index skip allword source recent(rd) (no rd)
dicfile-mtime:2024/09/11(Wed) 18:26:40
dicfile-size:6689byte


電気 >

(おと)

sound / noise. 音波。を伝える疎密波(縦波)。音源が振動すると発生する。 音源が振動すると空気に圧力の変化(振動)が生じて伝わっていく。

音の三要素

その他

英数

(Aとくせい)

ヒトが聴覚可能な範囲の周波数に重みづけをしたもの。 ヒトの耳の感度は1000Hz前後が最も高いとされるため、これを考慮して重みづけされている。

測定値はLAという単位によりあらわされる。

JIS C 1502-1990 普通騒音計にも定められる。

デシベルを参照。

ノイズ・リダクション・レイティング。騒音減衰指数。 騒音の減衰をあらわす指標。 アメリカ環境保護庁が定める防音保護具等の遮音性能を示す値。 単位はdB。

イヤーマフ等を現場で使用する場合、80-84.9dBに収めるのが適切とされる。 現場騒音が115dBの場合、NRR31dBのイヤーマフを使用すると、 115-31 = 84dBで適正となる。

ソーン。 の大きさをあらわす単位。 1kHz40dBの音を、1soneとする。

(うなり)

振動数がわずかに違う2つの音を同時に鳴らすと 一定の間隔で音が大きくなったり小さくなったりする現象。

音の振動数が違うと時間がたつにつれて位相が少しずつずれていく。 逆位相になると音は弱めあうようになり、一瞬聞こえなくなる。 更にずれると再び強めあうようになり、音は大きく聴こえてくるようになる。 これが周期的に繰り返されてうなりとなる。

(おとのたかさ)

周波数の違いにより生じる。 ヒトがで聞ける周波数範囲は20-20000kHzとされる。 年をとるほど範囲は狭くなる。

周波数(Hz)
電話の時報500(低音) 1000(高音)
NHKの時報 440(低音) 880(高音)
ラの音 440

ラの音は1オクターブ上がると2倍(440Hz→880Hz)になる。

(おんあつ)

音の大きさをあらわす数値。単位はデシベル

音圧は距離の対数に比例して小さくなっていく。

距離(m)減衰量(dB)
1 0
2 6
412
514
1020
2026
5034
10040

(おんそく)

音の速度。通常は気温15度の値(340.5m/s→340m/s)を元にしている。

媒質による速さの違いは固体>液体>気体となる。 たとえばの場合は空気中より約15倍速度が速くなる。

(かちょうおん)

ヒトが聴くことのできる音のこと。 振動数は約20-20000Hz。 これより振動が大きい音は超音波と呼ばれる。

(きゅうおん)

防音方法の一つ。音を吸収することにより透過を防いだり、室内での反響を抑える。

細かい穴がたくさんある素材がよく使われる。穴の中に音を取り込み、その中で拡散させて吸収させる。

(きょうしん)

物体に外部から音が伝わるとき、 物体の基準振動と外部の音の振動数が等しいと最も大きく発音する現象。

共鳴と同義。 英語ではどちらもresonanceで区別はされない。

(きょうめい)

物体に外部から音が伝わるとき、 物体の基準振動と外部の音の振動数が等しいと最も大きく発音する現象。

共鳴と共振は同義だが、共鳴は音の分野で用いられる。 英語ではどちらもresonanceで区別はされない。

(しゃおん)

防音方法の一つ。音を跳ね返すことにより遮断する。

密度の高いもの、質量のあるものほど性能が高い。

遮音等級

(そうおん)

好ましくない音のこと。公害の一種。 騒音量はデシベルであらわされる。 工場、建築工事、自動車鉄道航空機、近隣騒音等に分類される。

騒音レベルは騒音計で測定したもの。 単位はdB(A)、dB(C)。

85dB以上が騒音として扱われる。 日常生活で望ましいレベルは40-60dBとされる。

一例

110さけび声(30cm) クラクション
100非常にやかましい
90どなり声
80電話が聴こえない
70大声で会話 交通量の多い道路
60普通の会話
50 静かな事務室
40
30非常に静か
20ささやき声

(そうおんすぺくとる)

騒音を各周波数帯の中心周波数にて測定したもの。

(そなー)

sound navigation and ranging. 音波を利用して水中の物体の方向と距離を感知する装置。

アクティブソナー
物体を音波を発射し、反射音を受信する。

パッシブソナー
船等が水中に出した音を探知する。

(ちょうおんぱ)

20000Hz以上の音波のこと。ヒトのでは聴こえない。

波長が短いため指向性がある。 超音波測深、超音波探傷に使われる。

(でしべる)

dB. 増幅度、音の強さ、電圧、電力を表す単位。接頭語付SI併用単位。 デシベルの「デシ」は1/10を表す接頭語。

日常生活での望ましい音のレベルは40-60dBとされる。

10-12W/m2である音波I0を標準として他の音波の強さを表す。

ある音波の強さがIW/m2とすると、10log10I/I0がデシベルになる。

10-10W/m2の強さの音波は20デシベルとなる。

(とうかそんしつ)

TL. 音響透過損失とも。 壁、床等の遮音性能をあらわす値。記号はdB。

入射音にたいし透過音が1/10のときは10dB、1/100のときは20dBとなる。

値が大きいほど性能が高い。

(とうらうどねすきょくせん)

ラウドネスと音圧レベルを表した曲線。

(どっぷらーこうか)

波源が動くことにより、そのの振動数が大きくまたは小さく観測される現象。 音以外にもでも観測される。

(ねいろ)

音の三要素の一つ。音の高さが同じでも発音体によっては差が生じ、 特有の音として感じ取れる。

(ばいおん)

基本の音の整数倍の周波数をもつ音のこと。

(へいさおん)

破裂音とも。 口腔内の呼気の通り道を一時的にふさぎ、 ただちに破裂させて音を出す方法。

(ほん)

音の大きさの単位。現在は使われていない。 1デシベル = 1ホンとなる。

(まさつおん)

から呼気が声門、咽頭、口腔内の調音器官のどこかで 狭められて生じる音。

(らうどねす)

人間がで感じるの大きさのこと。 テレビ放送では番組とCMの音量差補正のために使われている。


Generated by ldiary3.00beta t2h3_method 2008/09/28
Powerd by Ruby Ver 1.8.1