Blu-ray.容量は1層で25GB、2層で50GB。 DVDより波長の短い青色のレーザー光を使うことにより大容量化を可能にした。
最高画質はフルハイビジョン(1920×1080)。 次世代型のUHD BDは4Kに対応。
圧縮方式は下記の3種をサポート。 MPEG-4/H.264がよく使われている。
音声方式
最大ch | 最大ビットレート(Mbps) | ||
リニアPCM | 非圧縮 | 7.1ch | 27.4 |
ドルビーデジタル | 不可逆圧縮 | 5.1ch | 0.64 |
DTSデジタルサラウンド | 不可逆圧縮 | 5.1ch | 1.5 |
音声方式オプション
最大ch | 最大ビットレート(Mbps) | ||
ドルビーデジタルプラス | 不可逆圧縮 | 7.1ch | 6 |
ドルビーTrueHD | ロスレス圧縮 | 7.1ch | 18 (BD) |
DTS-HD マスターオーディオ | ロスレス圧縮 | 7.1ch | 24.5(BD) |
DTS-HD ハイレゾオーディオ | 不可逆圧縮 | 7.1ch | 5.7 |
物理構造
厚さ1.1mmの基板の上に記録層があり、この上に0.1mmのカバー層がある。 焦点の位置はDVDより近い。
BD-ROM | 読込専用 |
BD-R | 1層または2層 一度だけ書込できる |
BD-R BDXL | 3層または4層 一度だけ書込できる |
BD-RE | 3層または4層 書込、書換ができる |
BD-RE BDXL | 3層 書込、書換ができる |
2層DISCの場合、記録層は裏面から0.1mmと0.075mmの位置にある。
ビデオ用とデータ用がある。 カートリッジありとなし(ベアディスク)がある。 初期はカートリッジありだったが技術の向上によりなしのものが開発された。
advanced access content system. 次世代DVD、BD等で採用されているコンテンツ保護技術。 仕様はAACS LAが開発。 パソコンのAACSキーには使用期限があるためネット等で定期的に更新が必要。
ハイビジョン画質でのアナログ出力が制限されており、 アナログでは標準画質に変換される。
Blu-ray Disc File System. BD-REVer.1.0(カートリッジあり)で使われていたファイルシステム。
Blu-ray Disc Music. BDを利用した音楽用規格。
音声は48kHz/16bitから192kHz/24bitまで収録可能。
2010/6に策定されたブルーレイの新規格。 記録層は従来の2層から3-4層に増えている。 再生にはBDXL対応ドライブが必要。 BD-R・BD-REとは互換性がある。
1層または2層の追記型BDディスク。 データの書換えはできないが追記は可能。
BD-R BDXLは3層または4層構造。
1層または2層の書換型BDディスク。 BD-RE BDXLは3層構造。
Ver1.0とVer2.0がある。
Ver1
カートリッジありとなしがある。
カートリッジありのものは対応ドライブでないと取扱いできない。
Ver2
カートリッジなし(ペアディスク)。
BDを参照。
オーディオ用のBD。容量のほとんどを音声に割り振っている。
BD-R LTH. Low to high.
記録層の材料に有機色素素材を用いたBD-R。 使用時は対応する機器を使う必要がある。
BD-REは非対応。
アメリカMillenniata社が開発した記録メディア。 BD、DVDの耐久性を高めたもの。 数百年にわたりデータを保存することができるとされる。
記録時にはレーザーで記録層(Rock-like)に物理的な凸凹を生成する。 反射層は存在しない。
容量
DVD-R | 4.7GB |
BD-R | 25GB |
BD-R DL | 50GB |
BD-R XL | 100GB |
Ultra HD blu-ray.次世代型のBD。
3840×2160。 厳密には4K規格と異なるが、4Kとして扱われることが多い。
ディスクの物理的性質はBDと同じだが、規格は異なる。 圧縮にはHEVCが採用。
BDの最高画質はフルハイビジョン(1920×1080)だが、 Ultra HDは4倍の3840×2160の画質になっている。 またHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応。HDR10を採用。
再生には対応プレーヤーが必要。 2015/11にパナソニックが世界で初めて発売(DMR-UBZ1)。
UHD BDを参照。
BDを参照。