物質の三態 > 液体
liquid. 粒子が規則正しい配列をしないで互いの位置が自由に置き換えられるように集合している状態。 一定の体積はもつが、決まった形はもたない。 溶解すると液体は必ず透明な状態(光を通す状態)になる。
半透膜を水等の溶媒分子が通過する現象。 濃度の異なる溶液の場合、薄いほうから濃いほうへと溶媒粒子がしみこんでいく。
水(溶媒)と溶液を半透膜で隔てたとき、 溶液側に適当な圧力を加えると水の浸透が止まる。 このときの圧力のこと。
溶質に水分子が周りを取り囲むように結合する現象。
イオンが溶けている水溶液から水を蒸発させると結晶があらわれるが、 このときに水分子と結合したままで結晶することがあり、そのときに生じる。
ある物質の溶ける限度をあらわした値を溶解度と呼ぶ。
固体の溶解度は溶媒100gに溶けることのできる溶質の質量(g)であらわすことが多い。 溶解度は温度が高くなるほど大きくなる。
気体の溶解度は溶媒に接している気体の圧力が1013hPa(1atm)のとき、 1Lの溶媒に溶けた気体の体積を標準状態(0度、1013hPa)に換算した値で示したり、 質量で示したりすることが多い。 また、気体の溶解度は圧力に比例する。