lymph. 毛細血管に吸収されない過剰な組織間液が 毛細リンパ管中で組織圧によりろ過されたもの。
組織液の約90%は血液に戻り、残りは毛細リンパ管からリンパ管に送られる。 最終的には静脈に入る。
成分は血漿とほぼ同じだがタンパク質は少ない。
左右下半身と左上半身のリンパを集める本幹のこと。 左静脈角に入る。
毛細リンパ管が合流し太くなったもの。 多くの弁をもち、太いものは数珠状に見える。
毛細リンパ管は単層の内皮細胞で構成。 毛細血管からしみでた組織間液を静脈系に戻す役割がある。
リンパ管は最終的にはリンパ本管となり静脈に流入する。 左右下半身と左上半身のリンパ管は胸管を本管として左静脈に流入する。 右上半身は右リンパ本管を経て右静脈角に流入する。
リンパ管のところどころに存在する節状の組織。 体幹と四肢の連結部付近に多く存在。ヒトでは300-600個存在する。
リンパ洞とリンパ小節で構成。病原菌をろ過する。 マクロファージ、リンパ球が存在する。
リンパ中の異物を補足して免疫に関与する。 要所に存在するリンパ節は所属リンパ節と呼ばれる。