岩石


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地学 地殻 > 岩石

岩石

(がんせき)

鉱物(造岩鉱物)で形成される。 造岩鉱物のほとんどはケイ酸塩鉱物

(えくろじゃいと)

塩基性の完晶質粒の変成岩。 柘榴石と輝石で構成。高圧型変成帯に産する。

(おふぃおらいと)

玄武岩斑レイ岩カンラン岩等の層状複合体。 過去の海洋性地殻が造山運動により大陸に衝上したものと考えられている。

日本では夜久野、幌加内、幌尻と3つの完全なオフィオライトがある。

(ぎょうかいがん)

堆積岩の一種。 径2mm未満の火山灰等が固結した岩石。 もろいが加工しやすく、石材に利用される。

(ぐらにゅらいと)

白粒岩ともいう。

広義には 鉱物結晶が押し伸ばされて生じた縞状組織(グラニュライト状組織)をもつもの。 広い範囲の岩石が含まれる。

狭義には高温のグラニュライト相の条件で生成した変成岩のこと。

(けいがん)

シェール。 シルト粘土堆積岩。 板状にはがれる性質をもつ。

(こうしょう)

地殻で有用な元素、化合物をふくむ鉱物が集まっている部分。

(こうぶつそう)

ある範囲に限られた鉱物の組合せ。

火成岩変成岩それぞれの相には岩石名をつけて 相区分がおこなわれる。

変成岩研究の基本理念となっている。 火成岩については現在は用いられない。

(さいせつがん)

岩石や鉱物の砕屑物が堆積してできた岩石。

(じゃもんがん)

蛇紋石を主成分とする岩石。クロムスピネル、磁鉄鉱を含む。 暗緑色または緑色。 カンラン石輝石が変質してできる。

北海道では中軸部に南北に分布する。

密度は約2.55g/cm3と小さい。 脆弱性が高く、膨張圧が強いため、トンネル掘削工事は難工事になる場合が多い。

(すとろまとらいと)

シアノバクテリアの群集により生じる岩石。石灰質のものが多い。形態は多様。 先カンブリア時代に多くつくられた。

(せっかいがん)

炭酸カルシウムでできている堆積岩。主に方解石で構成。 サンゴ礁がプレートによって運ばれ、海底で堆積物と混じって付加体を形成してできる。 山や鍾乳洞を形成する。 石灰セメントの原料になる。

(せつり)

地層、岩石の割れ目のうち、ずれを伴わないもの。

(たいせきがん)

岩石の破片等が堆積して固まったもの。

粒の直径
れき岩2mm以上
砂岩 1/16〜2mm
泥岩 1/16mm以下
石灰岩
チャート
凝灰岩
頁岩

(だいりせき)

結晶質石灰岩とも。 石灰岩等が変成し、中に含まれる方解石が再結晶してできた岩石。

模様が美しく、彫刻、建築石材に使われる。

名前の由来は中国の山地、雲南省大理市より。 生産量が多いのはイタリア

(ちゃーと)

二酸化ケイ素(シリカ)からなる生物の遺骸が堆積してできた堆積岩。 生物は放散虫、海綿等。ケイ質堆積岩の一種。 かつて深海底だった場所でみられる。 細かい石英でできており非常に硬い。

(でいがん)

が固結した堆積岩。 またはシルト岩、粘土岩、頁岩等の細粒砕屑岩の総称。

(どれらいと)

粗粒玄武岩とも。玄武岩とほぼ同じ組成の半深成岩。 塩基性斜長石と普通輝石で構成。

(ねんばんがん)

頁岩泥岩等の堆積岩が広域変成作用を受けてできた岩石。

黒色でち密な構造。板状にはがれやすい。

中、古生層の泥質岩に多い。

瓦、石盤、硯、石碑、碁石の黒石等に用いられる。

(はくりゅうがん)

グラニュライトを参照。

(ばそりす)

底盤とも。 地表面積100平方キロメートル以上の比較的大きな岩体。 花崗岩、花崗閃緑岩、石英閃緑岩が多い。

(はんしんせいがん)

火山岩深成岩の中間的性質を有する岩石。 中粒。

(ひすい)

のうち緑色をしたもの。 通常は硬玉をさす。 2016年に日本の国石として選定された。

日本では糸魚川産のものが有名。 約2億5000万年前にできたもので世界最古とされる。

(へきかい)

劈開

(鉱物) 鉱物が特定の面に沿って分かれる性質のこと。

(岩石) 頁岩の構造のこと。

(へんがん)

結晶片岩とも。 中粒または粗粒、片理がよく発達した変成岩の総称。

(へんせいがん)

堆積岩火成岩が地下の高温高圧の影響により変化したもの。 変化は主に再結晶によりおこなわれる。

(へんせいたい)

変成岩が十分な広がりをもって分布する地帯のこと。

(へんまがん)

片麻状(縞状)の組織を有する岩石。変成岩。 組成は花崗岩に似ている。

暗色の縞は黒雲母角閃石で構成。 淡色は長石石英で構成。

(へんり)

鉱物が配列方向に薄くはがれやすい性質のこと。

(ほるんふぇるす)

変成岩の一つ。 接触変成帯内側の高温部でできる岩石。

(めらんじゅ)

さまざまな岩石が変形し、混合した状態にあるもの。


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