index skip allword source recent(rd) (no rd)
dicfile-mtime:2024/01/04(Thu) 15:12:00
dicfile-size:13140byte


感覚器 >

(め)

eye.視覚器官。

外部からの角膜をとおり水晶体で屈折し、ガラス体を通って網膜に到達する。 ヒトの目の視細胞の数は約1億4000万個存在する。

目に入った光のうち紫外放射(約400nm以下)、赤外放射(約1400nm)以上は 角膜水晶体で吸収される。

網膜に到達するのは可視放射と近赤外放射(780-1400nm)。 水晶体は紫外域320-400nmと赤外域1100nm付近に吸収をもつ。

英数

Implantable Contact Lens. 眼内コンタクトレンズ治療。目の中にレンズを入れて視力を矯正する。 レンズを外すと元の状態になる。

レンズサイズが合っていないと閉塞隅角緑内障、白内障の原因となることがある。

(えんし)

焦点が網膜の後方にある状態。 遠くはよく見えると考えられがちだが、実際は近くも遠くもよく見えない。

凸レンズのメガネかコンタクトレンズで矯正する。

(がいがんきん)

目を動かすための筋肉

(かくまく)

黒目と呼ばれる部分。 5層構造の透明な膜で外界から入ってきたの通り道。 光は角膜で大きく屈折され、水晶体で微調整される。 屈折率は1.337での屈折率(1.333)に近い。

(かれいおうはんへんせい)

網膜の中心にある黄斑が加齢により変化し、これにより視力が低下する症状。

症状は物がゆがんで見える、視野の中心が暗くなるまたは欠ける、視力が低下する等。 失明の原因となることがある。

(がんきゅう)

直径24cm程度の球形の器官。 視神経を通じてとつながっている。

(かんたいさいぼう)

視細胞を参照。

(きょうまく)

眼球の一番外側の白い部分で白目とも呼ばれる。 厚さは0.5-1.0mm程度。

(きんし)

焦点が網膜の前方にある状態。 凹レンズのメガネ、コンタクトレンズで矯正する。

近視の度は矯正レンズの度、ジオプトリー(D)という単位であらわす。 1Dは1mの焦点距離を有するレンズ

(けつまく)

まぶたの裏側にある膜で眼球を保護する。

(こうさい)

目を正面からみたときに茶色(日本人の場合)に見える部分。 中央部の開口は瞳孔と呼ぶ。

瞳孔の大きさを変化させることにより目に入る光の量を調節する。 明るいところでは閉じ、暗いところでは開く。 カメラの絞りに相当する。

(こんたくとれんず)

視力矯正用に入れるレンズ。

ハード

ソフト

(しきかくいじょう)

視細胞(かん体細胞)の異常で一部の色が認識しずらい状態。 X染色体連鎖劣性遺伝を示す。男性の約5%、女性の約0.2%に発生。

一つ以上の欠損を「色盲」、全て揃っているが機能に異常があるのを「色弱」と呼ぶ。 最も多いのは赤緑色盲、赤緑色弱で、この場合赤と緑の区別がつきにくい。

全色盲
の識別ができない。

赤緑色覚異常
赤と緑の区別が難しい。色覚異常で最も多い。 日本人男性の20人に1人、女性の400人に1人が罹患。

青黄色覚異常
先天的なものはまれ。後天的に発生することが多い。

(しさいぼう)

桿体細胞
うす暗いところで弱い光を受容、の識別はできない。 人間の場合、個数は約一億数千万個。 網膜全体に分布し、特に周辺部に多い。

外節部分にディスクと呼ばれる円盤状のものが積み重なっている。 ディスクにはロドプシンがはめこまれている。

錐体細胞
明るいところで強いを受容する。 青緑赤を吸収する3種類の細胞がある ヒトの場合、個数は約500万〜600万個。 黄斑付近に集中して分布する。

吸収極大波長(nm)
S錐体Short 青錐体400-500(430) 青〜紫
M錐体Middle 緑錐体500-600(530) 黄〜緑
L錐体Long 赤錐体550-650(560) 赤〜黄緑

L錐体のピーク波長域の光は黄緑から黄色の域。 分光特性は最も長波長側にある。

外節部分にディスクと呼ばれる円盤状のものが積み重なっている。 ディスクには3種類のフォトプシンがはめこまれている。

哺乳類の多くは2色型。 霊長類の多くは3色型の色覚をもつが、キツネザルは2色型。 約3000万年前に3つ目の視物質を獲得したと考えられている。

(しゃい)

潜伏性斜視、隠れ斜視とも。

見る対象がない場合に左右の眼が別々の方向を向くもの。 たいていの人には少々の斜位がみられる。 ズレが大きいと眼精疲労、斜視の原因となる。

(じゃくし)

特に原因がないが、視力が低い状態。

(しゃし)

やぶにらみ。 片方の目がある方向を見たとき、もう片方が異なる方向に向かう状態。 両眼視機能異常、弱視を伴う。

斜視のうち眼筋の運動に問題がないものは共動性斜視と呼ばれ、通常斜視というとこちらをさす。 眼筋の麻痺により問題があるものは麻痺性斜視と呼ばれる。 こちらは眼球の運動に制限があり、ものも二重に見える。 また遠視により発生する「調節性斜視」もある。

矯正は眼鏡で行うが、視覚及び見た目の問題がないときは矯正の必要はない。 ただし片方の正常な目だけを使っている場合は、 もう片方の目の機能が弱まり弱視(廃用性弱視)になる可能性がある。

出現状況

間歇性外斜視
出現時は片目でしかものを見ていないか、2つにものが見えるのどちらか。

恒常性斜視
片目でのみ生活する状態。

(しょうしたい)

眼球内を満たして眼圧をかける無色透明の組織。 眼球の形を維持する。99%以上が水分。 外側から強膜脈絡膜網膜に覆われている。

(しりょく)

対象物をどれだけ細部まで見分けられるかの能力を数値化したもの。

ランドルト環を使い、どのくらい狭い切れ目まで見分けられるかを調べる。

直径7.5mm切れ目幅1.5mmのランドルト環を5m離れた場所から見たときに切れ目を判別できた場合、 視力1.0となる。

視力表の一番上は1.0の10倍の大きさで、これを5mで判別できた場合視力0.1となる。 一番上を4mで判別できた場合は0.08、3mだと0.06となる。

(すいしょうたい)

虹彩のすぐ後ろにある凸レンズ状の無色透明で弾性に富む組織。

(すいたいさいぼう)

視細胞を参照。

(どうこう)

虹彩に囲まれた穴。

(どらいあい)

が減少する事により眼球の表面が乾いて傷つく状態。VDT作業者に多い。 治療は点眼薬で行う。

(とらこーま)

トラホーム。 結膜の伝染性疾患、感染症失明の原因となる。 クラミジアの一種であるトラコーマ小体により起こる。

長引くと角膜が混濁し視力障害を起こす。 治療はサルファ剤、抗生物質の点眼等。

先進国ではほとんどみられない。

(なみだ)

涙腺から結膜を伝わって目の表面を覆う液体。

(はくないしょう)

しろそこひ。 水晶体中の蛋白質が白く濁って視覚に支障が生じる病気。 多くが加齢によるもので、その他先天性、外傷性、糖尿病、アトピー性皮膚炎などが原因で起きる。

治療は白濁を遅らせる点眼薬をさす。ひどい場合は手術で人工眼内レンズを入れる。 自然に治ることはない。

(ばくりゅうしゅ)

ものもらいとも。 目の脂腺、汗腺にブドウ球菌が感染して起こる病気。 まぶたが赤く腫れあがり強い痛みを伴う。

治療は抗生剤、抗炎症剤の点眼、軟膏、抗生剤の内服等。

(ひぶんしょう)

視界に蚊のような何かが飛び交う。眼球内部の硝子体が液状化し、繊維が視界に映って発生する。 実害はないが、まれに網膜剥離の前兆の場合がある。

(ふぉとぷしん)

視細胞錐体細胞の外節、ディスクにはめこまれている物質。内部にレチナールをもつ。 レチナールの化学変化を感知して光を感知する。 3種類あり、赤、緑、青に対応する。

(ふくがん)

昆虫甲殻類がもつ。 個眼が多数集まってできている。 隣接する個眼との間には色素細胞がある。

数は種により異なる。原始的な甲殻類では数個。大型の種では1-2万個以上。

連立像眼と重複像眼がある。

(ぼうすい)

目の前房、後房を満たす水。 毛様体で生産され、シュレム管で吸収される。 吸収が低下すると緑内障の原因となる。

(まいぼーむせん)

まぶたのまつ毛より内側にある分泌器官。油分を分泌する。 上に25、下に20あるとされる。

(めがね)

近視等の屈折異常を矯正するための器具。 屈折検査、装用検査などにより目的にあう眼鏡を作成する。 日本での使用者は約4000万人。

レンズの材質

焦点による分類

(もうまく)

眼球内部の後ろ半分にある膜。 脈絡膜の内側にあり厚さは約0.2mm。3層で構成される。

の一部とも考えられ、1億個以上の感覚細胞がある。 網膜には2種類の視細胞があり、受け取った刺激を視神経を通して大脳に伝える。

第3層
硝子体に最も近い層。 神経節細胞があり、視神経乳頭に向けて軸索が出ている。

第2層
アマクリン細胞、双極細胞、水平細胞で構成。

第1層
視細胞がある。


中心部にはものの形や色を見分ける細胞が、周辺には暗いところでも明るさを感じる細胞が集中している。

瞳孔正面の部分は中心窩と呼ばれる。ここの網膜は第1層のみになっており解像力が高い。

身体の中で唯一血管の様子を観察できる部分で眼底検査で特に重要とされる。

(もうまくがさいぼうしゅ)

眼球内に発生する悪性腫瘍。 小児に多い。

網膜芽細胞腫遺伝子(RB1)の異常に伴い発症する。

多い初期症状は白色瞳孔。

治療は眼球摘出、腫瘍摘出、放射線治療・化学療法等。

(もうまくはくり)

網膜が網膜上皮層の上部で剥離する状態。

加齢で眼球内の硝子体が液状化し、網膜がひっぱられる。 これにより裂け目が生じ、そこから水が入ると、網膜がはがれてしまう。 剥がれる前の裂け目ができた状態ではレーザーで人為的に傷を作って癒着させることにより治療する。 剥がれた場合は外科手術で直す。剥離が発生して時間がたつほど治りにくくなる。

加齢で起こるが、強度近視の場合は若年でも発生しやすい。 また頭部への強い衝撃でも発生することがあり、ボクシング選手に罹患者が多い。

(もうようたいきん)

内眼筋の一つ。目の毛様体にある筋肉。 水晶体の調節を行う。

(らんし)

横と縦で屈折力に差があり焦点が結びにくい状態。 結果としてものが二重に見えたりする。多くは角膜表面の凸凹による。

人間の目は多かれ少なかれ歪みがあるため、万人が乱視の要素を持つ。 生活に差し支えないレベルのものは「生理的乱視」と呼ばれる。 差支えがある場合は矯正を行う。

正乱視
角膜のひずみが原因で起こる。 一方向の線のみ明確に見え、他の方向はぼやけて見える。

円柱レンズのメガネ、コンタクトレンズで矯正可能。

不正乱視
炎症、ケガ等で角膜表面に凸凹が生じて起きる。

メガネでは矯正できない。コンタクトレンズで矯正可能でハードの方が適する。 コンタクトで矯正できない場合は 屈折矯正手術または角膜移植をおこなう。

(らんどるとかん)

視力検査に用いられるC型の記号。 フランスの眼科医エドムンド・ランドルトが考案。

(りゅうこうせいかくけつまくえん)

はやり目とも。 アデノウイルスによる感染症。

症状は眼の充血、目やに、痛み等。 8月に流行しやすい。

特効薬はなく、対症療法が行われる。

角膜に炎症が起きるとまぶしさ、見えにくさを感じることがある。

(りょくないしょう)

あおそこひ。 房水の生産量に対してシュレム管の吸収量が低下した際に起こる疾患。 眼圧が上がって瞳孔が開き、ものが緑がかってみえることからこの名がある。 房水により眼圧が高くなり視神経が圧迫され、視野欠損、強い頭痛を伴う。 放置すると失明のおそれがある。

慢性と急性がある。 急性は短期間のうちに視力低下、頭痛、吐き気などをもよおし、治療が遅れると失明の危険性がある。 慢性は徐々に症状が進むもので自覚症状に乏しい。悪化すると失明の危険がある。

(れちなーる)

視細胞内のロドプシンフォトプシンに含まれる分子。カロテンからつくられる。

ロドプシンを受けるとレチナールとオプシンになり、 レチナールが細胞の興奮を促す。

(れーしっく)

角膜にレーザーをあてて削ることにより視力を矯正する手術。

レーザーは2種類ある。

フェムトセカンドレーザー
フラップを作製する。

エキシマレーザー
近視、遠視、乱視を矯正する。

(ろうがん)

毛様体によるレンズ調節の不良状態。 加齢により生じる。 一般的に近くしか見えないと思われがちだが、実際は通常ピントの合う範囲しか見えなくなる。 老眼鏡で矯正される。

(ろどぷしん)

視細胞かん体細胞の外節、ディスクにはめこまれている物質。内部にレチナールをもつ。 レチナールの化学変化を感知して光を感知する。

が当たるとレチナールオプシンに分解される。 暗所では再び結合する。


Generated by ldiary3.00beta t2h3_method 2008/09/28
Powerd by Ruby Ver 1.8.1