ペダル等を用いて人力により車輪を回転させて動く二輪以上の車のこと。 電動でアシストするタイプのものもある。 道路交通法で定義されている。
1813年にドイツのカール・フォン・ドライス男爵がドライジーネと呼ばれる 足蹴り式自転車を発明したとされる。
車種
生産は別の国でおこなっている場合がある。
Bicycle Motocross. 専用の自転車を使用した競技。 1970年代にアメリカ、カリフォルニアの子供たちが自転車でモトクロスをまねて遊んだのが始まりとされる。 2008年の北京オリンピックではレースが正式種目に採用された。
BMX用自転車
ハンドルは専用のものが使われる。変速機はなし。 サドルは小型。タイヤは20インチか24インチ、幅5cm程度のものがよく使われる。
マウンテンバイク。悪路や山道を走行するための自転車。 衝撃が多いためクロスバイク等と比べるとフレームは頑丈になっている。
ホイールは26インチ、27.5インチ、29インチ等。 27.5インチが主流、26インチは廃れつつある。
タイヤは太目のブロックタイヤ。 ブレーキはディスクブレーキ。
フルサス
前後にサスペンションをそなえたもの。
ハードテイル
フロントのみにサスがあるもの。
e-MTB
電動アシストのMTB。
タイヤ幅の表示。 26×1.95という表記の場合、26がタイヤの直径、1.95が幅を示す。 ともに単位はインチ。 一般的な幅は2-2.3インチ。
炭素、または炭素繊維。 原子の配列が安定しているため熱に強い特徴がある。 非金属質だが、電気の良導体。
自転車ではフレーム、フロントフォーク、ホイール、ハンドル、 シートポストに採用される。 フレームはドライカーボン、パーツ類はウェットカーボンが使われることが多い。
ドライカーボン | エポキシ樹脂 |
ウェットカーボン | ポリエステル樹脂 |
ドライカーボン
型にカーボンクロスを何層にも貼り高温高圧で仕上げる。
ウェットカーボン、FRPと比べると機械的強度が数十倍高い。
政策には大掛かりな設備が必要でコストが高い。
ウェットカーボン
FRPと同じくカーボン繊維に樹脂を染みこませてつくる。
コストが安いが、ドライより重くなり、強度も小さくなる。
ハニカムは入れられない。
フレーム
非常に軽量で振動吸収性が高い特徴があり、
ロードレースでは主流の素材。衝撃により割れることがある。
自転車レースの一つ。 一周1-5km程度の短いコースを周回するもの。
フレーム素材はアルミが多い。 フロントフォークにカーボンが採用される場合もある。
仕様はメーカーにより若干異なるがおおむね下記のとおり。
クロムモリブデン鋼、SCM材。 クロム鋼にモリブデンを入れて改良したもの。 JISでは11種の規定がある。
フレーム
細身のシルエットを持ち古来からのファンが多い。
大きな衝撃を受けても破断しにくい(潰れるかたちになる)。
他の素材に比べると重く、また鉄ほどではないが錆びやすい欠点がある。
4130
SAEの規格番号による鋼材。
安価なものに使われる。
TANGE PRESTIGE
台湾のTANGE製。素材を薄くできるため軽量。
乗り味は硬めとされる。
KAISEI 8630R
日本製。クロモリにニッケルを添加したもの。
乗り味は硬めとされる。
バテットチューブ
自転車に取付できるトレーラのこと。 シートポスト、後輪ホイール軸部に金具を用いて固定し牽引する。 タイヤは一輪か二輪。
ペットや子供を乗せられるトレーラも存在する。
シクロクロス競技用の自転車。
ロードバイクに似ているがフレームが頑丈になっておりその分重い。 ジオメトリも異なる。
ミニベロとも呼ばれる。 16-20インチの小さなホイールが使われる自転車。 収納しやすいが、走行性能は劣る。
ファットバイクとMTBの中間に位置する自転車。 ミッドファット、27.5+と呼ばれることもある。 タイヤ幅は2.8-3.2インチ(ファットバイクは4-5インチ)。
タイヤ幅4-5インチの自転車。砂浜、雪原等の走行が可能。
ホイール、フレーム、フォークは独自の物が使われる。 ホイールは26インチ。 変速系統はMTBのものが使われる。
タイヤの空気圧は低めで最大30PSI程度。
日本独自の自転車。
前後で異径のホイールを装着したMTB。 一般的なのは前輪が29インチ、後輪が27.5インチのもの。
座席に寄りかかり、ハンドル前方にあるペダルを漕いで進む自転車。 一般的な自転車と比べると空気抵抗が少なく、少ない労力で走行できるとされる。
車体が重くダンシングもできないため坂には弱い。 また背が低く自動車からは見えにくいため注意が必要。
ロードレーサー。 舗装路を高速で走行するための自転車。 フレーム素材はアルミ、クロモリ。カーボン、チタン等。
クロスバイク等と比べると軽量だが高価。 拡張性が低く、キャリアや泥除けは取付できないことが多い。
ローラーがついた台の上で自転車走行するための器具。 室内トレーニング、レース前のウォーミングアップ等に使われる。
3本ローラー
前に1つ、後ろに2つのローラーがついている。
固定ローラー
フレーム後部に機器を固定して使用する。
ハイブリッドローラー
前輪は機器に固定、後輪はローラー走行するもの。