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器官 消化器 >

(は)

口腔内に存在する器官。食物を噛み砕く役割を果たす。 永久歯は上下それぞれに16本、計32本存在する。 第3大臼歯がはえない場合は28本。

乳歯永久歯
切歯 4 4
犬歯 2 2
臼歯 410
1016

構造(外側より)

象牙質

セメント質

(えいきゅうし)

6歳頃から乳歯にかわって生えてくる大人の歯。 上下の顎で合わせて32本。

15〜16歳くらいでほぼ生えそろう。 20歳頃に大臼歯(智歯、親知らず)が生える。

(えなめるしつ)

歯のもっとも外側の部分。水晶に匹敵する硬さをもつ。 成分はカルシウムリン酸。 厚さは平均2-3mm。

酸に弱く、pH5.5を下回るとダメージを与える。

(きゅうし)

前歯が噛み切った食べ物をこまかくすりつぶすための歯。 数は片方の顎で乳歯で4本、永久歯で10本。

永久歯の前方からの名称

(けんし)

糸切り歯。食べ物を噛み切るための歯。

(しこう)

プラーク。口内の細菌が作り出す粘着質の物質。 うがいでは落ちない。虫歯や歯周病の原因となる。 放置すると硬くなり歯石に変化する。

(ししゅうえん)

歯肉炎が進行したもの。 歯肉溝に歯垢由来の細菌が停滞し、歯肉の辺縁が炎症を起こす症状。 膿がたまる。痛みはないことが多い。

進行すると歯周ポケットと呼ばれる空間ができ、 歯槽が溶けてが動くようになる。

歯周炎の発症しやすさは人により異なり、遺伝的要因もあるとされる。

(ししゅうびょう)

旧称は歯槽膿漏。 歯周組織の炎症。

(しせき)

歯垢が固まって石のように固くなったもの。 石灰化すると歯磨きでは除去できなくなる。

(しそうのうろう)

歯周病を参照。

(しにくえん)

の表面に付着した歯垢の中の細菌により歯肉に炎症が起きている状態。 歯肉溝に汚れがたまることが主な原因とされる。

薬の副作用やほかの病気が原因の場合もある。

初期は自覚症状がないため発症に気づきにくい。 炎症が強いと些細な刺激で出血する。

丁寧なブラッシング等で口内を清潔に保つことにより症状は改善するとされる。

悪化すると歯周炎に移行することがある。

(せっし)

門歯、前歯。上下顎の中央に左右2本ずつある歯。計8本。 食物を噛み切る。

(せんこうざい)

口内を洗浄する薬品。 口臭、虫歯、歯周病を予防する。

(ちかくかびん)

象牙質知覚過敏症。 虫歯や歯の神経の炎症等がないにもかかわらず、歯みがきや飲食時に歯に一過性の痛みを感じる症状。 歯に刺激が加わった時にあらわれ、1分以内に消失する。

外傷や酸で歯が溶けて象牙質が露出することにより起こる。 加齢で歯肉が下がると根元で象牙質が露出し、症状が出ることがある。

治療は硝酸カリウムを含む歯みがき剤の利用、 露出の封鎖処置、歯の神経の処置等。

(ちし)

親しらず、第3大臼歯。 20歳頃にはえてくる臼歯。 3割の人には生えてこない。

(にゅうし)

子供の歯。上下の顎を合わせて20本存在し、 6歳頃から永久歯に生え変わる。

(むしば)

正式名称はう蝕。 ミュータンス菌(緑色レンサ球菌)がつくりだすにより 歯の外側の部分が溶けていく病気。 初期は痛みはないが症状が進むと甘いものや水がしみるようになり、 更に進むと激しい痛みを感じたり、歯髄炎となる。

生まれたばかりの状態ではミュータンス菌は存在しない。 ほとんどは周囲の大人の口から唾液を通して感染する。


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