インターフェイス


index skip allword source recent(rd) (no rd)
dicfile-mtime:2024/04/07(Sun) 07:47:48
dicfile-size:11521byte


情報 ハードウェア > インターフェイス

インターフェイス

(いんたーふぇいす)

データ転送用

PCドライブ

その他

A

Advanced Host Controller Interface. SATA接続HDに最適化されたプロトコル。

SATA2.0で導入。 NCQ、ホットスワップの機能が活用できる。

利用するにはSATAコントローラ、ストレージ、OSのドライバ等が全て対応している必要がある。

Controller Area Network. ドイツのボッシュ社が開発したシリアル通信規格。 車載機器の通信に使われる。

Compute Express Link. オープンのCPU-メモリ間インターコネクト規格。

PCI Express 5.0の物理/電気インターフェイスを活用して動作する。

スコットランドの企業。

または同社が製造するUART/FIFOUSBを変換するICのこと。

FTDI社のIC。

UARTUSBを変換する。

I

I2C. Inter-Integrated Circuit.

電子機器向けのシリアルバス規格。 組み込み機器の制御用通信回路に使われることが多い。

開発はフィリップス。のちにNXPセミコンダクターズ社に移管。

Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394. 次世代SCSI規格。シリアル転送規格。Appleが開発したFireWireを元とする。 ソニーでは「iLink」とも呼ばれる。

速度は100Mbps、200Mbps、400Mbps。 デイジーチェーン接続(最大17台)、ツリー型接続(最大63台)に対応。 ホットプラグに対応。

IBTA(InfiniBand Trade Associat)が策定する高帯域、低遅延のサーバ、サーバストレージ間ネットワーク。 シリアル方式。

単一の伝送路(レーン)を4,8,12本と束ねて一体運用ができる。

赤外線通信の規格。通信距離最大1m、ポート同士はプラスマイナス15度以内。 シリアル。 赤外線は直進する性質があるため遮蔽物があると利用できない。

L

Appleの携帯機器用のコネクタ。 2012年のiPhone 5から採用。 iPhone/iPad/iPod touchで採用される。

端子の上下を気にすることなく接続できる。 USB 3.0に対応。 変換アダプタを使い、HDMI、VGAでの接続も可能。

N

Non-Volatile Memory Express.

PCのストレージ(SSD等)を接続するための通信規格。

接続についてはPCI Express3.0コネクタが使われることが多い。

P

Peripheral Component Interconnect. PCIバス。パソコンの拡張ボード用の規格。 ISAに代わって普及。 駆動電圧は3.3Vと5V。

仕様策定はPCI SIG。

初期仕様はバス幅32ビット、動作周波数33MHz、データ転送速度133MB/s。

駆動電圧は3.3Vと5V。当初は5Vのみでのちに3.3Vが追加。 PCI 3.0では5Vが廃止された。

PCIに代わるインターフェイス。 開発時のコードネームは3GIO。

2003/4/15にPCI Express Base Specification 1.0aとしてリリース。 転送速度は1本で片方向250MB/s、双方向500MB/s。 2004年からデスクトップPCに搭載されるようになった。

2007年にはPCI Express 2.0が発表された。 転送速度は片方向500MB/s、双方向1GB/s。

2010年にはPCI Express 3.0が発表。 転送速度は片方向1GB/s、双方向2GB/s。 最大32レーンまでたばねることができる。

Gen6
1レーンあたりのデータレートは64GT/s。 データ転送にはPAM4とFECを採用。

一対の接続端子による構成をレーンと呼ぶ。 拡張カードのレーン数は「PCI Express x8」(8レーン)というように表記する。

規格 接続できるボード
PCI Express x16x16 x4 x1
PCI Express x4 x4 x1
PCI Express x1 x1

転送速度の単位

S

Serial Attached SCSI. SCSIの後継規格。

シリアル転送方式。SATAと互換性がある。 通信プロトコルはSCSIと同じ。

速度(MB/s)
SAS-1.0300
SAS-2.0600
SAS-3.01200

Serial ATA. シリアル方式で伝送するATA。2000年に策定。

7ピンの平ケーブルを使用する。

パラレルATAよりも転送速度が早く、ケーブルが細くて済む利点がある。 2017年現在主流の規格。

上位規格のSATA II、SATA IIIも存在する。 SATA IIではNCQを採用したほか、AHCIが規格化。

最大伝送速度
SATA 1.5Gbps
SATA II 3Gbps
SATA III 6Gbps
SATA Express

インテルが開発したデータ伝送規格の一種。開発コードネームはLight Peak。 2011年に登場、MacBook Proで採用された。 1と2のコネクタはMini DisplayPort。

2015年にコネクタにUSB TYPE-Cを採用。

Thunderbolt 4はインテルの11世代Coreプロセッサに統合され、CPUでサポートしている。

Thunderbolt 4は転送速度40Gbps、USB PDは最大100W、映像信号は4K解像度の2画面出力が可能。

U

Universal Asynchronous Receiver Transmitter. 調歩同期式シリアル通信のひとつ。またはシリアル通信用のIC

PCのシリアルポート、シリアルインターフェイスの制御に用いられる。

スタートビットとストップビットの間にデータビットを挟んで通信する。 パリティビットが付加される場合もある。

一回の通信で11bitまたは12bitを送信できる。

1987年にナショナル・セミコンダクター社が開発したIC「16550A」 PC/AT互換機のシリアルポートの制御用ICとして広く普及し、 この仕様がUARTの業界標準として定着した。

USB Attached SCSI Protocol. USB2.0以降で使用できる拡張規格。

SCSIをUSBで利用できるようにしたもの。 Windows 8以降は標準対応。

Universal Serial Bus.シリアルバス規格の一つ。 PCの電源が入っている状態でもケーブルの抜き差しが可能(ホットプラグ)。 USBハブを用いて多くの機器を接続できる。

最高速度発表 電気最大出力
USB1.0 12Mbps
USB1.1 12Mbps 1998/9
USB2.0480Mbps 2000/4 5V 500mA
USB 3.0 5Gbps 2008/11 5V 900mA
USB 3.1 10Gbps 2013/7 20V 5000mA
USB 3.2 20Gbps
USB4

USB2.0のピンは4ピン。1番ピンで5Vが供給される。

ミニコネクタは5ピン。

USB 3.0では標準で5ピンが追加され9ピンになった。

1.0
1994年に規格化、1996年に発表。 製品の質が悪く、機器は出回らなかった。

1.1
1998年に規格化。転送速度は1.5Mbps(Low speed)、12Mbps(Full speed)。 機器の消費電力等の最大値が明確化された。 Windowsは95(OSR2.1)から対応。

2.0
2000年発表。 WindowsはXPから対応。 スピードは3つ。

2008年に策定。 転送速度理論値は最大5Gbps。実際は600-1100Mbps程度。

AコネクタはUSB2.0と同じ形状。ソケットの色が青い。 形状は同じだが5本の信号線(SuperSpeedモード用)が追加され、 計9本になっている。

BコネクタはStandard-BとMicro-Bがあり、USB2.0と形状が異なる。 Standardは2段の台形のかたちになっている。 Micro-Bは凹のような形状。

端子供給可能電力は500mAから900mA(5V)に向上。

コネクタは内部が青く塗られている。一部塗られていないものもある。

ピン端子数は2.0は4本、3.0は9本。

2013年に策定された規格。 新しいコネクタ規格「USB Type-C」が登場。

SuperSpeedPlus(Gen2)モードが採用、 最大転送速度は10Gbpsになった。

USB 3.1 Gen1とUSB3.0はおなじ規格を示す。

旧称 転送速度(gbps)
USB 1 Gen1USB 3.05
USB 1 Gen2 10

2017年に策定された規格。 USB Type-Cの使用により最大転送速度は20Gbps(Gen2×2)になっている。

旧称 転送速度(Gbps)インターフェイス
USB 3.2 Gen1x1USB 3.1 Gen1 / USB3.0 5USB-A USB-C microUSB
USB 3.2 Gen1x2 10USB-C
USB 3.2 Gen2x1USB 3.1 Gen2 10USB-A USB-C microUSB
USB 3.2 Gen2x2 20USB-C

2019年発表のUSB規格。 Thunderbolt 3の技術が取り入れられている。 端子はUSB-Cのみ。

速度は20Gbps/40Gbps.

ケーブルはUSB4ケーブルが必要。

USB 3.1で制定された規格。2014年に策定。 コネクタの規格であり、USB 3.1自体とは関係はない。 USB2.0用のType-Cケーブルも販売されている。

コネクタは上下左右対象で、どちら側の向きでも差込ができる。 従来のコネクタはホスト側がA、デバイス側がBだったが、 Type-Cではどちらも同じコネクタを使用できる。

HDMI、DisplayPort等の映像信号を流すこともできる。

USB PD(USB Power Delivery)規格により、最大100Wの出力に対応する。 USB3.0では4.5Wまで。 USB-IFという団体により策定された。 使用時は全ての機器が規格に対応する必要がある。

Type-CにはCCとよばれるコネクタがあり、 機器に関する情報が自動でやりとりされる。

ケーブルの仕様は多岐に渡り、Type-C対応でもPD非対応のケーブルもある。

USB Power Delivery. USB Type-Cで利用できる急速充電規格。 スマホの多くが対応する。

電流値により対応ケーブルも分かれる。 充電時は充電器もUSB PDに対応している物を使う必要がある。 USB以外の信号を流すための拡張規格はオルタネートモードとしてまとめられている。

規格上は20V/5Aまで供給できる。 実際は9V/2A、12V/1.5A等が多い。

VRデバイス用インターフェイス。 VirtualLink Consortiumが策定。 2018/10に発表。

USB Type-Cのコネクタ1つだけで電源供給、データ伝送が可能。

(しりある)

データを1ビットずつ順番に転送する。 1つのデータは基本的に3本の電線で送信又は受信できる。 パラレルデータをシリアルデータに変換する処理が入るため、パラレルよりも速度は遅い。 通信速度とフォーマットが一致すればどんな機種のシステムともやりとりが可能。

かつての最高転送速度は115.2kbps。

端子はCOMポートとも呼ばれた。

(ちょうほどうき)

シリアル通信の同期方法のひとつ。 非同期方式とも。

1文字分の文字情報を送るたびにデータの先頭にスタートビット、 末尾にストップビットを付け加えて送受信を行う。

通信効率は劣るが、同期用の信号線は不要。

PCシリアルポートはこの方式で通信する。

(どくりつどうき)

シリアル通信の同期方法のひとつ。

メッセージ単位で同期をとる。最初にSYN符号を2個以上送り、そのあとに連続して文字を伝送する。 メッセージの最後にはPADをつける。

SYN符号を検出できなかった場合はデータを失うことがある。

(ばす)

各装置間でデータのやり取りをするための信号線の集合。

(ぱられる)

複数のデータを同時に通信する方式で高速データ転送ができる。 専用の通信ケーブルが必要、また長距離の通信は困難。

端子はIEEE1284に基づいた端子が使われる。

PCとプリンタとの接続に用いられることが多かったため、 プリンタポートとも呼ばれた。

最大転送速度は8MB/s。

(ふれーむどうき)

シリアル通信の同期方法のひとつ。 ビット同期方式とも。

データの最初と最後に特定のフラグパターンを付加して同期を取る。

HDLCでは01111110のビット列が付加される。


Generated by ldiary3.00beta t2h3_method 2008/09/28
Powerd by Ruby Ver 1.8.1