道具、火、言語を使う。 言語の発生に伴い記憶力が生まれ、思考能力が進歩した。
人類の起源はアフリカ大陸とされる。 1000万から700万年前にチンパンジーと猿人が分岐したとされる。
現在地球上で生き残っているのはホモ・サピエンスのみ。 ホモ属の人類は複数種が共存していた。
地質時代 | 利器 | 時期 | |
旧石器時代 | 更新世 | 打製石器 | 人類出現-約1万年前 |
中石器時代 | 更新世 | 磨製石器 | 約1万年前- |
新石器時代 | 完新世 | 磨製石斧、土器 | 原子農耕文化があらわれた時期 |
青銅器時代 | 完新世 | 青銅器 | |
鉄器時代 | 完新世 | 鉄器 |
ヒト科の絶滅した一属。 1924年に南アフリカで初めて発見された。
猿人の一種。 エチオピアのアファールとタンザニアのラエトリで発掘された。
アウストラロピテクスの中で最も古い段階にあるとされる。
アファールで発掘されたルーシーと呼ばれる女性骨格はこの種に属する。
1974年に完全な骨格で発見され、 約320万年前の若い女性だったことからルーシーと名づけられた。
アウストラロピテクス群。 ヒト属以前の人類の属を合わせたもの。
約700万年前に出現。脳容量はチンパンジーと同じ、現代人の半分以下。 直立二足歩行をし、草原の生活に最初に適応したヒト類とされる。 礫石器を使用していた。
ネアンデルタール人群。 約60万年前に出現。
ホモ・エレクトス群。 ホモ・エレクトスとそれに近縁のヒト族の絶滅種群のこと。 約240万年前に出現。
言語を話していた。火を使用。 頭蓋の大きさは現代人の2/3で現代人2-3歳の幼児に匹敵する。
北京原人(シナントロプス=ペキネンシス)
1927年に北京郊外の周周口店で発見。
ジャワ原人(ピテカントロプス=エレクトゥス)
1891年にジャワ島で発見。
現生人類。現代人の子孫とされるが現存していない。 約16万年前にアフリカに出現したとされ、その後世界各地に進出。
精巧な骨角器を使用していた。 アメリカ大陸、オーストラリアに進出。
ホモ・ネアンデルターレンシス。 Homo neanderthalencis.
50万年前から2万8000年前の間に ヨーロッパ、アジアに分布していた人類。
絶滅の原因はホモ・サピエンスに駆逐されたためと考えられている。 1856年にドイツのネアンデル渓谷の洞窟で初めて化石が発見された。
火と中期旧石器を用いる。毛皮を着用し狩猟採集をおこなった。
人類の社会的、文化的側面の研究を行う学問。 未開社会が主な研究対象で、フィールドワークにより得た記録をもとに比較研究される。
1904-1980. イギリスの文化人類学者。
1858-1942. アメリカの文化人類学者。ドイツ生まれ。
Homo erectus. アフリカで約160万年前に出現した人類。約25万年前に絶滅。 アフリカ外に進出した最初の人類。
Homo sapiens. 現在地球上で生き残っている唯一の人類。 20万年前に出現、7万-6万年前にアフリカから広がっていった。 学名はリンネが決定、「賢いヒト」の意。
旧人と比べると複雑な声を出すことができる。
1908-2009. フランスの文化人類学者。構造主義者。