データ転送用
PCドライブ
その他
Advanced Host Controller Interface. SATA接続HDに最適化されたプロトコル。
SATA2.0で導入。 NCQ、ホットスワップの機能が活用できる。
利用するにはSATAコントローラ、ストレージ、OSのドライバ等が全て対応している必要がある。
Controller Area Network. ドイツのボッシュ社が開発したシリアル通信規格。 車載機器の通信に使われる。
Compute Express Link. オープンのCPU-メモリ間インターコネクト規格。
PCI Express 5.0の物理/電気インターフェイスを活用して動作する。
スコットランドの企業。
または同社が製造するUART/FIFOとUSBを変換するICのこと。
FTDI社のIC。
I2C. Inter-Integrated Circuit.
電子機器向けのシリアルバス規格。 組み込み機器の制御用通信回路に使われることが多い。
開発はフィリップス。のちにNXPセミコンダクターズ社に移管。
Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394. 次世代SCSI規格。シリアル転送規格。Appleが開発したFireWireを元とする。 ソニーでは「iLink」とも呼ばれる。
速度は100Mbps、200Mbps、400Mbps。 デイジーチェーン接続(最大17台)、ツリー型接続(最大63台)に対応。 ホットプラグに対応。
IBTA(InfiniBand Trade Associat)が策定する高帯域、低遅延のサーバ、サーバストレージ間ネットワーク。 シリアル方式。
単一の伝送路(レーン)を4,8,12本と束ねて一体運用ができる。
赤外線通信の規格。通信距離最大1m、ポート同士はプラスマイナス15度以内。 シリアル。 赤外線は直進する性質があるため遮蔽物があると利用できない。
Appleの携帯機器用のコネクタ。 2012年のiPhone 5から採用。 iPhone/iPad/iPod touchで採用される。
端子の上下を気にすることなく接続できる。 USB 3.0に対応。 変換アダプタを使い、HDMI、VGAでの接続も可能。
Non-Volatile Memory Express.
PCのストレージ(SSD等)を接続するための通信規格。
接続についてはPCI Express3.0コネクタが使われることが多い。
Peripheral Component Interconnect. PCIバス。パソコンの拡張ボード用の規格。 ISAに代わって普及。 駆動電圧は3.3Vと5V。
仕様策定はPCI SIG。
初期仕様はバス幅32ビット、動作周波数33MHz、データ転送速度133MB/s。
駆動電圧は3.3Vと5V。当初は5Vのみでのちに3.3Vが追加。 PCI 3.0では5Vが廃止された。
PCIに代わるインターフェイス。 開発時のコードネームは3GIO。
2003/4/15にPCI Express Base Specification 1.0aとしてリリース。 転送速度は1本で片方向250MB/s、双方向500MB/s。 2004年からデスクトップPCに搭載されるようになった。
2007年にはPCI Express 2.0が発表された。 転送速度は片方向500MB/s、双方向1GB/s。
2010年にはPCI Express 3.0が発表。 転送速度は片方向1GB/s、双方向2GB/s。 最大32レーンまでたばねることができる。
Gen6
1レーンあたりのデータレートは64GT/s。
データ転送にはPAM4とFECを採用。
一対の接続端子による構成をレーンと呼ぶ。 拡張カードのレーン数は「PCI Express x8」(8レーン)というように表記する。
規格 | 接続できるボード |
PCI Express x16 | x16 x4 x1 |
PCI Express x4 | x4 x1 |
PCI Express x1 | x1 |
転送速度の単位
Serial Attached SCSI. SCSIの後継規格。
シリアル転送方式。SATAと互換性がある。 通信プロトコルはSCSIと同じ。
速度(MB/s) | |
SAS-1.0 | 300 |
SAS-2.0 | 600 |
SAS-3.0 | 1200 |
Serial ATA. シリアル方式で伝送するATA。2000年に策定。
7ピンの平ケーブルを使用する。
パラレルATAよりも転送速度が早く、ケーブルが細くて済む利点がある。 2017年現在主流の規格。
上位規格のSATA II、SATA IIIも存在する。 SATA IIではNCQを採用したほか、AHCIが規格化。
最大伝送速度 | |
SATA | 1.5Gbps |
SATA II | 3Gbps |
SATA III | 6Gbps |
SATA Express |
インテルが開発したデータ伝送規格の一種。開発コードネームはLight Peak。 2011年に登場、MacBook Proで採用された。 1と2のコネクタはMini DisplayPort。
2015年にコネクタにUSB TYPE-Cを採用。
Thunderbolt 4はインテルの11世代Coreプロセッサに統合され、CPUでサポートしている。
Thunderbolt 4は転送速度40Gbps、USB PDは最大100W、映像信号は4K解像度の2画面出力が可能。
Universal Asynchronous Receiver Transmitter. 調歩同期式シリアル通信のひとつ。またはシリアル通信用のIC。
PCのシリアルポート、シリアルインターフェイスの制御に用いられる。
スタートビットとストップビットの間にデータビットを挟んで通信する。 パリティビットが付加される場合もある。
一回の通信で11bitまたは12bitを送信できる。
1987年にナショナル・セミコンダクター社が開発したIC「16550A」 PC/AT互換機のシリアルポートの制御用ICとして広く普及し、 この仕様がUARTの業界標準として定着した。
USB Attached SCSI Protocol. USB2.0以降で使用できる拡張規格。
SCSIをUSBで利用できるようにしたもの。 Windows 8以降は標準対応。
Universal Serial Bus.シリアルバス規格の一つ。 PCの電源が入っている状態でもケーブルの抜き差しが可能(ホットプラグ)。 USBハブを用いて多くの機器を接続できる。
最高速度 | 発表 | 電気最大出力 | |
USB1.0 | 12Mbps | ||
USB1.1 | 12Mbps | 1998/9 | |
USB2.0 | 480Mbps | 2000/4 | 5V 500mA |
USB 3.0 | 5Gbps | 2008/11 | 5V 900mA |
USB 3.1 | 10Gbps | 2013/7 | 20V 5000mA |
USB 3.2 | 20Gbps | ||
USB4 |
USB2.0のピンは4ピン。1番ピンで5Vが供給される。
ミニコネクタは5ピン。
USB 3.0では標準で5ピンが追加され9ピンになった。
1.0
1994年に規格化、1996年に発表。
製品の質が悪く、機器は出回らなかった。
1.1
1998年に規格化。転送速度は1.5Mbps(Low speed)、12Mbps(Full speed)。
機器の消費電力等の最大値が明確化された。
Windowsは95(OSR2.1)から対応。
2.0
2000年発表。
WindowsはXPから対応。
スピードは3つ。
2008年に策定。 転送速度理論値は最大5Gbps。実際は600-1100Mbps程度。
AコネクタはUSB2.0と同じ形状。ソケットの色が青い。 形状は同じだが5本の信号線(SuperSpeedモード用)が追加され、 計9本になっている。
BコネクタはStandard-BとMicro-Bがあり、USB2.0と形状が異なる。 Standardは2段の台形のかたちになっている。 Micro-Bは凹のような形状。
端子供給可能電力は500mAから900mA(5V)に向上。
コネクタは内部が青く塗られている。一部塗られていないものもある。
ピン端子数は2.0は4本、3.0は9本。
2013年に策定された規格。 新しいコネクタ規格「USB Type-C」が登場。
SuperSpeedPlus(Gen2)モードが採用、 最大転送速度は10Gbpsになった。
USB 3.1 Gen1とUSB3.0はおなじ規格を示す。
旧称 | 転送速度(gbps) | |
USB 1 Gen1 | USB 3.0 | 5 |
USB 1 Gen2 | 10 |
2017年に策定された規格。 USB Type-Cの使用により最大転送速度は20Gbps(Gen2×2)になっている。
旧称 | 転送速度(Gbps) | インターフェイス | |
USB 3.2 Gen1x1 | USB 3.1 Gen1 / USB3.0 | 5 | USB-A USB-C microUSB |
USB 3.2 Gen1x2 | 10 | USB-C | |
USB 3.2 Gen2x1 | USB 3.1 Gen2 | 10 | USB-A USB-C microUSB |
USB 3.2 Gen2x2 | 20 | USB-C |
2019年発表のUSB規格。 Thunderbolt 3の技術が取り入れられている。 端子はUSB-Cのみ。
速度は20Gbps/40Gbps.
ケーブルはUSB4ケーブルが必要。
USB 3.1で制定された規格。2014年に策定。 コネクタの規格であり、USB 3.1自体とは関係はない。 USB2.0用のType-Cケーブルも販売されている。
コネクタは上下左右対象で、どちら側の向きでも差込ができる。 従来のコネクタはホスト側がA、デバイス側がBだったが、 Type-Cではどちらも同じコネクタを使用できる。
HDMI、DisplayPort等の映像信号を流すこともできる。
USB PD(USB Power Delivery)規格により、最大100Wの出力に対応する。 USB3.0では4.5Wまで。 USB-IFという団体により策定された。 使用時は全ての機器が規格に対応する必要がある。
Type-CにはCCとよばれるコネクタがあり、 機器に関する情報が自動でやりとりされる。
ケーブルの仕様は多岐に渡り、Type-C対応でもPD非対応のケーブルもある。
USB Power Delivery. USB Type-Cで利用できる急速充電規格。 スマホの多くが対応する。
電流値により対応ケーブルも分かれる。 充電時は充電器もUSB PDに対応している物を使う必要がある。 USB以外の信号を流すための拡張規格はオルタネートモードとしてまとめられている。
規格上は20V/5Aまで供給できる。 実際は9V/2A、12V/1.5A等が多い。
VRデバイス用インターフェイス。 VirtualLink Consortiumが策定。 2018/10に発表。
USB Type-Cのコネクタ1つだけで電源供給、データ伝送が可能。
データを1ビットずつ順番に転送する。 1つのデータは基本的に3本の電線で送信又は受信できる。 パラレルデータをシリアルデータに変換する処理が入るため、パラレルよりも速度は遅い。 通信速度とフォーマットが一致すればどんな機種のシステムともやりとりが可能。
かつての最高転送速度は115.2kbps。
端子はCOMポートとも呼ばれた。
シリアル通信の同期方法のひとつ。 非同期方式とも。
1文字分の文字情報を送るたびにデータの先頭にスタートビット、 末尾にストップビットを付け加えて送受信を行う。
通信効率は劣るが、同期用の信号線は不要。
PCシリアルポートはこの方式で通信する。
シリアル通信の同期方法のひとつ。
メッセージ単位で同期をとる。最初にSYN符号を2個以上送り、そのあとに連続して文字を伝送する。 メッセージの最後にはPADをつける。
SYN符号を検出できなかった場合はデータを失うことがある。
各装置間でデータのやり取りをするための信号線の集合。
複数のデータを同時に通信する方式で高速データ転送ができる。 専用の通信ケーブルが必要、また長距離の通信は困難。
端子はIEEE1284に基づいた端子が使われる。
PCとプリンタとの接続に用いられることが多かったため、 プリンタポートとも呼ばれた。
最大転送速度は8MB/s。
シリアル通信の同期方法のひとつ。 ビット同期方式とも。
データの最初と最後に特定のフラグパターンを付加して同期を取る。
HDLCでは01111110のビット列が付加される。