セット、翼状針を使って体内に送られる。 流量は輸液セットのクレンメで調節される。

(とうよういがく)

漢方医学とも。 身体全体、自然治癒力を重視した医療。日本独特の名称。

治療は生薬、漢方等が用いられる。

(ないしきょう)

体内のいろいろな部位の観察や治療に用いる医療器具。 臓器、使用目的により種類がある。

(ふくくうきょう)

内視鏡の一種。 腹部の皮膚を小さく切開、挿入し処置をおこなう。 生検、肝臓がん胆嚢がんの診断、手術等に使用される。


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