空間を伝わる電界と磁界による波。横波。 電界と磁界は互いに直角の関係を保ちながら伝播する。
周波数 | 波長 | ||||
赤外線 | 1mm-780nm | ||||
可視光線 | 780nm-380nm | ||||
紫外線 | 380nm- 10nm | ||||
X線 | 10nm-0.001nm | ||||
ガンマ線 | 0.001nm未満 | 主に放射性原子核から生じる |
UV(ultraviolet radiation).
可視光線より波長が短い電磁波。波長は1〜400nmで目で感知はできない。 ミツバチは紫外線が見える。 一年では7-8月に最も多くなる。
振動数が大きくエネルギーが高いため 原子や分子のイオン化、光化学反応を起こす。 生体には有害で日焼け等の皮膚障害を起こす。
2種類の分類法がある。
UV-A。UV-Bほどではないが有害。 多くは地表に届く。
UV-B。特に300-280nmの範囲が有害。 ほとんどは大気層で吸収されるが一部は地表に到達する。
UV-C。大気層で吸収され地表には到達しない。 オゾン層は290nmより波長の長い紫外線(UV-C)を吸収する。 殺菌目的に使われる。皮膚がんや白内障の原因となる。 また酸素をオゾンに変える効果がある。
UV-Cより更に波長が短くなるとX線になる。
IR(Infra Red).
可視光線より波長が長い電磁波。波長は780nm以上。 1800年にハーシェルが発見、1835年にアンペールが電磁波であることを示した。
絶対温度より温度が高い物体は赤外線を発する。
目で感知はできないが、皮膚で熱として感知できる。 加熱に利用される。
遠赤外線はエネルギーは低いが波長が長いため物質の内部まで入って加熱する。
microwave amplification by stimulated emission of radiation. 原子、分子の誘導放出をもちいて電磁波を増幅、発振する装置。