カメラ


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カメラ

(かめら)

英数

(4Kふぉと)

パナソニックのカメラに搭載された機能。 4K動画を撮影し、そこから静止画を切り出す。

automatic exposure. カメラに搭載される自動露出補正機能。 被写体、背景の明るさにあわせて自動的に補正するが、 被写体によっては白っぽくまたは黒っぽくなる場合がある。

AE-L(AEロック)は撮影前にカメラが導き出した露出値を固定する機能。 多くのカメラにはAE-Lボタンがついている。

C

charge coupled device. 電筒結合素子。 光を電気信号に変換する機能をもつ。 メモリカメラの撮像素子として使われる。 消費電力が大きい、データの読み出しが遅い、製造工程が複雑等の欠点がある。

CCDに当たった光は集光レンズ、カラーフィルタを通じてフォトダイオートで感知する。 フォトダイオードは光の強弱しか感知できないため、 カラーフィルタで特定の範囲の波長のみ通し、輝度情報を色データに変換する。

発生した電荷は非常に小さいためアンプで増幅される。 この増幅はバケツリレー式におこなわれる。

Camera & Imaging Products Association. カメラ映像機器工業会。 映像機器の開発、製造、販売に携わる会員によって構成される業界団体のこと。 2002年以降にはCIPA規格が制定された。

Complementary Metal Oxide Semiconductor. 相補性金属酸化膜半導体センサ。 メモリカメラの撮像素子に用いられる。

(撮像素子) 受光素子とアンプで構成。フォトダイオード1つに1つのアンプがつく。 アンプがあるためCCDセンサより低い電圧で動作し、読み出しの高速化が容易。 メモリと構造が同じなのでCCDよりもローコストで製造できる。 アンプの性能のばらつきによるノイズが避けられない欠点がある。

得られるのは輝度情報のみで色情報は得られることができない。 素子一つ一つにカラーフィルタがかぶせられており、 光はカラーフィルタを透過して三原色に分解され、受光する。

色は赤、青、緑。 ヒトの視覚は緑に対して高い感受性を持つため、 緑のカラーフィルタは赤か青の2倍もうけられている。

従来のCMOSセンサは表面照射型で、 チップレンズとフォトダイオードの間に配線がある。 配線部には穴があり光は穴を通じて送られるが、金属反射等による悪影響がある。

裏面照射型はチップレンズとフォトダイオードの間に配線がない。 配線はフォトダイオードの裏側にある。 これにより以前は届きにくかった斜めの光も届くようになり画質が向上している。 2009/2にソニーのデジタルビデオカメラで初採用された。

2016年現在はCCDよりCMOSが主流となっている。

E

を参照。

電子ビューファインダー。 光学ファインダーのように使用できる小さなモニタ。 ミラーレスに搭載される。 構造上、映像にはわずかなタイムラグがある。

近年のEVFはOLED(Organic Light Emitting Diode)(有機EL)の採用が多い。 陰極と陽極の間に有機発光層があり、この層が発光して表示を行う。

ハイスピードシンクロ(HSS)。FPはフォーカルプレーンの略。 シャッターが開いている間に間欠発光をおこなう機能。 高速シャッタースピードでの撮影が可能となる。 ただし通常の発光と比べると光量は落ちる。

I

(ISOかんど)

明るさの感度のこと。 低いほど画質が良いが暗い場所では写りが悪くなる。 高い場合は感度が高くなり暗い場所でも明るく撮れるがノイズが増え画質が劣化する。

本来はフィルムの感度規格。 かつてはASA(米国標準規格)、DIN(欧州標準規格)が用いられていたが、 1983年以降にISO感度として統一された。 正式にはISO 100/21°というようにASA/DINの併記を行う。

デジタルカメラの感度はISO 12232による。

数値が2倍になるごとにシャッタースピードを1段速く、 または絞りを1段絞ることが可能になる。

フィルムカメラの場合はフィルムごとに感度が決まっているが、 デジタルカメラはいつで設定変更が可能。

Through the Lens. レンズを通ってきた光のこと。

TTLオートとは光をカメラ内で直接測光し、 ストロボの適正発光量を自動制御する方式。

撮影前に少量の光を発光(プリ発光)し、その測定結果から光量を算出、 本発光をおこなう。

L

オリンパス、パナソニックのカメラに搭載されるセンサー。

CMOSでは制御配線が3本必要だが、 Live MOSは2本足りるように設計されている。 このためCMOSより受光面積が広く、高感度性能が向上している。

スローモーション、クイックモーション動画を撮影するモードのこと。

富士フイルムのデジタルカメラにセンサーに採用される配列。 CMOS

6×6=36画素を一単位とする。赤、青、緑の個数は同じだが不規則な配列になっており、 モアレ偽色の発生を軽減させる。

(あるかすいす)

スイスのカメラ機材メーカー。

アルカスイス互換
三脚雲台のクイックシューに用いられている規格。

(いめーじさーくる)

レンズでとらえられた被写体像が撮像素子に映る円のこと。 撮像素子はこの円内におさまるように設定されている。

(いめーじせんさー)

カメラの撮像素子のこと。大きさにより特性が変わる。

サイズ(mm)
中判デジタル 43.8×32.9
フルサイズ36 x24
APS-C 22.3x14.9キヤノン
23.6x15.8ニコン
23.6x15.6富士フイルム、ペンタックス
23.5x15.6ソニー
マイクロフォーサーズ17.3x13
1インチ 13.2x 8.8
2/3型 8.8x 6.6
1/1.7型 7.6x 5.7
1/2.3型 5.9x 4.4

大きい場合

レンズの焦点距離が同じでもイメージセンサーの大きさが異なると レンズの画角が変わり、撮れる写真が変わる。

下記の倍率で換算できる(35mm判換算)。

センサー 換算倍率
フルサイズ 1
APS-C 1.6キヤノン
APS-C 1.5ニコン、ペンタックス、ソニー、富士フィルム
マイクロフォーサーズ2.0オリンパス、パナソニック
1インチ 2.7ニコン(ニコン1)

(うんだい)

三脚、一脚についている部品。カメラを固定させる。

自由雲台
あらゆる方向に動かせる。微調整は難しい。

3way雲台
上下と左右の傾きを別々に操作できる。 自由雲台と比べるとかさばる。また動きが制限される。

ビデオ雲台
ビデオ、超望遠撮影用。 ゆるやかに動かすことが可能。縦位置撮影はできない。

(がいどなんばー)

GN.ストロボの光量の指標。 距離1mでフル発光したときの絞り値を示す。ISO感度はISO100が使われることが多い。

感度が1段上がるとGNは√2倍になる。

(がかく)

対角線画角。被写体が写る範囲を角度で示したもの。

ニコンFXフォーマットの場合、 焦点が50mmより短いと撮影範囲が広くなり、長いと狭くなる。

ニコンDXフォーマットはFXより写る範囲が狭いため同じ焦点距離のレンズを使用しても画角が小さくなる。 DXの実撮影画角はレンズに表記されている距離の約1.5倍になる。 DX200mmの場合はFX300mm相当になる。

(きゃりぶれーしょん)

を統一するためにディスプレイの特性を調節すること。 一部のディスプレイ、グラフィックソフトで実装されている。

(くろっぷ)

デジタルカメラで撮像素子の一部分のみを使用して撮影すること。 撮影位置や範囲は固定。

(さんきゃく)

望遠レンズでの手ぶれ防止、花火やNDフィルタでの撮影等に使われる機材。 脚は伸縮式になっている。 雲台にカメラを取り付ける。

カメラを取り付ける部分のねじサイズは1/4インチ(1/4-20UNC)、3/8インチ(3/8-16UNC)がある。 一般的なものは1/4。

材質
カーボンは軽量だが高価。取り扱い方によっては割れることがある。 金属(アルミ等)は安価だが、カーボンより重い。また気温が低いときの撮影では冷たくなる。

段数
3段は4段より脚が太く安定性が高いが、縮めたときの寸法が長くなる。 4段の特徴はその逆。

(しゃったー)

カメラに使われる開閉装置。 光路を開閉して必要な時間だけ露光をおこなう。

ミラーレスの場合は常時開いている。 シャッターを切るとシャッター幕が下り、それから必要な時間だけ開く。

フォーカルプレーンシャッター
メカニカルシャッターの一種。 先幕と後幕の動きで露光量を調整する。 シャッタースピードは先幕と後幕の隙間の幅により変わる。

電子シャッター

(しゃったーすぴーど)

単位は秒。一般的なカメラは30〜1/4000のものが多い。 遅いほど光が多く入り、速いと少なくなる。 動くものを撮影する場合は速くする必要がある。 シャッタースピードが遅いと手ぶれの原因となる。

1段下がるたびに光量が1/2となる。

(しんくろこーど)

カメラストロボをつなぐコード。 カメラから離れた場所でストロボの発光が可能。

(しんくろたーみなる)

カメラにシンクロコードを接続するための端子。 ミドルクラス、エントリーのカメラでは省略されていることが多い。

(すとろぼ)

もとはアメリカのストロボ・リサーチ社の商標だったが、2017年現在は失効している。 メーカーにより呼称が異なる。

オリンパスエレクトロニック・フラッシュ
キヤノンSPEEDLITE
シグマ エレクトロニック・フラッシュ
ソニー フラッシュ
ニコン SPEEDLIGHT
パナソニックフラッシュライト

フラッシュを参照。

(そっこう)

被写体の明るさを測定すること。 カメラは被写体の明るさに応じて露出を適正にする。

明るさはカメラに内蔵された測光センサーにより測定される。

(ニコンの測光モード)

マルチパターン測光
画面の領域を複数に分割して測光する。

中央部重点側光
画面の中央部を重点的に測光する。

スポット測光
フォーカスポイント周辺のみを測光する。 逆光時に用いられることが多い。

(だいなみっくれんじ)

最小輝度と最大輝度の幅のこと。

(たいむらぷす)

一定間隔で撮影した一連の静止画をつなぎあわせて動画にする機能。

(だん)

EVとも。 の入る量を段階化したもの。

(てぶれ)

カメラを持つ手が振れることにより写真が振れてしまうこと。 多くのデジタルカメラは手ぶれ補正機構を持っている。

光学式(OIS)
レンズを動かして光軸を調整する。

電子式(DIS)
ソフトウェアでぶれを除く。

機構はカメラのボディ、レンズに搭載される。

レンズ内補正
レンズ内の一部のレンズを動かして補正する。

ボディ内補正
センサーシフトとも。イメージセンサーを動かす。

カメラボディの動きは6つに分類できる。

これらのうちどこまでを補正するかで2軸、4軸、5軸に分類される。

5軸のロール補正はボディ内でないとできない。

初めて手ぶれ補正が搭載されたカメラは1994年のニコンのコンパクトカメラ 「ニコンズーム700VR QD」。 一眼レフは1995年のキヤノンのレンズEF75-300mm F4-5.6 IS USM。 ともに2軸補正。

4軸は2009年のキヤノンEF100mm F2.8L Macro IS USM。

5軸は2012年のオリンパスOM-D E-M5。

デジタル一眼レフのボディ内は 2004年のコニカミノルタα-7 Digital.

メーカー レンズ内ボディ内
オリンパス
キヤノン ×
シグマ --
ソニー
タムロン --
ニコン △(Zシリーズのみ)
パナソニック
ペンタックス×
富士フイルム△(X-H1)

ボディ内補正の場合はほぼ全てのレンズで手ぶれ補正可能。

オリンパスはもともとはボディ内に採用していたが、 2016年からレンズにも採用を始めた。

ソニーはAマウントカメラにはボディ内に搭載されていた。 Eマウントはレンズが先行、2014年頃からボディにも搭載。

一眼レフはボディのみ。 ミラーレスはレンズとボディ。分担方式。

オリンパスとパナソニックは レンズとボディの協調補正が可能。 オリンパスはSync IS、パナソニックはDual I.S.。

ボディの補正はジャイロセンサーが利用されていたが、 近年は画像解析を使用する機種があらわれた。 EOS R、EOS Kiss M、Z7/Z6、G9等。

(でもざいく)

カメラのセンサーがとらえた情報に情報を補完し、 カラー画像をつくりだす処理のこと。

各画素は赤か青か緑の単色情報しか持たないため、近くの別の二色の画素から 情報を補完して三色を実現する。

(でんしゃしゃったー)

(0).電子制御シャッター。 シャッター速度を電子的に制御するもの

(1).撮像素子を制御してシャッターの機能を実現するもの。 大半はローリングシャッター方式。

高速で移動する被写体の場合、データ読み出しのタイムラグの影響で ローリングシャッターゆがみが発生することがある。

電子先幕シャッター
電子シャッターが先幕の役割を果たす。 後幕はフォーカルプレーンシャッター。

(にがんれふ)

縦にレンズが2つついているカメラ。

上はビューレンズで通った光はファインダーへ向かう。 下はテイクレンズでフイルムに向かう。

ファインダーに向かう光は内蔵の鏡により途中で90度反射する。

フイルムは120mmが使われる。

(ひかくめいごうせい)

撮影した各画像を比較し、最も明るい部分を選択し合成する機能。

(ひすとぐらむ)

度数分布図の意。 デジタル画像のデータ分布をあらわしたグラフのこともヒストグラムと呼ぶ。 横軸に明るさ、縦軸に明るさ毎の画素数を積み上げてあらわしている。 画像の明暗、色の傾向等を調べるのに使われる。

(びでおぼす)

一部の三脚にみられる突起。 ビデオカメラの底面にある穴に差し込むことによりビデオカメラがクイックシューとずれないようにする。

カメラ側の穴はボス穴と呼ばれる。

押すと凹むため穴がないカメラでも使用可能。

(ふぁいんだー)

カメラで撮影範囲や状態を確認するための機構。

ファインダー倍率
目で見る像の大きさと、ファインダーを通して見ることができる像の大きさの比率。 倍率は50mmレンズを用いて測定される。

倍率の比較は35mm版に換算して行われることが多い。

フルサイズ×1
APS-C(キヤノン以外) ×1.5
APS-C(キヤノン) ×1.6
マイクロフォーサーズ×2.0

ファインダー視野率
フィルムやセンサーに写る画像をどこまでファインダー上で見られるかを割合で示したもの。

(ふらっしゅ)

ストロボ、スピードライト。 暗い場所や逆光のときに発光させて撮影する機器。 カメラ内蔵のものと外付けのものがある。

フラッシュの発光量はガイドナンバーという値で示される。 値が大きいほど発光量が多くなる。

(ぷれびゅー)

撮影画面で絞り効果、シャッタースピード効果を確認するための機能。

一部のミラーレスカメラには常時プレビュー機能があり、 露出、仕上がり、ボケをリアルタイムに確認できる。

(べいやーはいれつ)

イメージセンサーのカラーフィルタの配列の一つ。 赤1画素、緑2画素、青1画素のカラーフィルタをわりあて 規則的に配列したもの。 2×2=4画素が一単位で赤、青、緑2つのセンサーが規則的に並んでいる。

人間のは緑に反応する感度が高いため、 緑の画素が多くなっている。

ほとんどのデジタルカメラに採用される。 富士のX-Transセンサーは異なる。

X-Transは銀塩フィルムのランダム配置をモデルに開発したもので 配列が異なっている。

(ぺんたぷりずむ)

一眼レフのファインダーに組み込まれる五角八面体のプリズムのこと。 ペンタミラーと比べると光学性能が高く得られる画像は明るく大きい。 ただしコストがかかり重量がある。

(ぺんたみらー)

一眼レフのファインダーに組み込まれる鏡。 ペンタプリズムの代用として使われ、安価で軽量。

(ほっとしゅー)

アクセサリーシューとも。 カメラ上部にある外付ストロボを取り付ける為の部分。

初期はアクセサリーシューと呼ばれたが、のちに電気接点が追加され ホットシューと呼ばれるようになった。

通信用の電子接点がある。 中央がシンクロ接点で、他にメーカーにより追加された独自接点がある。

電気接点がないものはコールドシューと呼ばれる。

(ぽらろいど)

アメリカのカメラメーカー。 1948年にポラロイド・ランド・カメラ(ポラロイドカメラ)を開発。 2001年に倒産。

ポラロイドカメラはフィルム、印画紙、現像処理薬が一体になっており、 カメラ内部で現像される。

(ほわいとばらんす)

被写体に当たる光の種類に応じて変わる色味を調整し、白いものを白に近い色に仕上げる機能。 通常は自動で調整される。 変更により色味を赤っぽく、青っぽく等と調整できる。

(ニコンのホワイトバランス設定)

オート
電球
曇天
蛍光灯
晴天日陰
晴天
プリセットマニュアル

(もあれ)

デジタル画像を形成するピクセルが干渉しあって発生するパターン模様のこと。 オフセット印刷でも生じることがある。 フィルムカメラでは発生しない。

(りぐ)

カメラに補助機材を装着させるためのアイテム。

(れんじふぁいんだー)

距離計のこと。または距離計連動カメラのこと。

レンズと別に距離計が組み込まれており、 レンズの動きに連動させてピントを得る。 一眼レフと比べると小型軽量。

距離計専用、距離計と撮影兼用の2つの窓がある。

ファインダーを覗くとブライトフレームと呼ばれる光の線が見える。 これは実際に撮影できる範囲を示す。

ファインダーを覗くと2つの像が見える。 レンズのピントリングを回すと像が動く。 2つの像が重なるとピントが合った状態となる。

(ろしゅつ)

レンズを通してフィルム、センサに適切な光を与えること。 絞りシャッタースピードISO感度の組み合わせにより決まる。

ほとんどのカメラには露出計が内蔵されており自動露出機能(AE)で 適切な露出が選択される(適正露出)。 設定により変えることできる。

(ろしゅつけい)

標準露出を求めるための機器。カメラに内蔵されているほか 単体のものもある。 単体のものは撮影の際に操作し、値を確認して使用する。

反射光式
被写体から反射した(輝度)を測定する。 受光角に入る光の量の平均を全て18%グレーとみなして露出値を決める。 被写体反射率の影響を受けるため撮影時には適宜調節する必要がある。

入射光式
被写体に当たる光(照度)を測定する。近づける被写体にのみ有効。 18%グレーの反射率をもつ被写体が適正に写るように決められる。

(ろーぱすふぃるたー)

撮像素子の前面に取り付けられるフィルタ。 モアレや偽色の原因となる模様をぼかして除去するが、 解像度が落ちる欠点がある。 このためフィルターがついていないカメラも多い。


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