生殖器


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生殖器

(せいしょくき)

英数

月経前症候群。 月経が始まる3-10日ほど前から身体的、精神的に現れる不快な症状のこと。 月経開始後にはやわらぐ。

20-30代の女性に多く見られる。

(いんかく)

クリトリスとも。女性の陰門前方にある膨張体。 大きさは5-7mm。

通常は包皮で覆われている。 性的興奮により陰核海綿体が膨張、充血して硬くなり、包皮が剥けて露出する。

(うぉるふかん)

中腎輪管。 脊椎動物で前腎輪管からミュラー管とともに生じる管。

オスでは精巣からの男性ホルモンの影響で発達して輪精管、貯精嚢になる。 爬虫類以上のメスでは退化する。

メスの魚類、両生類では輪尿管となる。

(おうたい)

排卵後顆粒膜細胞が黄体細胞に変化してつくられる。 黄体ホルモンを分泌する。

妊娠が成立すると妊娠黄体(真黄体)となり、胎盤完成まで持続する 妊娠が成立しないと月経黄体(偽黄体)となり、排卵約14日後に機能を失う

(おーがずむ)

オルガスムス、アクメとも。 性快感の最高潮の状態のこと。 女性の快感の上昇、下降は緩やか、男性は急。

オーガズムに達するとからオキシトシン、エンドルフィンが分泌される。

(こんどーむ)

避妊具のひとつ。性感染症予防の役割も果たす。 主な材質はゴムラテックス、ポリウレタン、イソプレンラバー。

薬事法では管理医療機器に分類される。

医薬品医療機器法に基づいて製造販売される。

男性器に装着する。女性が装着する女性用のものもある。

名前の由来は諸説あるが、 イギリスの医師Dr.コンドームによる説が有力。

(しきゅう)

女性の膀胱より背中側に位置する器官。 受精卵の保持と胎児の生育に関与する。

上部2/3は子宮体部、下部1/3は子宮頚部と呼ばれる。 内部表面は粘膜で覆われており、出血をともなって周期的に剥離する(月経)。

左右に卵管がのびており、その先に卵巣がある。 内部は外膜、筋層、内膜からなる。

子宮体部と子宮頸部の境界には子宮口がある。 通常は閉じており、分娩時には約10cm開く。 子宮口付近は子宮頚がんの発生が多い。

子宮口の下にはがつながる。

(しきゅうけいかん)

子宮からにつながる筒状の部分。 長さは35-40mm。一部は膣内に突出している。 内側は粘膜で覆われる。

通常は酸性に保たれているが、 排卵の前になると管の中のアルカリ性粘液が増え、精子が入りやすくなる。

(しきゅうけいぶじょうひないしゅよう)

子宮頸部異形成とも。

子宮頸がんの前段階。日本では20-30代の女性に急速に増加している。

自覚症状はなく検診で発見されることが多い。 HPVウイルスの持続感染が原因とされる。

有効な薬物療法はない。

CIN1,2は約半数が自然治癒する。

CIN2が自然治癒しない場合、CIN3の場合は手術治療がおこなわれる。 子宮頸部円錐切除術が多い。

(しきゅうないまくしょう)

子宮内膜が子宮以外の場所で増殖、剥離を繰り返す症状。 内膜組織は腹腔内にとどまるため、炎症、痛み、癒着の原因となる。 このうち卵巣にできたものを卵巣チョコレート嚢胞と呼ばれる。

患者のうち30-50%は不妊を合併している。 また不妊症の25-50%に子宮内膜症がみられる。

(しょういんしん)

通称びらびら。 大陰唇の内側にある左右の襞。尿道口や腟口を保護する。陰毛はない。 摩擦で黒ずみやすい。

(じゅうもうせいしっかん)

妊娠中に胎盤をつくる絨毛細胞の異常な増殖が起こる病気。

(すきーんせん)

女性の尿道口の両側にある分泌腺。男性の前立腺に相当するとされる。 オーガズムに達する瞬間に分泌液が分泌され、女性の射精と形容されることがある。

分泌液はやや粘り気のある乳白色の液体。

分泌については個人差が大きい。

(せいしちょぞうせん)

メスの鳥類特有の部位。子宮移行部にある。 精子はニワトリの場合、ここで約2週間貯蔵される。

(そうはいせつこう)

総排出腔とも。 消化管の末端、排尿口、生殖口を兼ねる開口部のこと。 硬骨魚類以外の類、両生類爬虫類類、原始的な哺乳類の一部にみられる。

硬骨魚類と哺乳類では肛門と生殖器口は別々に開口する。

(だいいんしん)

女性器の一番外側の左右にある襞。陰毛がある。 尿道口や腟口を保護する。

(ちつ)

子宮の下につながる管状の器官。 長さは約7-10cm。

奥は子宮頚部につながる。

入口にはバルトリン腺があり、性的興奮時に粘液を分泌する。

通常は押しつぶしたような状態になっており内壁はくっついている。 経血やおりものはこの隙間を流れてくる。

性的に興奮すると奥の方が広がり、子宮口がおりてくる。

デーデルライン桿と呼ばれるグラム陽性長桿菌が常在している。 乳酸を産生し、膣内pHを性(4.0以下)に保っている。 細菌性膣炎にかかるとこの菌は消失する。

疾患

(ばるとりんせん)

大前庭腺。 女性の入り口の左右にある分泌腺。 性交の際に球海綿体筋の収縮によって、潤滑液となる粘液を分泌する。

(みゅらーかん)

脊椎動物で中腎発達時に前腎輪管からウォルフ管とともに生じる管。 高騰脊椎動物では体腔壁に由来する。

メスでは発達して輪卵管、子宮、膣等になる。 オスでは退化する。

オスは精巣が発達するとテストステロン、ミュラー管抑制因子(AMH)が分泌され、 発達が抑制される。

(らんかん)

ファロピウス管。子宮卵巣を結ぶ管。 子宮から左右に延びる。長さは10-15cm。 ここで受精がおこなわれる。

ヒトの場合卵巣と卵管はつながってはおらず、隙間がある。 卵管の卵巣側には卵管采があり、ここで排卵した卵子がうけとられる。 全ての卵子がうけとられるわけではなく、受け取りに失敗した卵子は腹腔内で消滅する。

(らんそう)

女性の体内左右に1つずつ存在する器官。 子宮卵管の先に存在する。

卵細胞卵胞が混じって存在している。 思春期に卵母細胞が卵子に成熟する。 成熟した卵子は卵管を通じて子宮に送られる。

排卵は月に一度、左右交互でおこなわれる。

(らんほう)

卵細胞を1個ずつ含む細胞集団。 下記のように成熟する。


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