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植物 >

(は)

種子植物シダ植物に付着するひらたい形の器官。

葉身は真ん中に中脈、中脈から分岐して側脈が走る。 葉身は単葉、複葉に分かれる。

葉緑体をもち光合成をおこなう。 また気孔による蒸散、水分の吸収もおこなう。 水分の吸収能力は植物によりばらつきがある。

表側には道管、裏側には篩管が並ぶ。

は葉が変形した器官。

(いかんそく)

や無機塩類を植物全体に供給するための構造。 等の各器官を貫いて分化したパイプの束。

(きこう)

、若い花弁などの表皮にある穴。特に葉に多い。 蒸散や酸素、二酸化炭素の交換がおこなわれる。 昼に開いて、夜に閉じる。

気孔は2個の孔片細胞に囲まれている。 孔片細胞は葉緑体を持ち、気孔側の細胞壁が厚くなる。 表皮を形成する植物細胞で葉緑体を持つのは、孔片細胞のみ。

孔片細胞が吸水すると細胞内の膨圧が高まると細胞壁が外側に押され、 細胞壁の薄い部分が伸びてそりかえり、気孔が開く。 膨圧が低下すると元に戻って閉じる。

(きょし)

の縁にあるギザギザの切り込みのこと。

(くき)

植物を支える器官。 の間の分や栄養分の通路ともなる。 ジャガイモは茎が肥大化してできる。

(しかん)

ふるいかん。 光合成によりつくられた産物をに運ぶ管。

(しゅーと)

のまわりにがとりまく構造のこと。

(すとろん)

の一種。匍匐枝とも。 直立した茎の地際から出た枝が地面に水平に伸びたもの。 途中の節から根を出して生長する。

オランダイチゴ、ユキノシタ等でみられる。

エゾスカシユリ、コヤブランでは地下に伸びる。

(たくよう)

葉柄の根本に生じる葉のこと。葉身とは異なる。 双子葉植物に多くみられる。葉が生長すると落ちる場合が多い。

(ちかけい)

地下において生活するよう変態したのこと。 とは構造が異なる。

塊茎キクイモ、ジャガイモ
球茎コンニャク、サトイモ
鱗茎ユリ、タマネギ
根茎ワラビ、ハス

(どうかん)

被子植物の木部に管状の組織。 で吸収した養分水分を地上部に運ぶ。

(どうかん)

道管を参照。

(ね)

の中に存在し植物を支える器官。 シダ植物種子植物に存在する。

多くは地下にあり、から肥料分の吸収をおこなう。 不要になった物質の排泄もおこなう。

水分は根の先端付近にある根毛や表皮組織の細胞から浸透圧を利用して吸収する。 吸収された水は内皮、導管を経由して各組織へ送られる。

根の伸びていく部分を生長点と呼ぶ。

根の周囲は根圏と呼ばれる。分泌物や老化した根細胞がエサとなって 微生物と共存する。

サツマイモは根が変形してできる。

(ようじょ)

の配列のこと。

対生
同じ節に2枚の葉を対につける。 隣り合う葉同士が直角にずれてついている場合は十字対生と呼ぶ。

輪生 同じ節に3枚以上の葉を車輪上につける。

互生
各節に1枚ずつの葉が交互につく。

2枚ずつ交互につく場合もある。

(ようしん)

葉片とも。の主な部分のこと。

線形
楕円形
倒卵形
卵形
円形
心形
掌状

(ようへい)

と葉身の間の部分のこと。


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