地球の年齢46億年のうち地殻ができてから現在までの約40億年のこと。
5回の大量絶滅が起きている。
新生代 |
中生代 |
古生代 |
先カンブリア代 |
「代」「紀」の区分は化石として発見される動物相の違いによる。 代の区分は大量絶滅による。
4億4400万年前 | オルドビス紀末 | O-S境界 | 85%の生物が絶滅 |
3億7400万年前 | デボン紀後期 | F-F境界 | 82%の生物が絶滅 |
2億5100万年前 | ペルム紀末 | P-T境界 | 90-95%の生物が絶滅 |
1億9960万年前 | 三畳紀末 | T-J境界 | 76%の生物が絶滅 |
6550万年前 | 白亜紀末 | K-Pg境界 | 70%の生物が絶滅 |
(新しい時代から)
新生代 | 第四紀 | 完新世(沖積世) |
更新世(洪積世) | ||
新第三紀 | 鮮新世 | |
中新世 | ||
古第三紀 | 漸新世 | |
始新世 | ||
暁新世 | ||
中生代 | 白亜紀 | |
ジュラ紀 | ||
三畳紀(トリアス紀) | ||
古生代 | ペルム紀(二畳紀) | |
石炭紀 | ||
デボン紀 | ||
シルル紀 | ||
オルドビス紀 | ||
カンブリア紀 | ||
先カンブリア代 | 原生代 | |
始生代(太古代) | ||
冥王代 |
動物の死骸が堆積した地層の内部で石化しているもの。 生物の硬い部分が堆積物の中の鉱物により一層硬くなって起こる。
地層が堆積した当時の環境を推定できる化石を示相化石と呼ぶ。 年代が分かる化石は示準化石と呼ぶ。
主な示準化石
古生代 | 三葉虫 |
中生代 | アンモナイト、恐竜 |
マグマ活動の低下、海流の分断、極付近への大陸の形成等により寒冷化が進んでいった。
(260万年前〜現在)
1万年前-現在。 更新世の最後の氷期が終わった頃からの時代で 地球の温暖化が始まった。
大陸氷河が融けたため海面は約5m上昇した。
260万年-1万年前。 旧石器時代とほぼ同一の年代。
氷河時代に相当する時代で、氷期と間氷期を繰り返した。 人類の歴史では旧石器時代にあたる。
旧区分で、現在は古第三紀、新第三紀に分かれている。
(6400万年前〜260万年前)
新第三紀の後半。 約533万3000年前から約258万年前。
気候は温暖だが後半は寒冷となっていった。 アウストラロピテクスはこの時代に存在していた。
新第三紀の前半。 2400万年前から533万3000年前。 気候は温暖。アルプス造山運動の最盛期。
古第三紀の後半。 約3800万年前から約2400万年前。
海退期にあたり、この時代の地層は欠如していることが多い。
古第三紀の中盤。 約5500万年前から3800万年前。
示準化石は大型有孔虫類。 原始的な哺乳類が発展した。
気候は非常に温暖、終盤から南極大陸に氷河の形成がみられる。
古第三紀の最初の世。 約6600万年前から約5600万年前。
中生代型の化石はみられず、有孔虫類等がみられる。 哺乳類が発展を始めた。 植物は被子植物が発展した。
超大陸の分裂によりマグマ活動が活発で現在よりかなり温暖だったと推測されている。
(1.45億〜6500万年前)
二大陸が現行の大陸の形に分裂を始める。 比較的温暖な気候で陸上では恐竜が繁栄。 植物は被子植物が繁栄。
終わり頃に5回目の大量絶滅が起こり恐竜が絶滅、原因は隕石衝突説が主流。
(2.00億〜1.45億年前)
(2.51億〜2.00億年前)
(2.97億-2.51億年前)
大陸はパンゲアと呼ばれる一つの大陸になる。
陸では巨大な両生類、爬虫類が生息していた。 海では三葉虫、オウムガイ等が存在。 また巨大昆虫が出現。
酸素濃度が高い時代で、約30%あったとされる。
植物はシダ植物が優占種だった。
火山噴火により気候が寒冷化、第3回目の大量絶滅が起こる。 歴史上最大の絶滅とされ、陸上の動植物はほぼ消滅、海洋生物の9割が絶えた。
(3.59億-2.97億年前)
シダ植物や裸子植物の森林が発達、これらの死骸はのちの石炭になった。 爬虫類が登場。
(4.16億-3.59億年前)
(4.44〜4.16億年前)
(4.88億〜4.44億年前)
腕足動物と軟体動物が繁栄。 終わり頃に南方大陸に氷河が形成、海水面が50m低下し全動物の約75%が絶滅した。
(5.42億〜4.88億年前)
先カンブリア代との境目にあたる5.5億年前を境に化石の数と種類が爆発的に増えており、 カンブリア爆発と呼ばれる。
末期に大量絶滅が発生した。原因は不明。
氷期を参照。
寒冷な気候により地球の広い地域で氷河が発達する時代。
何回かの氷河時代があったが、通常は新生代第四紀のものをさす。 少なくとも6回の氷期があった。
大陸に厚い氷床が発達するため海水面が低下する。