アジア 歴史 > 日本
(にほん)
地質時代
(きゅうせっきじだい)
更新世に属する。
打製石器を使い、狩猟、漁労を生業とした。
(しんせっきじだい)
完新世に属する。
磨製石器を使っていた。
土器の製作、農業や牧畜等が行われていた。
日本では縄文時代にあたるが農業はほとんどおこなわれていなかった。
(じょうもんじだい)
1万2000年前からB.C.4世紀頃までの時代。約1万年続いた。
縄文の名前はこの時代に作られた縄目文様の土器に由来する。
新石器時代に属するのは誤りとされる。
土器が作られ始める。
温暖化により食料の確保が以前より容易となった。
土器、摩製石器、弓矢が使われていた。
器は石器、骨角器、木器等。住居は竪穴式。
狩猟、漁労が中心だったが原始的な農業がおこなわれていたという説もある。
財産の蓄積ができないため階級は存在しなかった。
(どき)
縄文時代、弥生時代につくられていた器。
土を素焼きしてつくられていた。
(やよいじだい)
B.C.3世紀からA.D.3世紀頃までの時代。
中国大陸から水田農業、金属器の文化が渡ってきた。
水田農業を開始し、金属器(青銅器、鉄器)、弥生土器が使用されていた。
織物も出現した。
住居は高床式が増えてくる。
また農業の開始により貧富の差が生じ階級、小国、戦争が発生した。
弥生の名は1884年に東京の弥生町(現文京区弥生)で
この様式の土器が見つかったことによる。
(こふんじだい)
300-593頃。
当時の日本は倭国と呼ばれていた。
邪馬台国の位置については諸説ある。
- 4世紀 ヤマト王権が生まれ、巨大古墳が作られた。
- 391 朝鮮の百済、新羅を破る
(こふん)
ヤマト王権による盛土の墓のこと。
支配者が富の象徴のためにつくったとされている。
仏教普及後は火葬が広まって衰退していった。
その後は古墳にかわり寺院が権力の象徴となっていった。
(あすかじだい)
- 603 冠位十二階を制定
- 604 憲法十七条を制定
- 607 小野妹子を隋に派遣(遣隋使)
- 630 第1回遣唐使
- 645 大化の改新、中大兄皇子らが蘇我入鹿を暗殺及び父を自殺させる
- 645 孝徳天皇即位、初の年号大化が定められる
- 646 改新の詔
- 667 近江国大津宮に遷都
- 668 中大兄皇子が即位、天智天皇(-671)
- 669 中臣鎌足死去、死後に藤原姓を与えられる
- 672 壬申の乱
- 694 藤原京を造営
- 701 大宝律令完成
- 707 元明天皇即位(-715)、新都造営開始
飛鳥文化
仏教が広まっていった。
また古墳にかわり寺院が建立された。
- 法興寺(飛鳥寺) 現存しない
- 法隆寺
- 仏像彫刻
- 絵画 玉虫厨子等
白鳳文化
大化の改新以降の文化。
(たいほうりつりょう)
古代日本の法典。
- 701 刑部親王、藤原不比等らにより完成
- 702 施行
(りつりょう)
中央集権制を法として成文化しようとしたもの。
律は現在の刑法、令はそれ以外の法にあたる。
(ならじだい)
710-794。
- 710 藤原京から平城京に遷都
- 712 東北に出羽国を設置
- 713 大隅国を設置
- 718 養老律令制定
- 723 三世一身法
- 724 多賀城を築城
- 733 秋田城を築城
- 735 天然痘が流行
- 743 墾田永年私財法
- 784 長岡京の造営を開始するが挫折
天平文化
729-749年の文化。
- 古事記(712)
- 風土記(713)
- 日本書紀(720)
- 万葉集(770頃)
(こじき)
日本に現存する最古の歴史書。3巻。
天地の始まりから推古天皇の時代までの皇室の歴史が記される。
天武天皇の命により製作開始され、元明天皇の時代(712)に献上された。
神話、伝説、歌謡、系譜等。
(にほんしょき)
720年に完成したとされる勅撰国史。
編者は舎人親王。他に紀清人、三宅藤麻呂等。
全30巻。
(なんぼくちょうじだい)
1336-1392。
- 1336 足利尊氏が京都に入る。後醍醐天皇を譲位させ、持明院統の光明天皇が即位
- 1336 後醍醐天皇が吉野に逃れ、南朝政権をたてる
- 1339 後醍醐天皇死去、後村上天皇が即位、皇居を賀名生に移す
(しゅごだいみょう)
守護が地元との関係を深め、その国の国人や地侍を家臣とし
主従関係を結んで成立したもの。
荘園を侵略して勢力を強めた。
(にんじゃ)
敵地に入り、密偵、諜報活動、暗殺等を行う者。
忍術を使う。
史料では南北朝以後に存在が確認され、大名、領主に仕えた。
荘園制支配に抵抗した悪党が起源とされる。
忍者と呼ばれるようになったのは昭和30年代になってから。
(あづちももやまじだい)
1573-1603。
- 1575 長篠の戦い、武田勝頼を大敗させる
- 1576 織田信長が安土城を築く
- 1582 本能寺の変、織田信長が家臣明智信秀に襲われ自殺
- 1582 山崎の戦い、羽柴秀吉が明智光秀を破る
- 1583 大坂城の建設に着手
- 1585 秀吉が正親町天皇より関白に任命される
- 1586 秀吉が後陽成天皇より太政大臣に任命され、朝廷から豊臣姓を与えられる
- 1590 伊達政宗の奥州を制定、豊臣秀吉が天下統一
- 1592 朝鮮出兵
- 1592 朱印船貿易を開始
- 1598 秀吉死去
- 1600 関ヶ原の戦い
桃山文化
- 城郭建築 安土城、大坂城、伏見城、姫路城(白鷺城)
(めいじじたい)
1868-1912。
- 1871 廃藩置県を断行
- 1889 大日本帝国憲法を発布
- 1894 清と日清戦争(-1895)
- 1895 下関条約、遼東半島を得るが三国干渉により返還
(たいしょうじだい)
1912-1926。
(しょうわじだい)
1926-1989。
- 1931 満州事変
- 1932 満州国を建国
- 1933 国際連盟を脱退
- 1933 塘沽停戦協定
- 1937 日中戦争(-1945)
- 1939 第二次世界大戦
- 1941 真珠湾攻撃、太平洋戦争(-1945)
- 1945 敗北
(にっちゅうせんそう)
1937-1941(1945).
- 1937/7 盧溝橋事件
- 1937/8 第二次上海事変
- 1937/12 中国が首都を重慶に移転
- 1937/12 日本が南京を占領
(まんしゅう)
満州国。
満州事変により中国で形成した国家。実態は日本の傀儡国家。
現在の中国の遼寧、吉林、黒竜江にあたる地域。
のちに内蒙古の熱河省も加えた。
首都は新京(長春を改称)。
清朝最後の皇帝、宣統帝溥儀を執政にたてた。
- 1932 満州国樹立を宣言
- 1934 帝政、満州帝国となる
- 1945 日本敗戦に伴い崩壊
(まんしゅうじへん)
1931年に柳条湖事件から始まった日中の軍事衝突。
- 1931 関東軍が満州全域を占領
- 1931 若槻内閣総辞職
- 1932 中国本土で上海事変
- 1932/3 満州国を建国
国連はリットン調査団を派遣、満州国を認めなかったため、
日本は1933年に国連を脱退した。
(ろこうきょうじけん)
1937/7/7.
盧溝橋一帯での日本、中国の軍事衝突のこと。
日中戦争の発端となった。
当初の名称は北支事変。中国での名称は七七事変。
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