東ヨーロッパ アジア > トルコ
(とるこ)
Republic of Turkey.
- 前18世紀 ヒッタイト帝国
- 前9世紀 フリュギア王国
- 前7世紀 リディア
- 前6世紀 ペルシア支配下
- 前4世紀 アレキサンダー大王が征服、のちにシリアが支配
- 前188 ローマ帝国が支配
- 395 コンスタンティノープルがビザンチン帝国首都となる
- 1038 セルジューク朝がおこる
- 1071 マンジケルトの戦い
- 1077 ルーム=セルジューク朝成立、都はニケーア
- 1299 オスマン1世がオスマン帝国(1299-1922)建国
言語はトルコ語。
- 1974 キプロス戦争に出兵、北キプロスを占領
- 1980 クーデターにより軍事政権となる
- 1983 キプロスで北キプロス・トルコ共和国独立宣言
- 2022/6 要請により国連での国名表記をTurkey(ターキー)からTurkiye(テュルキエ)に変更
都市
古代の地名
(あどりあのーぷる)
エディルネの旧称。
ローマ時代はハドリアノポリスと呼ばれた。
(あなとりあ)
小アジアをさす古代地方名のこと。
トルコ語ではアナドルと呼ばれる。
(あんから)
トルコの都市。旧称はアンゴラ。
人口422万(2011)。
- 前25年 ローマ帝国ガラディア州の首都となる
- 1360 オスマン朝の領土となる
- 1923 トルコ共和国成立、イスタンブールにかわり首都となる
(あんてぃおきあ)
(0).
セレウコス朝シリアの都の一つ。
- 前300 セレウコス朝シリアの首都として建設
- 前64 ローマに併合、その後キリスト教五本山の一つアンティオキア教会が置かれた。
のちにビザンツ帝国の支配下に入った。
- 1084 ヤギ=シャーンに支配される
- 1098 第1回十字軍により陥落
(1).アンティオキア候国。十字軍国家のひとつ。
- 1268 マムルーク朝のバイバルスにより破壊された
(2).トルコの都市アンタキヤの旧名。
(いすたんぶーる)
トルコ最大の都市。
アジアとヨーロッパにまたがる。
人口1075万(2007)。
- 前657-330 ビザンチウムと名づけられる
- 330-1453 コンスタンティノープルに改名、ローマ、ビザンティン帝国の首都
- 1453 オスマン帝国が征服、改称
(いずみる)
トルコ西部の都市。人口258万(2007)。
旧称はスミルナ。
NATOの軍事部が置かれている。
- 紀元前10世紀 イオニア人の植民都市となる
- ローマ時代 エーゲ海の中心都市として栄える
- 1425頃 オスマン帝国領
- 1919 ギリシアが占領
- 1922 トルコ領に戻る
(えでぃるね)
トルコ西部の都市。ギリシア国境に接する。人口11万(2010)。
- 古代 トラキア人が建設、ウスカダマと呼ばれる
- 125 ローマが再建、ハドリアノポリスとなる、のちにアドリアノープルと呼ばれる
- 378 アドリアノープルの戦い
- 1361 オスマン帝国が占領、エディルネに改称
- 1365 オスマン帝国首都となる
- ? イスタンブールに遷都
- 19世紀 二度ロシアに占領される
- 1913 ブルガリア領
- 1923 トルコに返還
(えふぇそす)
古代ギリシアの都市。
現在はトルコのイズミル南部に位置する。
- 前11世紀 イオニア人が入植
- 前6世紀 イオニア自然哲学の中心地となる
- 前6世紀 リディア王国の支配、アルテミス神殿を建設、のちにアケメネス朝ペルシアが支配
- 前3世紀 リュシマコスの支配で再建、拡張
- 前133 ベルガモン国王がローマにこの地を献上
(おすまんていこく)
オスマン=トルコ帝国。13世紀末に小アジアにたてられた国。
1922年に滅亡。
- 1366 アドリアノープルに遷都
- 1396 ニコポリスの戦い
- 1402 アンカラの戦いでティムール朝に大敗
- 1453 コンスタンティノープルを占領、ビザンツ帝国滅亡
- 1475 クリム=ハン国を保護国とする
- 1514 サファヴィー朝を破り、タブリーズを占領
- 1517 マムルーク朝を滅ぼす
- 1526 モハーチの戦い、ハンガリーを領有
- 1538 プレヴェザの海戦に勝ち、地中海の制海権を握る
- 1571 レパントの海戦でスペインに破れる
- 1699 カルロヴィッツ条約
- 1774 クチュク=カイナルジ条約
- 1821 ギリシア独立戦争(-1829)
- 1829 アドリアノープル条約
- 1831 第1回エジプト=トルコ戦争(-1833)
- 1839 第2回エジプト=トルコ戦争(-1840)
- 1853 ロシアとクリミア戦争(-1856)
- 1856 勝利、パリ条約
- 1877 ロシア=トルコ戦争(-1878)
- 1878 サン=ステファノ講和条約
- セルビア、ルーマニア、モンテネグロ独立
- 大ブルガリア自治公国建設(事実上ロシアの保護国)
- 1878 ベルリン条約
- 大ブルガリアの領土縮小(オスマン帝国化の自治国)
- ボスニア・ヘルツェゴビナはオーストリア管理
- キプロスをイギリスに割譲
(かっぱどきあ)
トルコ東部の古代地名。
- 前15-12世紀 ヒッタイト王国の中心地
- 前6世紀 ペルシア帝国の州
- 前3世紀 いくつかの独立王国建設
- 17 ローマに併合
(からまんこうこく)
アナトリアにあった君候国。1250?-1487。
首都はラランダ(カラマン)、のちにコニヤ、シリフケ。
- 1250頃 アルメニア人からエルメネクを奪い創設
- 1487 オスマン帝国に滅ぼされる
(かりあ)
小アジア南西部の古代の地方名。
北はリュディア、東はフリュギアとリュディアに接していた。
(こんすたんてぃのーぷる)
旧称ビザンティウム。現在のイスタンブールのこと。
(さるです)
サルディスとも。リディア王国の首都があった場所。
(しょうあじあ)
アナトリアとも。
トルコのアジア側の半島地域のこと。
アジアは本来は現小アジア西部のローマ属州の名前だった。
(とるくめん)
中央アジア、西アジアのトルコ系民族集団の呼称。
多くは遊牧民。
(にけーあ)
現在のイズニクにあたる地域。
325年にニケーア公会議がおこなわれた。
(はりかるなっそす)
小アジア、カリア地方にあった都市。
現在地はトルコのボドルム。
- 前900頃 トロイゼンにより建設されたとされる
- 前6世紀 リディア、ペルシアの侵略を受ける
- 前370頃 カリアのマウソロスがここを首都とする
- 前334 アレクサンドロス大王が征服
- 前129 ローマ支配下
(ぱんふゅりあ)
アナトリア南部の古代地方名。
ローマ帝国時代にピシディアの大半を編入した。
(びざんてぃおん)
ギリシア人が前7世紀半ばに建設した植民市。
現在のイスタンブールにあたる。
名前はメガラ王ビュザスにちなむ。
- 330 ローマ帝国の都となる(首都として機能し始めるのは4世紀末頃)
(びてゅにあ)
小アジア北西部の古称。
- 前298か前297 ビテュニア王国成立
- 前74 ニコメデス4世が王国をローマに遺贈、属州ビテュニア・ボントス設置
(ふりゅぎあ)
古代小アジア北西部の地方名。
現在のトルコの中西部にあたる。
- 前11世紀頃 フリュギア人が王国を形成、首都はゴルディオン
- 前695 キンメリア人が侵入、小国に分裂
- 前333 アレクサンドロス大王に服従、のちセレウコス朝シリアに編入
- 前133 西部がローマ領、属州アジアとなる
- 300 フリュギア・フリマとフリュギア・セクンダに分割
(ぶるさ)
トルコ北東部の都市。人口173万(2013)。
オスマン帝国発祥の地とされる。
- 11世紀 セルジューク朝領となる
- 1326 オスマン帝国の第一首都となる
- 1413 首都がエルディネに移る
(ぼとるむ)
トルコ南西部の港町。
起源は紀元前11世紀に建設された植民都市ハリカルナッソスより。
15世紀に聖ヨハネ騎士団がボドルム城を建設した。
(りでぃあ)
リディア王国。小アジアの民族の国。
民族系統は不明。前7世紀頃に建国。
前7世紀に世界で始めて鋳造貨幣が作られた。
(りゅきあ)
小アジア南西部の古代の地方名。
- 前546 ペルシアが支配
- 前197 セレウコス朝の支配下
- 43 ローマの属州リュキア・パンフュリア州となる
(るめりあ)
オスマン帝国のバルカン半島一帯の領土のこと。
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