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High-Explosive Anti-Tank. 対戦車榴弾、成形炸薬弾。
モンロー効果、ノイマン効果を利用している。
筒の内側に炸薬を凹型に詰められており、窪みの部分から点火すると、爆発の衝撃波が前方に集中、 エネルギーを一点集中できる。
発射速度は低速でも問題ないため戦車以外でも幅広く利用できる。
欠点は複合装甲に弱い、メタルジェットの有効距離が短いところ。
ミサイル、魚雷等の先端に取り付ける核爆発装置。 推進誘導等の部分とは分離できる。
火砲の一つ。 水平に近い弾道で弾丸を打ち出す。 威力、射程距離は大きいが、砲重量が重く、動作が鈍くなる。
百年戦争で使われ始める。 1453年のオスマン帝国によるコンスタンティノープル攻撃で猛威を振るった。
大砲の口径は銃と異なり、 砲身長が砲身内径の何倍に当たるかを示す。
44口径120mmだと5.28m、55口径だと6.6mになる。
近距離射撃用の火砲。 砲身長は口径の12-13倍。初速が小さい。
CBU. 本体(ディペンサー)から多数の子弾を散布し、広範囲の目標を破壊する爆弾。
2008年にクラスター弾に関する条約が採択。
地雷散布用のものもある。
軍隊で使役するための馬。
馬は元来おとなしく臆病な動物のため、 戦いに動じないようにするために年単位の調教が必要とされた。
20世紀以降は機械が発達したため軍馬は衰退したが、 国によってはいまだ用いている場合もある。
競馬に出場する馬は軍馬の子孫にあたる。
焼夷剤と少量の炸薬を詰めた弾丸。 爆撃機が上空から投下し、着地すると油脂が飛び散って炎上する。 市街地を焼き払うために使われる。
焼夷剤は黄燐、テルミット、油脂が使われる。
地上または地表面に設置する兵器。 本体と信管で構成。
1997年に対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)が結ばれた。1999年発効。 下記の国は未加盟。
弾丸、爆弾、魚雷の炸薬を発火させる装置。
第2次世界大戦中にアメリカ陸軍補給部隊が開発した四輪駆動の自動車。 2018年現在はダイムラー・クライスラー社の登録商標。
正式名称は零式(れいしき)艦上戦闘機。 旧日本海軍の戦闘機。
名前の由来は皇紀の末尾数字より。 アメリカではゼロファイターと呼ばれた。
生産は10425機。生産は三菱、中島飛行機。
火砲を参照。
Armor Piercing. 装甲板の貫通を目的とする弾丸。 外殻は特殊鋼。
AP
鋼鉄による単一材料のもの。
APC
被帽付徹甲弾。先端にやわらかい金属のキャップがついたもの。
着弾時に先端が衝撃を吸収しつつ、変形して走行表面にくらいつく。
のちにAPCBC弾に発展する。
ナフサ、パーム油を使用した油脂焼夷弾。
第二次世界大戦中に小型の物が日本の空襲に使われた。 朝鮮戦争、ベトナム戦争では大型の物が使われた。
近距離用の火砲。 砲身は短く、射角は高い。構造は簡単で軽量。
発射速度を上げて短時間に多数の射撃が可能。
航空機から投下して爆発させる炸裂弾の総称。
MOP. 地中貫通爆弾。 アメリカが保有する爆弾。 地下の軍事施設等を攻撃可能。
2025年の最新型はGBU57。
着弾後地下に到達してから爆発する。
搭載可能な航空機はB2爆撃機。
二次大戦中にアメリカ陸軍が開発した爆薬。 ゴム状の化合物を練り合わせ、自由に成型できる。
感度は低く、信管がなければ爆発しない。 威力はTNT並。
火砲用の弾丸。
艦砲
敵が予想外の手段で挑んでくる戦争のこと。
火砲の一つ。 発射薬のガス圧を後方に抜くことにより、反動による砲身の後退をなくしたもの。
火砲の中では軽量。歩兵が使用するほか、車両への搭載も可能。
野戦砲。野戦に使われる火砲。 口径75mmか105mmの榴弾砲。移動が可能。
歩兵の支援に用いられる。
HE. 砲弾の一種。外殻は薄い。
内部には大量の炸薬が充填されており破壊力が大きい。 空中で爆発させ、破片で攻撃する。
広範囲を攻撃可能。 貫通した場合は大きなダメージを与えられるが、貫通力は低い。
山地等の援護物により敵を直接狙えない場合に効果を有する。
射程は30-40km。 ロケットブースターを装着したVLAPは70km程度。
火砲の一種。 砲身長は口径の20-40倍。榴弾を用いる。 臼砲とカノン砲の中間に位置する。
自衛隊では「りゅう弾砲」と表記される。
203mm自走榴弾砲
1983(1984?)年から配備。アメリカのM110A2をライセンス生産したもの。
射程は噴進弾で30km、通常弾で24km。
155mm榴弾砲 FH70
陸自最大射程の火砲。1983年より配備。砲身長は約6m。
有効射程は通常弾で24km、噴進弾で30km。
陸自では中砲けん引車でけん引して使用される。 1800ccのガソリンエンジン(水平対向エンジン)を搭載しているため短距離なら自力で移動可能。