社会 > 哲学
人生観や世界観について理性的、理論的に考え、真理を探究する学問。
哲学者
自然哲学
タレス | 前624頃-前546頃 |
ピタゴラス | 前582頃-前497頃 |
ヘラクレイトス | 前544頃-? |
デモクリトス | 前460頃-前370頃 |
ヒッポクラテス | 前460頃-前375頃 |
プロタゴラス | 前485頃-前415頃 |
ソクラテス | 前470頃-前399 | ギリシア |
プラトン | 前427-前347 | アテネ |
アリストテレス | 前384-前322 | ギリシア |
ゼノン |
エピクテトス |
エピクロス |
アウグスティヌス |
1500
1600
1700
1800
1900
354-430. 神学者、哲学者。 古代末期キリスト教会の最大の教父。
マニ教信者だったがのちに改宗した。
金言、格言の意。 ヒポクラテスが最初に用いたとされる。
三契機の一つ。 特定の肯定的主張に対する特定の否定的主張のこと。
アメリカの政治学者、哲学者。生まれはドイツ。 1906-1975.
9-12世紀に全盛となったイスラーム世界の哲学。 ギリシア哲学をアラビア語に翻訳し、移植したもの。
偏見や思い込み。 ベーコンによる定義。
全ての事象には必ず原因があり、原因なしには何事も起こらないという哲学の原理。 物理学でも用いられる。
50?-138?. ローマ時代のストア哲学者。 奴隷の身分だったがストア哲学を学び、のちに解放された。
前341-前270. ギリシアの哲学者。 エピクロスの学派は庭園学派と呼ばれる。
人生の目的は精神的快楽にあるとし、アタラクシアを求めた。 この快楽は単純な快楽主義とは異なる。
楽天主義、楽観主義。 世界や人生の価値、意義を究極的に善とする考え方。
ライプニッツの考え方が一般的。
ドイツの哲学者。 1724-1804.
精神的なものと物質では、精神的なものの側に根源性があると考える哲学説。
一見正しいそうに見えるものの実際は成立しない議論のこと。
前400頃-前275頃。 古代ギリシアの哲学学派の一つ。
アリスティッポスが北アフリカのキュレネで創設。 快楽主義的な実践哲学を唱えた。
前6世紀にイオニアでおこった哲学。
メタフュシカ。 事物の本質、存在の根本原理を思惟、直観により探究する学問。
またはアリストテレスの著書のひとつ。
(0).経験によってあらわれてくる状態を扱う学。
(1).フッサール現象学。 純粋意識の体験としての現象について、本質構造を記述する立場。
戦後にフランスで展開された思想。
人間の社会、文化的事象を構成する自覚されていない構造を研究しようとする思想。
自立共生。イリイチが提唱した概念。 自立した存在が共に生きる中で生まれる情動、喜びのこと。
フランスの哲学者、作家。1905-1980.
論理学の基本律。
人間の個別的、主体的な真理(実存)を重視する哲学の立場。
本質を記号化したコピーのこと。 ボードリヤールらが定義した。
レトリック。 思想、感情を効果的に伝えるための原理を研究する学問。
中世には中等教育の一科目となった。
身体から生じたものを精神が受容した状態。 高邁(こうまい)の精神によって情念を統制することで徳が実現するとされる (デカルト 情念論)。
ドイツの哲学者。 1788-1860.
中世の哲学と神学のこと。 アウグスティヌスの思想が基礎となった。
ヘレニズム哲学の一派。 創始者はゼノン。アテネのストア(柱廊)で教えられたことから命名された。
情念に乱されず自然の理性にしたがって生きることを勧め、 ストイックといわれる禁欲主義的心情をもった。
また世界市民主義(コスモポリタニズム)を展開した。
オランダの哲学者、形而上学者。 1632-1677.
(0).前490頃-前430頃。 古代ギリシア、エレア学派の哲学者。 弁証法の祖とされる。
(1).キュプロスのゼノンとも。 ストア哲学の祖。
前470-399. ギリシアの哲学者。 著作は残していない。
思想の反対者に告発され、毒杯を仰いで死去した。
前5世紀頃の古代ギリシア、アテネを中心として活動した職業的教師のこと。
現代では詭弁家を意味する場合もある。
根拠のある確実な認識のこと。 特に哲学では客観的で正しい認識のこと。
フランスの哲学者、数学者、物理学者。 1596-1650.
ラテン名はレナトゥス・カルテシウス。 デカルト主義者はラテン名よりカルテジアンと呼ばれる。
解析幾何学の創始者。
前460頃-前370頃. ギリシアの哲学者。原子論哲学を完成させた。 デモクリトスの思想はエピクロスに受け継がれ広められた。
ドイツの哲学者。実存主義の先駆者とされる。 1844-1900.
nihilism.虚無主義。既存の価値や権威を認めない立場、 その結果生きる意味や目的を喪失した状態。 ツルゲーネフが「父と子」の中で使用したことで一般的に知られるようになり、 19世紀のヨーロッパで蔓延した。 具体的にはキリスト教への批判。
何かを知り理解すること、または理解された内容。
1889-1976. ドイツの哲学者。
1714-1762. ドイツの哲学者。ライプニッツ-ウォルフ学派。 美学の創始者とされる。
(0).19世紀初頭のパリの建築方式。 鉄を用いて建てられた屋根、通路付の商店街。
(1).パサージュ論。ドイツのベンヤミンによる哲学思想の断片群文書。
1839-1914. アメリカの哲学者、論理学者。 プラグマティズムの創唱者。
遠近法主義。 世界は常に特定の視点からしか見ることができず、視点の限定されない 絶対的世界認識はありえないという思想。
18世紀初頭にライプニッツが単子論を説いた。
美を対象とする学問的考察。 創始者はバウムガルテン。
ピュタゴラス。前569頃-前470頃。 古代ギリシアの哲学者、数学者、宗教家。
ピタゴラスの定理の発見者。
南イタリアで教団を設立した。 この教団内で各種共同研究に参加した者はピタゴラス学派と呼ばれる。
人間が自由であることから生じる感情。 可能性の選択には根拠はなく、いまだ実現していない「無」に過ぎない。 このような自由の「無」に関して抱く感情。
19世紀後半のアメリカで登場した哲学の潮流。 真理の基準を実際の行動にとって有用であるか否かに求める立場。
観念や思想の真偽は現実の生活にとって有用であるかどうかで決まると考える。 真偽の問題を生活に役立つか否かの問題と切り離す従来哲学とは対立する。
前428/427-前348/347. ギリシアの哲学者。
ソクラテスの弟子で、 著作のほとんどはソクラテスの対話篇。
1923年に設立された社会研究所に結集した思想家のこと。 反ユダヤ主義と対立し、独自の批判理論を構築した。
フランスの哲学者。 1926-1984.
ドイツの哲学者。ドイツ観念論の大成者。 1770-1831.
(0).対話、弁論の技術のこと。
(1).テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼの3段階で進む 精神の自己実現の過程。 ヘーゲルが説いた。
またマルクスは唯物論的の立場から論理をとなえた。
1929-2007. フランスの社会学者、哲学者。 ポスト構造主義哲学者の一人とされる。
1883-1969. ドイツの哲学者。実存哲学の創唱者の一人。
物質を第一次的、根本的な実在と考え、 心、精神を副次的、派生的なものとみなす哲学のこと。
ドイツの哲学者、数学者。 1646-1716.
人間関係や人間の共同体の秩序、道理のこと。 道徳と同じ意味で使われることが多い。
弱者が強者に抱く恨みと復讐の感情。 ニーチェが「道徳の系譜」で用いた。フランス語で怨恨の意味。
強者は能動的に「よい」を措定する。 恨みを抱いた弱者は現実世界ではかなわないため「よい」「悪い」を逆転させ 強者を「悪い」とすることで道徳的に復讐する。
修辞学を参照。
思考の法則、形式を明らかにする学問。
伝統的なものはアリストテレスにより体系化。