太陽系


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太陽系

(たいようけい)

太陽を中心とした様々な天体の集まり。 銀河系に存在する。

多くの天体があるが、質量のほとんどは太陽が占め、 太陽:他の惑星の割合はおよそ740:1となる。

水星から土星までの惑星の軌道半径はボーデの法則によく従って並ぶ。 天王星もこの法則に従う。

全惑星の公転軌道面は地球の公転軌道面(黄道面)とほぼ一致する。 軌道は楕円だがほとんど円に近い。 自転の向きは金星(逆回転)と天王星(自転軸が横倒し)以外は同じ。

(いんせき)

惑星間空間にある物体が大気圏に飛び込み、燃えつきずに地表へ落ちてきたもの。 ほとんどが石質隕石。 隕石の大部分は小惑星帯からやってくる。

鉄質隕石は有用なため紀元前から鉄として使われてきた。 グリーンランドの氷上では隕石の発見が容易なのでイヌイットにより刃物として利用されている。

一般的な隕石はコンドライトと呼ばれる。 直径2mmくらいの球状体(コンドリュール)とその間を埋める石基で構成する。 また隕石の年齢は地球の年齢とほぼ等しい。

隕石が落ちてできる穴をクレーターと呼ぶ。 6500万年前(白亜紀)にメキシコのユカタン半島に落ちた隕石は生物の大量絶滅の原因になったとされる。

火星起源の隕石はエコンドライト。

鉄隕石の切断面には格子状のウィドマンステッテン組織という模様が見られる。 100万年に数度とという遅い速度で冷却されることによりできたと考えられている。

石鉄隕石は鉄とカンラン石が組み合わさっている。 地球の岩石にはみられない構造。

(かきゅう)

-3等より明るい流星のこと。

(こうどう)

天球上の太陽が1年かけて天球を1周する際の通り道のこと。 黄道には黄道12星座が存在する。 地球が公転により位置を変えるために起こる。 地球の自転軸が傾いているため黄道は赤道より約23.4度傾いている。

(こんどらいと)

石質隕石のうち、コンドリュールと呼ばれる粒を含むもの。 特に有機質の多いものは炭素質コンドライトと呼ばれる。

(しゅんぶんてん)

黄道が天の赤道の南から北へと横切る点のこと。 北から南へと横切る点は秋分点。

春分点は現在はうお座の方角にある。 バビロニアの時代にはおひつじ座にあった。

(しょうわくせい)

太陽系小天体のうち、木星の軌道周辺より内側にあるもの。

(すいせい)

ほうき星。 軌道は下記の3種類があるが、ほとんどが楕円軌道。

(たいようけいしょうてんたい)

太陽の周りを公転する天体のうち、惑星準惑星およびそれらの衛星を除いた小天体のこと。

(りゅうせい)

惑星間空間に存在する固体粒子。 地球大気圏内に高速で突入すると高温となって発光し流星となる。


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