オーディオ > スピーカー
アンプから送られる電気信号を音声信号に変換する機器。 コーン型とホーン型がある。
音量は入力電力に比例する。 スピーカーの音圧レベルは1W入力時、正面1mでのdBが表示される。 イヤホン、ヘッドホンは1mW入力時のdB値となる。
(コーン型) アンプからの信号が永久磁石の内側にあるコイルに流れると可動コイルが動き、 振動板(コーン)が振動して音が発生する。
(ホーン型) 空間との間にホーンを置く。コーン型より効率が良い。
音域による分類
接続方法
ハイインピーダンス接続
スピーカーにスピーカートランスを取り付け、
インピーダンスを数100Ωから数kΩに上げてパワーアンプに接続する方式。
ローインピーダンス接続よりも小電流でスピーカーを鳴らすことができる。 最大出力電圧は100Vまたは70Vが一般的。
アンプ出力値以内なら何台でもスピーカーを並列接続できる。
ローインピーダンス接続
スピーカーの定格インピーダンスでパワーアンプと接続する方式。
ホームシアター用の天井スピーカーと同等の効果が得られるスピーカ。 フロント、リアスピーカの上において使う。
耳に密接して音楽等を聴くための機器。 基本構造はダイナミックスピーカーと同じ。
インナーイヤー型^ 耳にひっかける。音漏れしやすい。
カナル型
耳の中に入れる。音漏れしにくい。
鳴らす方式
ダイナミック型
コイルが振動板を動かし空気を振動させ音を鳴らす。
低価格品に多い。
バランスドアーマチュア型
本来は補聴器用。コイルが鉄片(アーマチュア)を振動させる。
ダイナミック型より小さくできる。
構造が複雑なため高価。
コンデンサ型
振動板を帯電した2枚のプレートではさんだもの。
原音に近い音が再現できるが、非常に高価。
イヤーチップ、イヤーパッドとも。 イヤホン本体の先端に付属するゴム状のパーツのこと。
周りの音を遮断しつつ、イヤホンの音をゆがみなく耳に伝える。
取替可能。取り替える場合はイヤホンの直径に合ったものを使用する必要がある。
2way以上のスピーカーで各スピーカユニットが受け持つ帯域の境目の周波数のこと。
100Hz以下の低音を補うためのスピーカー。
能率とも。スピーカーの指標の一つ。 アンプから入力する電流を音に変換する効率をあらわす。 高いほど小さい出力で大きな音を出せる。
1m離れた点の音圧を測定する。単位はdB。 3dB違うと音の大きさは2倍の差が出る。
小型スピーカーはこの値が低い傾向にある。
超指向性マイクの一つ。ショットガンの銃身に似ているためこの名がある。 高感度型。
指向性が強いため側面からの音声は排除される。
少し離れた場所の音を拾うのに使用される。
イヤホン、ヘッドホンに搭載される騒音を打ち消すシステム。 低周波数帯域に高い効果を発揮する。
パッシブ(PNC)
物理的に耳に騒音が入ってこないようにする。
イヤーピースの形状、素材等を工夫し物理的な壁をつくりだす。
アクティブ(ANC)
イヤホン、ヘッドホンに搭載したマイクで外部の音を集め、逆位相の音を生成する。
フィードフォワード、フィードバックの2種類があるが、大半はフィードフォワード方式。
スピーカーの一種。キャビネットに穴(ダクト)があり、 密閉型と比べると低音域が充実する。
ヘルツホルム共鳴により低音が増強される。 共鳴周波数はキャビネットの容積、ダクトの面積、長さで決まる。
マイク入力端子からコンデンサマイク、楽器ピックアップ等に電力を供給するシステム。
DC電圧で、3ピンマイクケーブルを通じて送る。
耳を覆うかたちで音、音楽を聴く機器。
1880年代に発明、もとは電話交換手用だった。
音を電気信号に変換する機器。振動膜が受ける圧力を電気信号に変換する。
XYステレオ
左右に向けた指向性マイクを同軸に配置する。
MSステレオ
正面方向の単一指向性マイクと90度方向の両指向性マイクを使う。
出力を合成してLR出力を得る。
構造による分類
(ダイナミック型) 電源不要のマイク。音を振動板で拾いコイルが動く。 コイルは永久磁石の磁界内にあり、動くことによって電気を発生させる。 これが音信号となる。二つの方式があるが、ムービングコイル方式が多い。 ライブ、カラオケなどに使われる。
(コンデンサ型) 電源を必要とするマイク。ダイナミック型に比べると高価だが性能は良い。 コンデンサに外部から電気を供給し、振動板と電極の距離の変化をひろい、電気信号に変換する。 この変化量は微小のため、プリアンプを用いて増幅する。
DTM、レコーディング等の音楽制作に使用されるスピーカー。 原音に忠実なサウンドを再生し、音楽の調整に使われる。