天体


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天体

(てんたい)

星。 星間ガスが自らの重力で集まって形成される。 密度が高くなったものは分子雲と呼ばれる。

分子内の密度の濃いところを中心に自身の重力により収縮すると 原始星という段階になる。 更に収縮が進むと星の中心部の水素が核融合を開始、恒星となる。

惑星は水素が少ないため恒星にはならない。

英数

(HRず)

Hertzsprung Russell Diagram. ヘルツシュプルング-ラッセル図。 度を縦軸、または表面温度を横軸として星をプロットした表。

(NGCてんたい)

デンマークのドレイヤーが1888年に発表した星雲星団カタログに掲載されている天体。 NGCのあとに番号がつく。7840まである。

(かっしょくわいせい)

質量が太陽の8%以下で核融合反応が起きず明るくならない星。 収縮エネルギーを放出して褐色に光る。 スペクトルにはメタンの吸収線があり、木星と類似する。

(がんませんばーすと)

全天のうちのある1点がガンマ線で明るく輝く現象。 重力崩壊型超新星に付随して起きる。

1960年代の終わりにアメリカの軍事衛星が偶然発見した。 この衛星はソ連実験監視用だったため、ガンマ線バーストの公表は発見より遅れた。 1973年に論文として発表された。

(くぇーさー)

遠方にあるが赤方偏移が大きくふつうの銀河よりも明るい光を放つ天体。 スペクトルには幅の広い輝線がみられる。

(しんせい)

nova. 表面で爆発が起こったために突然明るく輝きだした星。 白色矮星と連星をなす相手の星から流れ出たガスが白色矮星の表面に積もることにより起きる。 極大時の明るさは-6〜-9等、ほとんどは1年程度で元に戻る。

(ちゅうせいしせい)

高密度のため陽子電子が合体して全て中性子になっている星。

1939年にオッペンハイマーとボルコフが存在を予言、 1967年に中性子星パルサーが初めて発見された。 2018年現在は2500の天体が発見させている。

超新星爆発が起きると質量の大部分が吹き飛ばされ、 中心に中性子星が残る。

高速で自転し、強い磁場をもつ。

内部は非常に高密度で質量も大きい。 半径10km程度で太陽と同じ質量を持つ。

(ちょうしんせい)

supernova. 末期の恒星全体が大爆発して発生する。 新星よりも大幅に明るく、-13〜-19等にもなる。

I型
白色矮星と連星をなす相手の星から流れ出たガスが白色矮星の表面に積もることにより 核融合が暴走、爆発して起きる。大量の放射性ニッケル56がつくられる。

II型
太陽の8倍以上の質量の星が進化の最終段階で起こす。 中心にができると核融合がとまり、重みを支えていた圧力が弱まって中心がつぶれ、爆発する。 スペクトルには水素の線がみられる。

(はくしょくわいせい)

white dwarf. 高密度により電子の縮退圧と重力がつりあっている星。 HR図では左下に位置する。

太陽は将来的には地球程度の大きさの白色矮星になる。 新星超新星になることがある。

(ぱるさー)

毎秒1〜1000回程度の電波パルスを規則正しく発信する天体、変光星

超新星爆発の際につぶれた星の芯が中性子星になったもの。 強い磁場を持ち、これから出るシンクロトロン放射ビームが地球にパルスとして到達する。

(ぶらっくほーる)

重力崩壊した天体。星の質量が非常に大きくなると発生する。 ブラックホールではシュワルツシルト半径より内側にある物質やは外に出られないため外からは見えない。

(へんこうせい)

明るさが周期的に変化する星。

脈動変光星セファイド型変光星
回転変光星パルサー
爆発変光星恒星のフレア現象による

(めしえてんたい)

フランスの天文学者メシエが作成したリストに掲載されている 星雲、星団、銀河のこと。

1から110まである。番号の前にMをつけてあらわす。


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