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(いろ)

color. 物質の色は入射光から特定のを除いた反射光によりつくられる。 光自体には色はない。

人のには赤、緑、青それぞれの色を感じる視細胞がある。


英数

クロマサブサンプリングの削減処理の一つ。

アメリカAdobe Systems社が1998年に提唱した色空間。 sRGBよりも広い色域をもつ。

印刷に使用される三原色。 シアン、マゼンタ、イエローにブラックを加えたもの。 RGBより再現領域が狭い。

R

色空間の一つ。 赤、緑、青の3原色を混ぜ合わせて色を表現する。

RGBとYUVは計算式で変換可能。 ITU-R BT.709で定義される。

IEC(国際電気標準会議)が策定した色空間の国際標準規格。 機器による色の違いをなくし、一貫した色管理がおこなえる。 CRTが再現できる色範囲をベースとしている。 再現できる色の幅は狭い。

Adobe RGBはsRGBより再現できる範囲が広い。

Y

色空間の一つ。 動画コーデックに用いられることが多い。

Yが輝度、CbCrが色差をあらわす。 CbはYと青色成分の差、CrはYと赤色成分の差。

RGB方式と比べると画像の明るさや彩度の調整がわかりやすくなる。

デジタルコンポーネントとしてのビデオ世界規格策定中に BT.601の一部として開発された。

YUVを部分的に使用するオフセットバージョン。 YUVとはスケーリングの大きさが異なる。

RGBと比べると圧縮によるデータ削減量が多く、 動画によく用いられる。

輝度Yはルミナンス、色差Cb/Crはクロマとも呼ばれる。

色差は成分を多少間引いてもヒトの目では感知できない。 この部分のデータ削減処理をクロマサブサンプリングと呼ぶ。

色空間の一つ。 YUVのU軸とV軸を33度回転させたもの。

色差を肌色系(I)、寒色系(Q)の表現に変換し ヒトの目では区別のつきずらいQ信号の帯域幅を減らしている。

NTSCで使われる。

色空間の一つ。 輝度信号(Y)、輝度信号と青色成分の差(U)、 輝度信号と赤色成分の差(V)、3つの情報の組み合わせで色を表現する。

NTSCをモノクロからカラー化する際に考案された。 輝度と色情報が分かれているため、モノクロとカラーを両立することができた。

PALNTSCSECAMで使われる。

(いろくうかん)

カラースペース。 色を数値等のパラメーターで表したもの。

(いろのしゅるい)

(くろまさぶさんぷりんぐ)

YCbCrの色差データの削減処理のこと。

Y,U,Vのデータを水平方向4ピクセルあたりどの程度でもたせるかをあらわす。

放送用の素材は4:2:2がよく用いられる。 テレビ、BD、DVDでは4:2:0で配信される。

4:4:4
無圧縮。8+8+8=24ビットが1ピクセルのデータ量となる。 同じ階調幅のRGBと同じデータ量。

4:2:2
色差信号を水平方向に輝度の半分まで落とす。 間引いた成分は隣と同じ色にされる。 1ピクセルのデータ量は8+4+4=16ビット。

4:2:0
色差信号を水平・垂直方向に輝度の半分まで落とす。 色差データ量は4:4:4の1/4になる。

4:1:1
色差信号を水平方向に輝度の1/4まで落とす。 横方向の色の間引きが大きいため、ぼけた色合いになりやすい。 1ピクセルのデータ量は8+2+2=12ビット。

(こばるとぶるー)

テナールブルー。 青色の顔料コバルトアルミを主成分とする。

発明者はフランスのテナール。

(さいど)

色のあざやかさをあらわす。無彩色と有彩色に分かれる。 色があざやかになると数値が上がり、最も彩度の高い色を純色と呼ぶ。

(しきそ)

物体にを与える物質。 ヒトのに見える波長(360-780nm)の領域を選択的に吸収する物質。

(しきそう)

赤、黄、青等の色合いのこと。 波長の最も長い赤から時計回りに長い順に環状に構成する。 全体では100色相となる。対面同士の色は補色となる。

(にちとこう)

日本塗料工業会のこと。

または日本塗料工業会が発行している日塗工色見本帳の色番号「日塗工番号」のこと。

建築、機械、電気機器等の色見本として用いられる。

新番号

例 L15-90B KN-90

最初の記号は年代により変わるがねそれ以外があっていれば同じ色となる。

つや消し有彩色、無彩色。記号はM。

例 L22-M90A LN-M90

(ひょうしょくけい)

Color Specificaton system. を表示する体系。混色系、顕色系にわかれる。

混色系(Color Mixing System)は実験をもとに色を心理物理量として扱う。 顕色系(Color Appearance System)は色を記号や色票で扱う。

ほか

(ほしょく)

色相環において中心側を挟んで反対側の色を互いの補色と呼ぶ。

420nm565nm黄緑
440nm青紫580nm
470nm660nm黄赤
495nm青緑640nm
515nm750nm赤紫

白色光から特定の光を除くと、残りの光は補色の色になる。

(まんせるひょうしょくけい)

アメリカの画家マンセルが開発した表色系のような形をしているため 「マンセルツリー」とも呼ばれる。

色相(Hue)、明度(Value)、彩度(Chroma)の三つを用いて、以下の表記法であらわす。 無彩色の場合はN(Neutral Color)の記号と明度であらわす。

日本では工業用途によく使用される。

色相は5が色相の中心値。

色相が赤の5、明度が4、彩度が10の場合。

白(明度9)の場合。

(めいど)

の反射率をあらわす。完全な黒を0、完全な白を10とし、この間を11に分けてあらわす。 無彩色の場合は頭にNをつける。


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