マスメディアの一形式。 電波を媒体として大衆に映像、音声、文字による情報を届けるサービス。
偏波 | |
地上アナログ放送 | 水平、垂直偏波 |
地上デジタル放送 | 水平、垂直偏波 |
ワンセグ | - |
CATV | - |
デジタルの放送方式
ATSC | アメリカ |
DTMB | |
DVB-T | ヨーロッパ |
ISDB-T | 日本 |
ISDB-Tb | |
CDMB-T | 中国 |
映像方式はほぼMPEG-2が採用されている。 音声は方式により異なる。日本ではAAC。
歴史
Advanced Television Systems Committee. アメリカのATSCが承認した地デジ放送方式。 アメリカ、カナダ、メキシコ、韓国で採用。
シングルキャリア方式。
走査線 | 有効走査線 | 縦横比 |
525 | 480 | 4:3 |
525 | 480 | 16:9 |
750 | 720 | 16:9 |
1125 | 1080 | 16:9 |
電波帯は中波を使用する。AM変調。
デジタル放送の受信に必要なICカード。 テレビ、チューナー等に添付されている。 株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズが発行。
1枚ごとに異なるICカード番号がふられており、放送局からは識別が可能。 いくつかの種類がある。
色 | 用途 |
赤 | BS、110°CS、地上デジタル放送 |
青 | 地上デジタル放送 |
オレンジ | CATV |
ケーブルテレビ。ケーブルを用いたテレビ放送。 ケーブルテレビ局から光ケーブル、同軸ケーブルを用いて加入者宅へ信号を送信する。 日本では1955年に群馬県伊香保温泉で初めて導入された。
システム
Digital Terrestrial Multimedia Broadcast. 地デジ放送方式の一つ。 中国の上海交通大学、清華大学で開発された2方式を統合したもの。
中国、香港、マカオ、キューバで使われている。
Digital Video Broadcasting-Terrestrial. 地上デジタルテレビ放送方式の一つ。
DVB-TとDVB-T2がある。 T2受信機でTは受信可能だが、その逆は不可。
ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、南アフリカ、 インド、台湾等で採用。
電波帯はVHF(76-95MHz)。FM変調。 ステレオ放送、AMより音質が良い。受信できる範囲はAMより狭い。
短波を用いたラジオ放送。
日本
送信はKDDIの八俣送信所(茨城県古河市)でおこなわれている。
送信機には約70kgの真空管が使用される。
アナログ方式による地上波放送。NTSC方式を使用。 1953年に白黒で開始。1960年にカラー放送開始。
2011/7に終了したが、震災の影響で岩手県、宮城県、福島県では2012/3まで延長された。
デジタル方式による地上波放送。2003/12に三大都市圏で開始。
方式はISDB-T。 1chあたりの帯域はアナログと同じく6MHz。
変調方式は3種類のどれかが使われる。
各搬送波はデジタル変調され、これらを全てあわせたものがOFDM信号になる。 モードは1,2,3があり。3が使われている。
走査方式はインターレース、30fps。 色域はBT.709(BS、BDも同等)。
13のOFDMセグメントがある。うち1つはワンセグ用。 ハイビジョン放送では12セグメント、SDTVは4セグメントが必要。
いくつかの映像フォーマットがあり番組により使い分けられる。 ほとんどの放送は1440x1080で伝送されており、受信機で1920x1080に変換されている。
音声は5.1chのサラウンドで送られる。
SD | 480i | 720x 480 |
480p | 720x 480 | |
HD | 720p | 1280x 720 |
1080i | 1920x1080 |
一つの放送波でHD放送一つ、またはSD放送を3つ放送できる。
(北海道のチャンネル 2014/3現在)
リモコン番号 | 放送局 |
1 | 北海道放送 |
2 | NHKEテレ |
3 | NHK総合 |
4 | |
5 | 札幌テレビ放送 |
6 | 北海道テレビ放送 |
7 | テレビ北海道 |
8 | 北海道文化放送 |
9 | |
10 |
地上デジタル放送を参照。
(地上波)
系列 | 関東 | 開局 | 北海道 | 開局 |
- | NHK | 1953 | - | |
NNN | 日本テレビ(NTV) | 1953 | 札幌テレビ(STV) | 1959 |
JNN | TBSテレビ(TBS) | 1955 | 北海道放送(HBC) | 1957 |
FNN | フジテレビ(CX) | 1959 | 北海道文化放送(UHB) | 1972 |
ANN | テレビ朝日(EX) | 1959 | 北海道テレビ放送(HTB) | 1968 |
TXN | テレビ東京(TX) | 1964 | テレビ北海道(TVh) | 1989 |
開局 | |
WOWOW | 1990 |
BS日本 | 2000 |
BS-TBS | 2000 |
BSフジ | 2000 |
BS朝日 | 2000 |
BSジャパン | 2000 |
日本BS放送 | 2007 |
CATVで使われるテレビ放送のチャンネルのうち、C13からC22までの範囲。 映像周波数は109.25MHz-165.25MHz。 VHFのローバンド(1-3ch)とハイバンド(4-12ch)の中間にあたる。 無線にも使われる。
radio.本来は放射を意味する。 無線により音声を送受信するしくみ、またそれをおこなう機器のこと。
初期のラジオ受信機は鉱石ラジオが用いられてきた。 真空管を経て1960年代にはトランジスタラジオが普及した。
パソコン、スマホでラジオが聴けるサービス。 2010年開始。
タイムフリー機能により、聴き逃した放送も聴くことができる。 期間は1週間。
聴ける範囲はエリア内。IPアドレスで判定するため、 使用するプロバイダによっては関東圏として扱われることがある。
FM補完放送。 FM放送の周波数(76.1-94.9MHz)を利用してAM放送を放送するもの。 聴くには90.1-94.9MHzに対応したラジオが必要。
地上デジタル放送のサービスの一つ。 2006/4/1に放送開始。 13あるセグメントのうちの1つを使って放送をおこなう。 携帯電話やポータブルオーディオ機器等で受信が可能。
セグメントが1つのため画質は低く、320×240(4:3)または320×180(16:9)。 映像の圧縮方式はH.264を採用。音声は2chまでとなっている。
アメリカやヨーロッパではワンセグは存在しない。