音響


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音響

(おんきょう)

英数

A

Advanced Audio Distribution Profile. Bluetoothのプロファイルの1つ。 接続する機器が同じA2DPに対応している場合に利用できる。

コーデックSBCが必須。

コーデック

Appleが開発した音声ファイルフォーマット。 非圧縮。 メタ情報埋め込み可能。

Bluetoothのワイヤレス通信で用いられる音声コーデック

aptX Low LatencyはaptXより遅延を低下させたもの。 Bluetoothスピーカー、ポータブルアンプで採用されている。

Audio/Video Remote Control Profile. Bluetoothのプロファイルの1つ。 リモコンから本体を制御する場合に使用される。

B

数m程度の無線による機器接続に使われる技術。 IEEE 802.15.1として標準化されている。 名前の由来はノルウェーデンマークを統合した王による。

1994年にスウェーデンのエリクソン社が開発、 IEEE 802.15.1として標準化されている。 使用周波数は2.45GHz帯。最大速度は24Mbps。 帯域幅は1MHz、変調はGFSK、79チャンネルの周波数ホッピング拡散を用いている。 Wi-Fi(2.4GHz)と周波数帯域が同じなので干渉する場合がある。

有効範囲は約10m以内。

3.0以前(クラシック)と4.0以降(LE)は互換性がない。 3.0以前は近距離デバイスの接続に用いられる。

Bluetooth 3.0まで
Bluetooth SMART LEのみ
Bluetooth SMART READY3.0とLED両対応

Class設定があり、Classにより出力や距離が変わる。

採用機器

プロファイル

通信はピコネットという単位で行われる。 ピコネットは1台のマスターと最大7台のスレーブで構成。 マスターとして動作しているノードが他ピコネットのスレーブとして動作することも許容している(スキャッターネット)。

C

Cellular Telephone Industry Association. 4極プラグの規格の一つ。

一般的なスマホで使われる。

OMTPと比べると3,4が入れ替わっている。

D

Differential Pulse Code Modulation. 差分パルス符号変調。

隣接する信号の差分信号を量子化する方式。

Direct Stream Digital. SACDで採用されるデジタル信号の変換方式。 サンプリング周波数は2.8224MHz。 変調はパルス密度変調(PDM)。1ビットのパルスの粗密であらわす。

○MHz/1bitという形式で表現されることが多い。 SACDの場合は、2.8MHz/1bitとなる。

ハイレゾ用のデータファイルとして使われることも増えてきている。

あとからの編集が困難なため、音楽製作現場ではあまり用いられない。

ネイティブ
DSDデータをそのまま再生する。対応ハードウェアが必要。 USB経由で再生する場合は下記の2通りがある。

PCM変換
PCMに変換する。WAVとほぼ同じデータになるとされる。


よく使われるフォーマット

DSD64 2.8224MHz
DSD128 5.6448MHz
DSD25611.2896MHz

2007年にDSDディスク規格が策定。 DSD録音データがメディアに記録できるようになった。

DVD-R等のルートに「DSD_DISC」フォルダをつくり、 その中にDSFファイルを配置すると作成できる。

再生には対応プレーヤーが必要。

F

Free Lossless Audio Codec. フリーの音声フォーマット。可逆圧縮方式。 拡張子はFLACまたはFLA。

L

PCMの一種。固定電話に用いられる。 振幅を対数変換、変換後の音声を一様で量子化する。

大振幅部分は粗く量子化される。

量子化はともに8ビット。

Open Mobile Terminal Platform. イヤホンプラグ(フォーンプラグ)の規格の一つ。4極。 3極にMICを追加したもの。

旧型のXperia、海外のスマホで使われる。

P

Pulse Code Modulation.パルスコード変調。 アナログ信号をデジタル信号に変換、符号化して信号を読み出す方式の総称。 シャノンの情報理論を原理とする。

アナログ信号を一定の間隔で取り出し(標本化)、量子化、符号化を経て デジタル信号に変換する。

サンプリング周波数(単位kHz)で一定時間ごとに分割される。 振幅の大きさは量子化ビット数による。

R

Recording Industry Association of America. アメリカレコード工業会。 1952年にレコードの標準化のために設立。 1954年にRIAAカーブを制定。

S

Subband Codec. A2DPプロファイルの標準コーデック。 Bluetooth機器が標準で使用する。

伝送量は328kbps。

信号(S)とノイズ(N)の比率。デジベル(dB)で表示。 高いほど雑音が少ない。

Tip Ring Sleeve. ステレオフォーンプラグ端子の別名。

ステレオ信号のアンバランス接続、 モノラル信号のバランス接続に使われる。

Tip Sleeve. モノラルフォーンプラグ端子の別名。 TRSからリングを抜いたもの。

L

ソニーが2015年1月に発表したBluetoothA2DPのコーデック。 伝送量は990kbps。

Low Frequency Effect. サラウンドシステムの低音用のチャンネル。 システムでは*.1と二番目の数字で表現される。 20-120Hz。

M

Musical Instrument Digital Interface. 演奏情報の統一規格。 音の高さ、大きさ、長さ、音色、効果をデータ化したもの。 MIDI搭載の電子楽器を演奏すると、MIDI OUT端子から演奏情報が出力される。

GS
ローランドのフォーマット。 1991年策定。

GM
General MIDI System Level 1.1991年策定。 GSよりも後に策定。

XG GMをもとにヤマハが拡張したフォーマット。 GMとはある程度互換性がある。1994年策定。

GM2
General MIDI System Level 2. 1999年に策定。

Meridian Lossless Packing. ドルビーイギリスのメリディアン社が共同開発したロスレスの音声フォーマット。 DVD-Audioに採用されていた。24bit/192kHz。

ドルビーTrueHDにはMLPの技術が使われている。

アメリカのGracenote社が運用するデジタルミュージック認識サービス。 データから曲名やアーティスト名等の情報を判別する。

Master Quality Authenticated. メリディアン・オーディオ社が開発した配信用フォーマット。 ハイレゾ音源をCD並のサイズにロスレス圧縮する。 2018年現在はMQA社が技術を管理している。

X

キャノンコネクタ。 アメリカキャノン社が開発したコネクタ。 マイク等の接続に使われる。COLD端子がある。

シールド付でノイズを低減する。 端子はGND、HOT、COLD等。

メスが機器側、オスがケーブル側。

(きゃのんこねくた)

XLRを参照。

(さんぷりんぐしゅうはすう)

サンプリングレートとも。 1秒間の音の信号をいくつに分割するかを表す数値。 この数が大きいほど音質は良くなる。

CDでは44.1kHz/16bit。 この場合は、1秒間の音の信号を44100に分割、変換する。

後の値のビット数は量子化ビットと呼ばれ、音の大小の幅を定める。

ハイレゾは96kHz以上。

(kHz)
32
44.1 CD(16) DVD-Audio
48 BD DVD-Audio DVD-Video
88.2 DVD-Audio
96 BD DVD-Audio DVD-Video
176.4 DVD-Audio
192 BD DVD-Audio

bit

16CD DVD
20DVD
24DVD

(じったー)

電気信号の時間的ゆらぎのこと。 パルス回路内の雑音等が原因になる。

(すてれおみにぷらぐ)

音声出力用の端子。 ミニプラグのステレオ仕様。ピンの太さは3.5mm。

ポータブルオーディオでよく使用されている。

(だいなみっくれんじ)

信号の最小値、最大値の幅のこと。

(どるびーのいずりだくしょん)

Dolby NR. レコード、アナログカセットテープのヒスノイズを低減するための処理。

A-Type
入力信号レベルが低い場合に適用される。 20Hz-20kHzを4分割し、各帯域で圧縮伸張を行う。 業務機器用。

B-Type
1968年に開発。 入力信号レベルが低い場合に適用される。 帯域スライディング方式を採用。 民生機器用。

C-Type
B-Typeの発展型。

SR-Type
Spectral Recording.業務用。1987年に開発。

S-Type
SR-Typeの民生用。

(ばいのーらる)

ヘッドホンで聴くことを想定した録音方法。 人の耳に近い条件で録音するため、再生時に高い臨場感を得ることができる。

録音には通常ダミーヘッドを用いる。

(はいれぞ)

CDを超える情報量を持つ高音質音源のこと。 CDの約3-6.5倍の情報量を持つ。形式はWAV、FLACDSD等。

サンプリング周波数は48kHz以上、量子化ビット数は24ビット以上。 音楽データはインターネットより入手し、パソコン等を経由して再生する。 再生には対応プレイヤーが必要。

(はうりんぐ)

スピーカーの音をマイクがひろってアンプで増幅される現象。 繰り返されることにより、ノイズの原因となる。

(びっとすとりーむ)

圧縮された音声をそのまま出力し、 アンプリニアPCMにデコードする方式。

(びっとれーと)

1秒間に送受信できるビット数のこと。 または音声1秒分に相当するデータサイズのこと。単位はbps。

サンプリング周波数×量子化ビット数×チャンネル数により決まる。

値が大きくなるほど音質が良くなるが、ファイルサイズが大きくなる。

ビットレート
CD1411.2kbps 44.1kHz * 16bit * 2ch

(ひょうじゅんぷらぐ)

音声出力用の端子。ピンの太さは6.35mm。

据置型オーディオでよく使用されている。

(ふぉーんぷらぐ)

オーディオ機器、ヘッドホンに使われるプラグ。 一般的には2極(モノラル)と3極(ステレオ)が使われる。

6.3mm(1/4インチ)標準サイズ
4.4mm
3.5mmミニサイズ
2.5mmミニミニサイズ

(みにぷらぐ)

フォーンプラグのサイズ3.5mmのものの通称。 モノラルとステレオがある。

(りにあPCM)

LPCM. PCMの一種。非圧縮音声形式。リニアは非圧縮の意。 通常PCMというとリニアPCMをさすことが多い。 CDの音はリニアPCMで記録されている。

量子化ビット数は24。 サンプリング周波数48-192kHz。

3段階で変換する。

レコーダー、プレーヤーのリニアPCM出力は、 圧縮された音声をレコーダー、プレーヤーが リニアPCMにデコードした上でアンプに出力する。

(りょうしかびっとすう)

アナログ、デジタル信号変換の際に 信号を何段階の数値で表現するかを示す値。

8ビット256
16ビット65536
24ビット16777216

DATは48kHz、16bit。

16bitを24bitにすると表現できるの細かさは256倍になる。

32bitフロートは24bitに8bitの指数乗数を加えたもの。 フロートの場合はゲインを上げても劣化しにくい。

(ろすれす)

可逆圧縮のこと。

(わうふらった)

回転機構部分の回転ムラをあらわしたもの。 ワウ(遅い周期)、フラッタ(早い周期)。速度変動率の実効値であらわす。


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