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Deutsche Forschungsanstalt fur Luft-und Raumfahrt.
ドイツ航空宇宙センター。 1969年に設置された。当時の名称はDFVLR。 1989年にDLRに改称、1997年に現名称になる。
European Space Agency. 欧州宇宙機関。ヨーロッパ各国が共同で設立した宇宙開発研究機関。 本部はフランスに置かれる。
電離した水素原子が発する輝線スペクトルの一つ。 波長656.3nm。 この輝線を発する領域はHII領域と呼ばれる。
散光星雲が発する。
National Aeronautics and Space Administration. アメリカ航空宇宙局。
本部はワシントンD.C.にある。
Very Large Telescope. 超大型望遠鏡。 ヨーロッパ南天天文台(ESO)がチリのセロ・パラナル山に設置した望遠鏡。 1998年に最初に望遠鏡が完成、計4基がつくられた。 南の宇宙光学観測の最大拠点。
地球のある銀河のこと。 名前の由来は夏に見える帯状の星群より。
直径は約8万光年。 約1000億の星があり、4本のらせん状の腕を形成している。 中心には多くの星が密集した球形の部分があり、「核」と呼ばれる。 太陽はらせん状の腕の中にある。位置は中心から全長の2/3程度のところ。
銀河系に匹敵する大きさの銀河。 約230万光年の位置にある。
ビッグバン宇宙のきわめて初期に起こったとされる相転移に伴う急激な膨張を考慮した宇宙モデル。 ビッグバン宇宙論では説明できない問題を解決する考えとして導かれている。
宇宙空間をとびかう放射線のこと。
Extravehicular Mobility Unit. 船外活動ユニット。
下記の役割をもつ。
上部胴体、下部胴体、グローブ、ヘルメット、冷却服、生命維持装置等で構成。 素材はナイロン、ダクロン、アルミ蒸着マイラー、ゴアテックス、ノーメックス等が用いられる。 価格は一着10億円程度とされる。
尿の処理はおむつによる。
宇宙のどの方向からでも強さが一様な電波放射のこと。 赤方偏移が3000の時代のビッグバン宇宙の名残。 スペクトルは約3Kの黒体放射。
1億個から1兆個の星と星間ガスが互いの重力でより集まったもの。
最も小規模な銀河集団のこと。 明るい銀河が2個から数十個含まれる。
太陽系の属する銀河。約2000億個の恒星と星間ガスで構成。 星はほぼ円盤状に分布する。
中心は太陽系からみると、いて座(天の川)の方向にある。 距離は太陽系から約28000光年と推定される。
明るい銀河を数十個以上含む集団のこと。
光が宇宙空間を1年間に進む距離。 9.4605×1015m。約9兆4600億キロメートル。 1年は365.25日と定義している。
銀河系の有効直径は約10万光年とされる。
宇宙線や探査機が天体の近くを通過する際に重力を利用して軌道変更すること。
遠ざかる天体の光がドップラー効果により波長の長い方(赤い方)にずれる割合のこと。 宇宙膨張により遠方の銀河ほど値が大きくなる。
暗黒物質。質量を持つが光や電波等の電磁波を一切出さない物質。 電磁波が観測されないため正体は現在のところ不明。 宇宙の質量密度の約23%を占める。
いくつかの銀河団や銀河群がゆるく集まった集団のこと。 重力的な結びつきが弱く形のいびつなものが多く、境界もはっきりしていない。
NASAが1990年にスペースシャトル、ディスカバリーに搭載して打ち上げた望遠鏡。 円筒型の衛星になっている。 高度590kmの軌道上で無人観測をおこなっている。
宇宙のはじめの大爆発のこと。 約150億年前に起こった。
ビッグバン発生後、素粒子が形成され現在の宇宙ができたとされる。
宇宙線や探査機が天体の近くを通過すること。 同時に観測、軌道変更を行う場合もある。