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植物 >

(き)

木本。地上部が多年にわたって繰り返し開花結実する植物。 は木化し肥大成長する。

ソテツ綱

イチョウ綱

(いちょう)

イチョウ目イチョウ科の落葉高木。

原産は中国。雌雄異株で5月頃開花。 9月に成熟し精子を形成する。 種子は銀杏と呼ばれる。

精子は日本の平瀬作五郎が発見した。

(うりょくじゅりん)

雨季と乾季の区別がある熱帯にみられる森林。 雨季にがつき、乾季に落葉する。 東南アジアに多く見られ、チーク等が優先種。 モンスーン地方に多いことから季節風林とも呼ばれる。

(かりょくじゅりん)

北半球の温帯に多く分布する森林。 冬に落葉する広葉樹が多い。 ササが下草になっており昆虫哺乳類が生息する。 秋の終わりには紅葉がみられる。

(こうよう)

秋にが黄色、赤色、褐色に染まる現象。落葉樹で発生し、カエデ科の木に多い。 かつては「もみづ(揉出)」と呼ばれていたが、 のちに現象及び紅葉する樹木そのものを「もみじ」と呼ぶようになった。

秋になって気温が低下すると、葉との間に離層と呼ばれるコルク質の細胞壁ができる。 これにより物質の循環が悪くなり、葉に糖分が蓄積される。 その後葉緑体の崩壊や色素の形成により、葉の色が緑から赤、黄、褐色になる。

葉が赤色になるのは、葉に残った糖分がアントシアニンという赤い色素に変化することによる。 昼夜の温度差が激しいと、より赤く色づく。このため平地よりも山地の紅葉の方が色が鮮やかになりやすい。

葉が黄色になるのは「黄葉(おうよう)」、褐色になるのは「褐葉(かつよう)」と呼ばれる。 これは葉緑素が壊れ、葉の元の色素である「カロチノイド」が見えることによる。 黄葉、褐葉は厳密には紅葉と異なるが、一般的には同じ扱いを受ける。

春にも紫外線をさえぎるため、紅葉する木がある。

(こうようじゅ)

が広く平たくあまりかたくない木のこと。 双子葉植物に属する。 北半球では熱帯から温帯に多く分布する。

(こうようじゅりん)

地中海沿岸でみられる常緑樹林。 が小さく硬い。

(しょうようじゅりん)

常緑広葉樹が優占種の森林。 暖温帯から亜熱帯北部、夏の雨量が多く冬に少ない地域にみられる。 が厚く、表面に光沢がある。

(じょうりょくじゅ)

一年中緑の葉がついたままの樹木。 の寿命は1-数年だが、次々と新しい葉がつくられているため落葉が目立たない。

熱帯、温帯には常緑広葉樹、 温帯、亜寒帯には常緑針葉樹が分布する。

(しんようじゅ)

細くてかたいをつける木のこと。 裸子植物の大部分にあたる。 幹がまっすぐで高木になるものが多いため建築材料に適する。 多くは常緑樹温帯から亜寒帯に多く分布する。

(しんようじゅりん)

温帯から亜寒帯に多く分布する森林。 シベリアのタイガも針葉樹林の一種。

(しんりん)

樹木が密生しているところ。 陸上における最も重要な生態系。多くの動植物、微生物を養う。

(そてつ)

ソテツ科の常緑樹。 九州南部、沖縄でみられる。

雌雄異株で8月頃に花が咲く。 受粉後に精子を形成する。

精子は日本の池野成一郎が発見した。

(ねったいうりん)

高温多湿の地域に発達する森林。 常緑広葉樹が高密度に生育する。 特定の優占種はなく、森林の中は暗い。

(ばるさむ)

樹木から分泌される粘着性の液体。 樹脂精油の混合物。 香料、塗料に使われる。

かつてはレンズの接合材としても使われていた。

(らくようじゅ)

毎年秋になるとが落ちる樹木。 広葉樹に多い。 同じ植物でも環境により変わる場合がある。 熱帯、亜熱帯には乾期になると葉が落ちる雨緑樹がある。

(りぐにん)

木材の成分の一つ。 3種のプロピルベンゼン化合物を主体とする。 割合は20-30%。植物の種類により組成は異なる。

バニリンの製造に用いられる。

木材に寄生するにはリグニン分解酵素をもつものがある。


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