日本の象徴的存在。 大日本帝国憲法では国の元首、主権者だった。 日本国憲法では主権者から象徴にかわった。
旧憲法では多くの権限を持っていたが、新憲法では国政に関して自らの意思ではたらきかけることは禁止され、 形式的、儀礼的な国事に関する行為(憲法第6条の任命権と第7条)が内閣の助言と承認のもとに認められるだけになった。
第7条の国事行為
前660-585 | 1 | 神武天皇 |
1846-1866 | 121 | 孝明天皇 |
1867-1912 | 122 | 明治天皇 |
1912-1926 | 123 | 大正天皇 |
1926-1989 | 124 | 昭和天皇 |
1989-2019 | 125 | 上皇陛下 |
2019- | 126 | 今上天皇(きんじょう) |
上皇の執政を常態とする政治。
1086年に譲位した白河上皇から始まった。
天皇を補佐し、政務を行う重職。 天皇が成人の場合に置かれる。
平安時代884年に藤原基経がおこなったのが最初。
天皇の一族。
姓を与えられて臣籍に下った皇族は賜姓皇族と呼ばれた。
天皇が皇族、貴族、武士等の功績にたいし姓を賜うこと。 天武天皇の時代に始まった。
太上(だいじょう)天皇の略。天皇が位を退いてからの尊称。 または明仁天皇の退位後の称号。
天皇が幼少または女帝の際に代わって政治を行うこと。またはその職のこと。
古代から近世における天皇の政庁のこと。 鎌倉時代以降は幕府のことを示す語として使われた。
太上法皇の略。出家した上皇のこと。 平安時代の宇多天皇が最初とされる。
院政期の白河、鳥羽、後白河天皇は法皇として院政をおこなった。