一部自動車機器と重複する。
駆動系部品はコンポーネントを参照。
主な部品
MTB、クロスバイクに用いられるリムブレーキ。 構造が簡単、安価で制動力が高い。
制動力が高すぎてホイールロックによる転倒が起こることがある。 雨や泥の中では制動力が落ちるため、MTBはディスクブレーキへの置き換えが進んでいる。
フレームにVブレーキ用台座がある場合のみ取付可能。 フレームを広げるように作用するため強度が必要。
ハンドルを参照。
シクロクロス、ランドナー等で使われるリムブレーキ。 レバーを握るとワイヤーが上に引っ張られ、ブレーキシューがリムに押し付けられる。
泥詰まりがおきにくい。 Vブレーキ等と比べると調整が難しく、制動力もやや劣る。
取付にはフレームがカンチに対応している必要がある。 またアウター受けが必要。
サイドプルブレーキ。 リムブレーキの一種だが、Vブレーキと比べるとフレームにかかる負担が少なく、フレームを軽量化できる。 シティサイクル、ロードバイクに用いられる。
尻をのせる部品。シートポストと接続する。
シートポストのこと。
サドルを取り付ける棒状の部品。 上部クランプにサドルを取り付ける。
材質はクロモリ、アルミ、カーボン等。 カーボンは振動吸収性が高く軽いが、締めすぎると割れることがある。
フレームシートチューブに差し込んで取り付ける。 シートチューブ径に適合したものを使う必要がある。
主なサイズ
27.2mmφ |
30.9mmφ |
31.6mmφ |
フロントフォークのコラムとハンドルを結ぶ部材。 材質はアルミ、カーボン等。 様々な長さ、角度のものがあり、好みに応じて使用する。
どちらのステムが使えるかはフレームによる。
アヘッドステム
多くのスポーツ用自転車に採用されるステム。
競輪では使用禁止されている。
フロントフォークのコラムにはめ、ボルトで固定する。
コラムサイズ
種類 | コラム径 |
ノーマルサイズ | 25.4mm 1インチ |
オーバーサイズ | 28.6mm 1-1/8インチ |
スーパーオーバーサイズ | 31.6mm |
ワンポイントファイブ | 1.5インチ |
バークランプ径
ハンドルと接続する部位。
22.2mm | (BMXサイズ) |
25.4mm | |
26.0mm | |
31.8mm |
スレッドステム、ノーマルステム。 横から見ると数字の7の形をしたステム。 主にママチャリ、旧式スポーツ自転車で採用されている。 NJS認定のため、ピストバイクでも採用されている。
フロントフォークのコラムに穴が開いており、ここにステムを差し込む。 固定は上部のねじを締めておこなう。
ノーマルサイズ | 22.2mm |
オーバーサイズ | 25.4mm |
(自動車)
正確にはステアリングホイールと呼ぶ。
旋回時に回すほか、各種操作スイッチが取付されている。
(自転車)
ステムを通じて取り付けられる。
材質はアルミニウム、カーボン等。
ステム一体型のものもある。
フラットハンドル
一般車、クロスバイク、MTBに用いられる。
ドロップハンドル
ロードバイク、シクロクロスに用いられる。
クランプ径は26.0mmと31.8mmが主流。
ブルホーンハンドル
一部のロードバイクに用いられる。
転倒時に先端が刺さる危険があるためレースでは使用が禁止されている。
DHハンドル
DHバー、エアロバー、TTバーとも。ダウンヒルバーの略。
ハンドル中央部から前に伸びる2本の棒。
空気抵抗が低く、トライアスロン等で使われる。
リムブレーキ用の部品。リムとの摩擦により制動する。 リムの材質(アルミ、カーボン等)に合わせて選定する。
左右クランクアームに取り付けられる部品。 運転者の足を通じて力がクランクに伝えられる。
自転車用のブレーキ。 ホイールのリムを左右からブレーキシューではさみこんで制動する。
軽量で構造も簡単。長年の使用によりシューとリムが磨耗するため定期的に交換する。 雨や雪の中では制動力が落ち、磨耗も激しくなる。