コンポーネント


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コンポーネント

(こんぽーねんと)

コンポとも。自転車の駆動系の部品のセットのこと。 シマノ、カンパニョーロSRAM等がリリースしている。 変速段数、グレードにより名称がつけられている。

シマノ(ロード)

グレード スピード発表年
DURA-ACE R9200122021
ULTEGRA R8100122022
ULTEGRA R8000112017
ULTEGRA Di2R8050112017
105 R7100122022 (機械式は2023)
CLARIS R2000 82017

DURA-ACE R9100112016
DURA-ACE Di2R9150112016
SORA R3000 92016
Tiagra 4700102015

古いコンポーネント

グレード スピード発表年
DURA-ACE 7400 61984
71987
81991
DURA-ACE 7700 91996
DURA-ACE 7800102003
DURA-ACE 7900102008
DURA-ACE Di27970102009
DURA-ACE 9000112012
DURA-ACE Di29070112013
ULTEGRA 600 81992
ULTEGRA 6500 91997
ULTEGRA 6600102004
ULTEGRA 6700102009
ULTEGRA Di2 6770102011
ULTEGRA 6800112013
ULTEGRA Di2 6870112013
105 5500 91998
105 5600102005
105 5700102010
105 5800112014
105 R7000112018
Tiagra 4400 91999
Tiagra 4500 92007
Tiagra 4600102011
SORA 3300 82000
SORA 3400 92007
SORA 3500 92012
- 2200 ?2005?
- 2300 82009
CLARIS 2400 8
RX100 - 1990

記号
BB
FCクランク
STデュアルコントロールレバー
シフトレバー
ブレーキレバー
BRブレーキ
FDフロントディレイラー
RDリアディレイラー
CSスプロケット(カセットスプロケット)
CNチェーン

英数

ボトムブラケット。 クランクが取り付けられる部分。クランクに適合するBBを選択する必要がある。

ねじこみ、圧入等によりフレームに取り付ける。フレームにより取り付けできるBBは異なる。

シェル幅はISO(JIS/BSC/BSA)、ITA(イタリアン)、オーバーサイズがある。 ロードバイクはISOとITAが混在。MTBはほぼ100%ISO。

どちらが取付できるかはフレームによる。 ISOが一般的だが、外国産フレームには一部ITAがある。

シェル幅(mm)ネジ
ISO68左が正ネジ、右が逆ネジ
ITA70左右ともに正ネジ
オーバーサイズ73

ねじこみ形規格

コッタレス 四角
ISIS 10本
オクタリンク8本

スクエアテーパー
古くからある規格。カートリッジタイプ、カップ&コーン等がある。 テーパーのついた四角断面のシャフトが飛び出ているBB。クロスバイクに多い。 交換にはコッタレス抜き工具が必要。

オクタリンク
シマノ製のBB。 シャフトは円柱形。スクエアよりもシャフトとクランクの接触面積が大きく剛性が高い。 規格がV1、V2の2種類あり互換性はない。

圧入形規格
専用クランクのみ取付可能。

内径ねじ山BBハンガー幅
BB30 42mmなし 68mm キャノンデール、FSA
BB30A
BB Right46mmなし 79mm
PF30 46mmなし 68mm
PFBB86 41mmなし 86.5
BB65
BB86 GIANT、シマノ
BB386
BB386EVOFSA
BB90 トレック

BB90
トレックの規格。BB30と同じくベアリングを直接フレームに打ち込む。 BBシェル幅は90mm。

BB386EVO
FSAの規格。BBシェル幅86.5mm、クランクシャフト径30mm。

キャノンデールとFSAが提唱するBB規格。 フレームにねじ切りがなく、ベアリングを直接フレームに押し込んで設置する。 BBシェル幅は68mm。クランクシャフト径は30mm。 異音の問題がある。

BB30AはBB30と似ているがシェル幅が73mmになっている。

GIANT等が採用するBB規格。 プレスフィット86(PF86)とも呼ばれる。 シェル幅86.5mm、ベアリング外径41mm、内径24mm、幅7mm。 昔から使われている24mm径のクランクを使用できる。

フレームにねじはなく、 樹脂、アルミのワンを用いたカートリッジを圧入する。

2023年発表のシマノのコンポーネント。 Alivio、Acera、Altus、Deoreを統合したもの。

G

シマノのグラベルロード用コンポ。

RX81511Sアルテグラ相当 Di2
RX81011Sアルテグラ相当
RX60011S105相当
RX40010STIAGRA相当

S

アメリカの自転車パーツ、コンポーネントメーカー。

初期はMTBコンポーネントを製造していた。

油圧ブレーキにはDOTオイルが使われる。

ロードコンポーネント

デュアルコントロールレバーを参照。

(くらんく)

BBに取り付ける。BBに適合したクランクを取り付ける必要がある。 左右クランクアームにはペダルが取り付けられる。

1〜3枚のチェーンリングがついており、フロントディレイラーにより変速される。 チェーンリングは回転力をスプロケットを通じて後ホイールに伝達する。

ギアピッチ固定径
PCD(Pitch Circle Diameter)とも呼ばれる。 クランクに取り付けるギアを固定するボルトの穴を結んだ円の直径。

(こったれす)

クランクをコッタを使わずボルトまたはナットで固定する方式。

コッタはテーパーのついた円筒形のくさび栓のこと。 コッタを使用して固定するタイプはコッタード形と呼ばれるが、 現在ほとんど使われていない。

(しふとわいやー)

自転車の前後ディレイラーを動作させるためのワイヤー。

径は1.2mm。材質はSUS、

コーティング(シマノ)

(すぷろけっと)

カセットスプロケット。 後ホイールのフリーハブに差し込んで取り付ける部品。 歯車状の薄板で6〜11枚構成。

シマノ用とカンパ用がある。 ホイールの種類及び変速段数に合わせて選択する。

同じ変速段数でもスプロケットの組み合わせによりバリエーションがある。 リアディレイラーによっては取り付けられるスプロケットが制限される。

型番 変速g歯数
CS-R7000 1128411-28T11 12 13 14 15 17 19 21 23 25 28
1126912-25T 12 13 14 15 16 17 18 19 21 23 25
1130411-30T11 12 13 14 15 17 19 21 24 27 30
1132011-32T11 12 13 14 16 18 20 22 25 28 32
CS-R8000 1123211-25T11 12 13 14 15 16 17 19 21 23 25
1124312-25T 12 13 14 15 16 17 18 19 21 23 25
1125111-28T
1126911-30T
1129211-32T
1130014-28T

型番 変速歯数
CS-5800 1111-28T11 12 13 14 15 17 19 21 23 25 28
1111-32T11 12 13 14 16 18 20 22 25 28 32
1112-25T12 13 14 15 16 17 18 19 21 23 25
CS-HG500-101011-25T11 12 13 14 15 17 19 21 23 25
1011-32T11 12 14 16 18 20 22 25 28 32
1011-34T11 13 15 17 19 21 23 26 30 34
1011-32T12 13 14 15 17 19 21 23 25 28

旧型

CS-67001011-23T 11-25T 11-28T 12-23T 12-25T 12-30T
CS-57001011-25T 11-28T 12-25T 12-27T
CS-460010

シマノ11速ホイールにスプロケットを取り付ける場合

11速
スペーサは不要。

10速
1.85mmと1.0mmスペーサが必要。

CS-6600ジュニアスプロケット、CS-4600、CS-HG500-10を使う場合は 1.85mmスペーサ一つだけを使用。

8・9速
1.85mmスペーサ一つだけを使用。

(ちぇーん)

チェーンリングスプロケットを結ぶ部品。 オートバイでも使われる。 変速段数に適合するチェーンを使う必要がある。

接続にはコネクティングピンを使用する。 変速段数に合ったものを使用する。

変速 特徴
11
10 2本ライン付
9 シルバーカラー
8/7/6ブラックカラー

10速のうちCN-7800は7800専用。 裏表の区別がなく、2本ライン付のピンは使用できない。 1本ライン付、幅5.5mmの物を使用する。

CN-7801、6600、5600用は3本ライン。裏表の区別なし。

(でゅあるこんとろーるればー)

ブレーキとシフトを1つのレバーに搭載したシステム。 STIと呼ばれることもある。

STIはシマノトータルインテグレーションの略で ハンドルから手を離さずにブレーキとレバーを操作する機構のこと。 ラピッドファイヤーもSTIによる。

(ふろんとでぃれいらー)

クランクチェーンリングの変速を行う機器。 プレートによりチェーンをずらして変速する。

2段変速(ダブル)、3段変速(トリプル)がある。

バンドタイプ34.9mm、バンドタイプ31.8(28.6mmアダプター付)、直付に分かれる。 フレームに合わせて選択する。

(ほろーてっくII)

シマノ製の中空クランクシステム。 シマノTIAGRA以下のクランクは中空でないため「2ピースクランク」と呼ばれる。

BBにシャフトは含まれず、クランクと一体になっているシャフトをBBに差し込んで取り付ける。 ベアリングはBBシェルの外側に位置する。シャフトはクランク側に嵌合されている。

(りあでぃれいらー)

スプロケット部分で変速する機器。

一般的にフロントダブルではSS、トリプルではGSを使用する。 GSの方がトータルキャパシティ、フロントとの歯数差が大きくなる。

ボルト

Bテンションアジャストボルトはガイドプーリーとスプロケットの間隔を調整する。 近すぎるとチェーン詰まりを起こす。


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