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栄養 調味料 >

(まめ)

マメ科の植物の種子。多くは加工食品、調味料となる。 タンパク質が多い。

ダイズはいろいろな加工食品、調味料の原料となる。

マメ科植物は連作障害が出やすいとされる。

(あずき)

の一種。 和菓子のあん、赤飯、ようかん、甘納豆、汁粉の原料となる。

自給率は約70%。国内生産の8割は北海道。 主な輸入国は中国

暑さ、寒さに弱く気候により収穫量は変動する。 このため赤いダイヤと呼ばれることもある。

品種

(あぶらあげ)

豆腐を薄く切ってで揚げたもの。 二度揚げが多い。

約120度程度で2-3分揚げたあと、約180度で揚げる。 使用時は油抜きをおこなう。通常は熱湯を注ぐ。

厚切りにした豆腐を揚げたものは厚揚げ、生揚げともよばれる。 一度揚げ。

(あん)

(0).餡。アズキイモ等をゆでて砂糖またはを加え練ったもの。

和菓子、アンパン、、汁粉等に使われる。

(1).汁にくず粉、片栗粉を加えとろみをつけたもの。

(いんげん)

マメ科。17世紀に中国の禅宗、隠元が日本に伝えたとされる。 中のマメが生育する前に食べられる。サヤは食されない。

レクチンが含まれており、生または加熱不足で食べると 食中毒になることがある。

サヤインゲンはサヤごと食される。

(えんどう)

マメ科の植物。 多くの利用法がある。

乾燥豆は赤と青がある。

連作障害が起きやすい。

(ぐぁーがむ)

インドパキスタンで自生するマメ科植物(グァー)の 胚乳部を粉砕したもの。 水溶性食物繊維を多く含む。

(こうじ)

味噌醗酵させたもの。 麹が用いられる。

麹菌繁殖によりいろいろな酵素ができ、 デンプンタンパク質が分解されて醗酵される。

麹菌
糸状菌、カビの一種。 湿度の高い東アジア、東南アジアでのみみられる。

日本の麹菌はコウジカビと呼ばれる。

(しょうゆ)

大豆小麦、塩水を発酵、熟成させて作る調味料。 原料は大半が輸入品を使用。

起源は中国古代に使われた、塩漬けにした食材の発酵物である醤(ひしお)。 食材は肉、魚、豆等で、このうち日本には豆醤が伝わり、長い歴史を経て現在の醤油となった。 調味料として使われたのは鎌倉時代で、味噌の上澄み液を使ったのが始まりとされる。

小麦が使われるが醸造過程でアレルゲンが消失するため、 小麦アレルギーの者が食べても症状が出ない場合がある。

作り方

ダイズは脱脂加工大豆か丸大豆が使われる。

製造方式はJASにより3つに区分されている。

熟成期間は6ヶ月から2-3年。

醤油の種類

濃口醤油
関東原産の色の濃い醤油。日本の醤油の約90%を占める。 主な生産地は千葉県の野田、銚子等。 大豆と小麦の割合はほぼ半々で、十分な発酵熟成をおこなう。 味はコクがある。

薄口醤油
関西原産の色の薄い醤油。淡口とも書かれる。主な生産地は兵庫県等。 食塩を多めに投入することにより熟成を抑え、その結果色が薄くなる。 そのかわり塩分は濃口より1割ほど多い。 食材に色がつかないのが特徴。江戸時代に考案された。日本の醤油の約7%を占める。

たまり醤油
材料にほとんど大豆のみを使う醤油。主な生産地は愛知県、岐阜県等。 日本の醤油の約3%ほどを占める。

(だいず)

ダイズを参照。

(だいず)

の一種。 タンパク質が多く、畑のとも呼ばれる。

種まきは5-6月頃。 約50日で開花、そのあと約30日でサヤがつく。 この時期に収穫して食べられるものは枝豆と呼ばれる。

大豆としては10月頃に収穫される。

自給率は約7%(H28年)。

国内産の主な産地は北海道、長野、佐賀、栃木、新潟等。 順位は入れ替わりが多い。

輸入先はアメリカブラジルカナダ

消費量は約342万t。このうち大豆油用が約245万t、食品用が約98万t。

種類

大きさ

用途
大粒種 径7.9mm以上 煮物
中流種 7.3-7.9mm未満醤油、味噌、豆腐等
小流種 5.5-7.3mm未満納豆
極小流種4.9-5.5mm未満納豆

下記食品の原料となる。

(とうにゅう)

ダイズから作る液体。豆腐の原料となる。 すり下ろした大豆を水で煮て、布で漉して得る。 ビタミンE等栄養が豊富で、かつては牛乳の代用となった。

(とうふ)

豆乳にがりで固めたもの。 奈良時代に中国から伝わったとされる。 近年はにがりのかわりに薬剤で固めたものも多い。

木綿豆腐
豆乳を穴の開いた型箱に入れて圧搾、上澄みをとって作った豆腐。 型箱に木綿を敷いて圧力をかけるため、木綿のあとが豆腐に残る。

絹ごし豆腐
濃い目の豆乳を穴の開いていない型箱に入れてそのまま固めた豆腐。 でこしたかのように表面がなめらかなためこの名があるが、実際に絹でこしたわけではない。 木綿豆腐に比べると舌触りがなめらか。

(とうみょう)

豆苗。 赤エンドウマメを発芽させた約20pの若葉のこと。

(なっとう)

糸引き納豆。 蒸したダイズに納豆菌を加えて発酵させたもの。

腸内でビタミンKを産生するため、 血液の抗凝固剤を飲んでいる場合はその効果が低くなる。

ひきわり納豆
乾燥したダイズを割り、皮を取り除いてからつくられる。 丸大豆納豆とは風味が異なる。

五斗納豆
糸引き納豆に米麹、塩を加えて発酵させたもの。

寺納豆
ダイズから麹をつくり、塩水中で数ヶ月熟成、乾燥させたもの。。

(にがり)

苦汁。水から食塩を作る際にできる不純物。 成分は製塩法により異なる。

マグネシウム臭素の原料となるほか、豆腐の製造に使われる。

(ぴーなっつ)

落花生。豆の一種。

アレルギーの原因となる。 全身蕁麻疹、呼吸器症状、アナフィラキシーをともない重篤化しやすい。

(みそ)

米、麦、大豆等をで醗酵熟成させてつくる食品、調味料。

日本で生産される味噌の8割は米味噌。

米味噌ダイズ
麦味噌、ダイズ、塩
豆味噌ダイズ、塩
調合味噌米味噌、麦味噌、豆味噌を調合したもの。

米味噌は蒸した大豆、米麹、塩、水を混合、 発酵、熟成させてつくる。

(もやし)

植物の種子を水につけて暗所で発芽、成長させたもの。

一般的なのはブラックマッペ(けつるあずき)、緑豆。

(れんずまめ)

扁豆(ひらまめ)。 インド、イタリア、フランスで食されるレンズはこの豆が名前の由来となっている。


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