解像度(ピクセル) | アスペクト比 | メディア | |
SDTV | 720× 480他 | 4:3/16:9 | 地上アナログ、DVD |
2K HDTV | 1920×1080他 | 16:9 | 地上デジタル、BS/CS、BD |
4K UHDTV | 3840×2160 | 16:9 | 4K TV、UHDBD |
8K UHDTV | 7680×4320 | 16:9 | |
DCI 4K | 4096×2160 | 1.90:1 | デジタルシネマ用 |
規格
解像度 | |
ITU-R BT.601 | |
ITU-R BT.709 | フルHD |
ITU-R BT.2020 | 4K、8K |
ITU-R BT.2100 | 4K、8K |
動画の撮影方式、解像度の一つ。 毎秒24フレームのプログレッシブ。
映画は24pで撮影されている。
フルハイビジョン、フルHD。解像度は1920×1080ピクセルだが、 1440×1080ピクセルで2Kを称している場合もある。
BSはかつては1920x1080だったが、4K放送の帯域の関係で 2018年以降は1440x1080になっている。
4K UHDとDCI 4K、二つの規格があるが通常は4K UHDをさす。
横3840×縦2160ピクセル前後の高解像度の映像・表示技術。Kはキロの頭文字。 フルHD(1920×1080 2K)の約4倍の画素数をもつ。
使用帯域は2224-3224MHz。プログレッシブ方式。 色域の規格はBT.2020。輝度階調は各色10ビット(1024)。 HLGを採用。
フレームレートは30、50、60、100、120Hz。 29.97、59.94、119.88Hzにも対応。
2013年のInternational CESでITUにより策定。 かつてはQuad HD、QFHDとも呼ばれていた。
放送業者
110度CS
利用には3224MHzに対応したアンテナ、チューナー、受信機器が必要になる。
横7680×縦4320ピクセル前後の高解像度の映像・表示技術のこと。 Kはキロの頭文字。 フルHD(1920×1080 2K)の約16倍の画素数をもつ。
解像度以外は4Kと同じ仕様。
NHKはSuper Hi-Vision(SHV)と呼称している。 ITU-RはUltra High Definition Television(8K UHDTV)と表記。
4K、8K放送で使われるCAS方式。 地上デジタル放送、2K衛星デジタル放送にも対応する。 カードではなくチップになっており受信機に搭載される。
0100から始まる20桁の番号(ACAS番号)が存在する。
SDTVの映像信号を規定する勧告。 ITU-Rによる。
HDTV放送方式の映像信号を規定する勧告。 ITU-Rによる。
解像度はフルHD。ビット深度は8ビット。 フレームレートは最大60p。 色域はRec.709。 ダイナミックレンジはSDR。
HDRの国際規格。4K/8K。 BT.2100とはダイナミックレンジが異なる。 2020はSDR。
HDRの国際規格。2016年にITU-Rにより策定。 BT.2020とほぼ同じ規格だが、ダイナミックレンジが異なる。 2020はSDR、2100はHDR。
ガンマカーブ
アメリカのデジタルシネマ標準化団体、Digital Cinema Initiativesで策定された デジタルシネマ用の規格。 画面サイズは4096×2160。アスペクト比は1.9:1。
フレームレートは24、48。 色域はDCI-P3。色深度は各色12ビット。
このサイズは最大画角サイズで、現状はいろいろなアスペクト比にクロップされて使用される。
ドルビーが提唱する映像配信技術。
階調は最大12bit幅。 最大10,000nitsの輝度に対応。PQカーブを採用。
使用にはライセンス契約が必要。
最大輝度は動画のシーン毎に指定できる。
High Dynamic Range. 映像に記録できる輝度のレンジを拡大する技術。 SDRよりも明るさの幅を広く表示できる。
輝度範囲は0-10000nits。
色深度は10bit。
映像機器のHDRレンジは0.0005-10000cd/m2。 ただし対応テレビでこの輝度をもつ製品はない。
方式
PQ方式
Perceptual Quantization.
ヒトの視覚特性に合わせたガンマ。
ドルビーが提案。映画、Web配信に使われる。
輝度は絶対輝度でデバイスによらず一定。
(写真のHDR)
露光の異なる複数の写真を合成し、
階調を保ちつつSDRのレンジに圧縮したものをさす。
UHD BDで採用されているHDR。 色深度は10ビット。最高輝度設定は1000-10000nits。 明暗差は1024段階。
最大輝度は動画全体で指定する。
HDR10+ Allianceが2018年に発表したHDR規格。 HDR10の拡張規格で、互換性がある。
ダイナミックメタデータの取扱いが可能。
記録されるデータはHDR10と同じく10bit。
Hybrid Log-Gamma. NHKとBBCが提唱するHDR規格。放送用。ARIBが標準化。 規格はARIB STD-B67。
最大輝度は1000cd/m2、色深度は10bit。
SDRと互換性があり、1つの映像データをSDR機器、HDR機器どちらでも違和感なく視聴できる。
BS、CSの4K放送で対応。
SDRの最大12倍の輝度を表現できる。
HLGフォト
HLGを用いた写真。 カメラではパナソニックのSシリーズが初めて対応。 HSP形式で保存される。
HDR Still Photo. HLGの静止画保存フォーマット。 階調は10bit。
鑑賞にはHLG対応のテレビ、PCモニタが必要。
輝度、物質の明るさをあらわす単位。 cd/m2と同じ。
SDRディスプレイの最高輝度は300nit。
ITU-Rが定めた色域、ガンマを再現できるHDTV向けスタジオ規格。 現行テレビ放送がこの規格を基準としている。
色域はsRGBと同じだが、ガンマ値は異なる。
Serial Digital Interface. 高速シリアルインターフェース規格。 業務用映像機器で使われる。
非圧縮のデジタル映像信号、音声信号を1本の同軸ケーブルで送ることができる。 インピーダンスは75Ω。コネクタはBNC。
策定はSMPTE(全米映画テレビジョン技術者協会)。
Standard dynamic range. 従来型のダイナミックレンジ。色域規格はBT.709。 輝度表現は0.1-100nits。
Standard Definition Television. 走査線525本程度(日本の場合)のテレビ解像度。 アナログ放送の時代に主流だった画質。 DVDもほぼ同等の画質。
アスペクト比は4:3または16:9。
規格はITU-R BT.601による。
走査線 | アスペクト比 | ||
480i | 720×480 | 525 | 4:3 16:9 (4:3が一般的) |
480p | 720×480 | 525 | 16:9 |
576i | 720×576 | 625 | |
576p | 720×576 | 625 |
日本では720x480、ヨーロッパでは720x576。
映画の音響の評価を提供する企業または当社による認定のこと。 元はルーカスフィルムの一部門。
Ultra High Definition. Ultra HD.
4000×2000ピクセルを超える解像度の総称。 UHD Allianceが推進活動をおこなっている。
Ultra High Definition Television. ITUが2012年に発表した4K、8Kの規格。
仕様はBT.2020 (Broadcasting service (television) 2020)による。 2012年にITU-Rにより勧告。
UHDを参照。
画面、画像の縦と横の長さ(ピクセル数)の比のこと。 「横:縦」で表記する。 かつては4:3が標準だったが、現在は16:9が標準。
映像
用途 | ||
4:3 | スタンダード | アナログテレビ |
16:9 | ワイド | テレビ(地デジ)、アニメ、ビデオ |
16:10 | WXGA | PC画面 |
2.35:1 | シネスコ | 映画 |
PC用モニタには5:4、16:10、21:9がある。
5:4 | スクエア型モニタ |
16:10 | ワイド型モニタ(WXGA+等) |
21:9 |
3:2 | デジタル一眼レフ、35mmフィルム |
4:3 | コンパクトデジタルカメラ、マイクロフォーサーズ、スマホ |
一部のカメラは16:9、1:1に対応する。
CATVのチャンネルC23-C63の範囲。 周波数は223.25MHz-467.75MHz。 VHFのハイバンド(4-12ch)とUHFバンドの中間に位置する。
Dolby Visionを参照。