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温度
oolong. 緑茶と紅茶の中間に位置する半発酵茶。 中国でよく飲まれているイメージがあるが、実際は一部地域でしか飲まれていない。 酵素の働きで油脂の分解力が強い。
100mlあたり20mgのカフェインが含まれる。
品種
イタリア発祥のコーヒー抽出方式。 高い圧力をかけてコーヒー粉に熱湯を通して抽出する。
苦めで濃厚な味わいとなる。
表面にはクレマと呼ばれるクリーム状の泡があらわれる。
豆は極細挽き。焙煎は中煎りから極深煎り。
下記の飲物はエスプレッソがベースとなる。
冠茶。
茶園をワラ、寒冷紗等で1週間ほど覆い、日光を遮って作られる。
玉露と似た製法だが日数はこちらの方が短い。
緑茶の一種。
新芽が2-3枚開いたころに茶園をヨシズ、ワラで20日間ほど覆い、 日光を遮って作られる。
渋みが少なくうまみが豊富。
中国茶の一種。 茶葉に微生物をうえつけ、発酵させたもの。
水に浸して蒸した米を炒り、これに同量の番茶、煎茶等を加えたもの。
Black Tea. ツバキ科ツバキ属のカメリア・シネンシスの葉が使われる。 発祥の地は中国福建省。 緑茶、烏龍茶も同じ葉が使われるが、製造法が異なる。
茶葉には酸化酵素が含まれており 紅茶はこの酵素を利用し酸化発酵して作られる。
色と味はタンニンによる。
世界で生産される茶の約75%を占める。
主要生産国
コーヒーの木の果実から採取した種子(コーヒー豆)を焙煎したもの。
レギュラーコーヒー
挽いたコーヒー豆に湯を注ぎ、紙フィルターでろ過してつくるコーヒー。
豆は炒り豆、粉、簡易抽出型等の形態で売られる。
歴史
生産
赤道付近の60カ国以上で生産されている。
原産地はエチオピアとされている。
日本に入ったのは17世紀初頭、オランダ人の手により入ったとされる。
液体を液面の高さより高いところに持ち上げ、のちに低いところに映すためのガラス管。 大気圧を利用している。
コーヒーサイフォン
コーヒーを淹れるための器具。水をアルコールランプ等で沸騰させる。
コーヒー粉を入れたこし器を経由してコーヒーがポットに下りてくる。
ロシアで使われる湯沸し器。 19世紀頃に紅茶の普及とともに広がった。 イラン、トルコ、アフガニスタン、パキスタンでも使われる。
鉄製の筒に木炭等の燃料を入れる。筒の周囲に水槽がある。 湯はコックをひねって出す。
緑茶の一種。
茶葉を蒸す、揉む等の工程で作られる。
日光を遮って栽培した茶葉を蒸して乾燥させたもの。 抹茶の原料になる。
歴史
中国(漢代)で喫茶が始まる。 のちに朝鮮、日本、モンゴルに広まる。
マサラチャイ
紅茶にスパイスを加えたもの。
緑茶に含まれるうまみ成分。グルタミン酸の誘導体。
葉に溜まるが、日光を受けるとカテキンに変化する。 このため玉露には多く含まれる。
トルコで飲まれるコーヒー。 コーヒー豆と砂糖を一緒に煮立てたもの。
ジェズヴェと呼ばれる専用の小鍋が使われる。 泡があるほどおいしいとされる。
(0).一番茶の遅れ芽を摘栽したもの。
(1).三番茶を摘栽せず枝葉を伸ばし、秋に摘栽したもの。
(3).仕上げ工程で大きな葉を切断せずに取り出し、製品化したもの。
(4).非主産地で特殊製法で作られたもの。 京番茶、阿波番茶等。
日本で飲まれるものは熟茶。
煎茶、番茶、茎茶等を強火で炒って(ほうじて)、 香ばしさを出した茶。
乳精。 牛乳、脱脂粉乳からカゼインを除いたもの。 チーズの副産物。
乳糖の量が多いため精製乳糖の原料として利用される。
碾茶を石臼で挽き、粉状にしたもの。 茶道のほか、食品の材料にも使われる。
栄西の生まれる80年ほど前には飲まれていた。 鎌倉時代に天台宗の僧 栄西(ようさい)が抹茶法を持ち帰り、普及した。
アルゼンチン、ブラジル、パラグアイで生産されている飲料。 モチノキ科の潅木の葉、枝からつくられる。 パラグアイのグァラニ族が飲み始めたとされる。
カフェインはコーヒーの1/4程度。
不発酵茶。 摘み取った葉を加熱後もみながら乾燥させたもの。 葉中の酵素の働きを加熱により停止させるため、ビタミンC、カテキンが豊富。 カフェインも適度に含む。 半分発酵させたものは烏龍茶、完全発酵させたものは紅茶となる。
一般的には煎茶のことをさす。