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印刷

(いんさつ)

凸版印刷活版印刷
凹版印刷グラビア印刷
孔版印刷シルクスクリーン印刷
平版印刷オフセット印刷

(あぶらがみ)

和紙を塗り乾燥させたもの。 耐水性がある。 油は桐油、荏油、アマニ油が使われる。

包装、医療のほか、合羽、傘に使われた。

(いんく)

インキ。筆記や印刷に用いる有色の液体。

万年筆
染料インクと顔料インクがあるが、染料が主流。

旧ブルーブラックインクは化学反応により紙に定着するインクで長期間の保存に向く。 筆記直後は青色に近いが、時間が経つと黒ずむ。 強い酸性のため万年筆を腐食させることがあり、現在はほとんど生産されていない。

現在使われているブルーブラックは化学反応がないため腐食の心配はない。

印刷用
顔料とワニス(ビヒクル)を主成分とし、添加剤が入る。 使用するインクは印刷方式により異なる。

凸版印刷活版インク
平版印刷平版インク
孔版印刷スクリーンインク

(おふせっといんさつ)

平版印刷の一種。現代の印刷の主流。

版銅(版が巻きつけてある)についたインクをブランケットと呼ばれる転写ローラーに一旦移し(オフ)、 ブランケットから印刷用紙に転写(セット)して印刷する。

版は3種類ある。

(えんぴつ)

筆記用具の一種。

日本では江戸時代初期にオランダ人によりもたらされた。 1886年に真崎仁六が工業化に成功。

硬度は6B-B、F、HB、H-9H。

(かつじ)

活版印刷に使用する字型。 主成分はで、スズアンチモンを加えて鋳造でつくられる。

(かっぱんいんさつ)

凸版印刷の一種。活字を使用した印刷のこと。 オフセット印刷が普及する以前は大半の印刷物が活版印刷でつくられていた。

(かみ)

セルロースをからみあわせて乾燥させたもの。

原料は広葉樹はユーカリ、アカシア、針葉樹はマツ、スギ、ヒノキが使われる。 丸太から製材して余った分や製材に使えない木が使われる。

洋紙パルプを原料とする。 和紙はコウゾ、ガンピ、ミツマタ等の繊維を原料とする。

(ぐらびあいんさつ)

凹版印刷の一種。写真の再現性が高い。 現在は包装用プラスチックフィルムへの印刷(軟包装グラビア印刷)が多い。

金属ロールの表面にセルと呼ばれる溝があり、セルの大きさ・深さを調整して色の濃淡を表現する。 1色につき1ユニットが使われる。

(さいじんぐ)

紙へのインクのにじみなどを抑えるために行う処理のこと。 サイズ剤という薬剤が使われ、パルプに調合したり、表面に塗布される。 酸性紙に使われる硫酸アルミニウム(硫酸バンド)は、紙の劣化の要因となる。

(さんせいし)

インクのにじみを抑えるロジンサイズ剤を定着させるために硫酸アルミニウム(硫酸バンド)を使用した紙。 pHは4-6。

硫酸アルミニウムはと反応するとを生じ、紙の繊維をとかしてボロボロにしてしまう。 洋紙は酸性紙。 酸性紙を燃やすと、紙の中の硫酸分が炭化を促進させるため、燃えカスは黒くなる。

(しょうかてんしゃし)

捺染紙、アイロンプリント紙とも。 昇華性のインクが使われた紙。 素材に文字や絵柄を印刷する際に使用される。

古紙への混入は厳禁。

使用済の紙が靴やカバンの詰め物に使用される場合がある。

(しるくすくりーんいんさつ)

孔版印刷の一種。 型紙(ステンシル)をつくり、枠に張った布に固定、その上からインクを押し出して刷る方式。

オフセット印刷と比べると速度は遅い。 素材は選ばず、布やプラスチックにも印刷可能。

現在は絹のかわりにナイロンが使われるため単にスクリーン印刷とも呼ばれる。 様々な素材に印刷が可能。

(すみ)

松煙、油煙のすすを等で練り固めた固形物。 書道に使われる。

(せろはん)

ビスコースを原料につくられる再生セルロースフィルム。

(だいにげんずようし)

ジアゾ感光機でコピーをとる際の原図面用に用いられる半透明の用紙。 PPC(Plain Paper Copier)によるコピーが可能なほか、修正も可能(できないものもある)。

(ちゅうせいし)

中性から弱アルカリ性の紙。酸性紙の3-4倍の寿命を持つ。現在出回る紙は大半が中性紙。 pHは7-8。

硫酸アルミニウム(硫酸バンド)の使用をやめて中性のサイズ剤を使用したり、 紙を中性化する処理によって作られる。 炭酸カルシウムが加えられることもある。 中性紙を燃やすと、燃えカスは白っぽい灰色になる。

(となー)

コピー機の印刷に使われる粒子。 静電気により用紙に付着し、圧力と熱で紙に定着する。

1938年にアメリカのチェスター・カールソンが発明。

(ぱぴるす)

紀元前3000年ころエジプトで考案された紙。 の繊維を重ねて作る。

(ぱるぷ)

植物原料を処理して得られる繊維を厚紙状にすいたもの。 一般的にはが原料となる。

針葉樹製と広葉樹製がある。

針葉樹繊維は広葉樹繊維より長く、 絡み合いがしっかりしていて強く丈夫な紙をつくることができる。

かつては針葉樹が主流だったが、1950年頃より広葉樹繊維を用いた技術が確立、 それ以降は広葉樹が多く使われる。

(ふぉんと)

本来はある書体を表現するための活字一式のこと。 現在はコンピュータで使用する文字デザインデータのことをさすことがほとんど。

(ふで)

筆記用具の一種。

中国の時代から存在している。 日本にはと一緒に伝来したとされる。

(ぽいんと)

文字、フォントの大きさの単位。 1ポイントは約1/72インチ

物の購入により付与される点数。次回以降の買い物で使用できる。

運営
TポイントCCC
dポイントNTTドコモ

(まんねんひつ)

筆記具の一種。インク補充形式によりいくつかの種類がある。 ボールペン等と比べると高価だが、書き味が滑らか。 書く際の向きが決まっているため、他のペンとは使い方がやや異なる。

(ようしさいず)

JIS規格では、用紙の縦横の長さの比は、1:√2(1.1414...)と決められている。 この比は黄金比に近い。また、A0の面積は1m2、B0は1.5m2と規定されている。 幅と長さの比は1:√2。長辺を半分にするごとにサイズが小さくなる。

A列、B列は0から10まで存在。

日本の用紙サイズはドイツの規格(DIN476)を採用している。 ドイツの紙の規格は1934年に国際規格として認められる。 第二次世界大戦後はlSOが引継ぎ、ISO 216が規定される。

A列は上記ドイツ工業規格に由来、 B列は江戸時代の公用紙、美濃紙の美濃判に由来。

A列

ドイツの工業規格(DIN476)をそのまま採用したもの、現在は国際規格になっている。 基本はA0。面積1m2を横:縦の比率が1:√2(1:1.414、白銀比)になるようにしたもの。

B列

基本はB0。A列を1.5倍にしたもの。 面積1.5m2を横:縦の比率が1:√2(1:1.414、白銀比)になるようにしたもの。

B0の面積は1.5m2。江戸時代の公用紙、美濃紙がもとになっている。 B列は日本と海外では寸法が多少異なる。

サイズ(mm)
A0 841×1189
A1 594× 841
A2 420× 594
A3 297× 420
A4 210× 297
A5 148× 210
A6 105× 148
A7 74× 105
B01030×1456
B1 728×1030
B2 515× 728
B3 364× 515
B4 257× 364
B5 182× 257
B6 128× 182
B7 91× 128

サイズ(mm)
レター 215.9×279.4
リーガル 215.9×355.6
タブロイド279.4×431.8
官製葉書 100 ×148
10インチ 254 ×279.4
15インチ 381 ×279.4
四六判 788 ×1091
菊判 636 ×939
ハトロン判900 ×1200

(ようひし)

羊の皮で作る紙。 子羊の皮を水につけ、薬品で余分な物質を除去、木枠で乾燥後、なめして鉱物の粉をまぶす。 耐久性が高いが、重量がある、非常に高価などの問題があった。

(わし)

日本由来の紙。 材料は麻、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)、 クワタケ等。


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