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人生観や世界観について理性的、理論的に考え、真理を探究する学問。
哲学者
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354-430. 神学者、哲学者。 古代末期キリスト教会の最大の教父。
マニ教信者だったがのちに改宗した。
金言、格言の意。 ヒポクラテスが最初に用いたとされる。
1033-1109. イギリスのスコラ哲学者。 うまれはイタリア。 スコラ学の父と呼ばれた。
三契機の一つ。 特定の肯定的主張に対する特定の否定的主張のこと。
アメリカの政治学者、哲学者。生まれはドイツ。 1906-1975.
9-12世紀に全盛となったイスラーム世界の哲学。 ギリシア哲学をアラビア語に翻訳し、移植したもの。
ヘレニズム哲学をイスラーム教徒が引き継ぎ発展させた。
10世紀にはスンニ派とシーア派のイデオロギーが定着、 哲学者の多くは思想が近いシーア派の保護を求めたため、スンニ派の神学者から攻撃を受けた。
偏見や思い込み。 ベーコンによる定義。
全ての事象には必ず原因があり、原因なしには何事も起こらないという哲学の原理。 物理学でも用いられる。
インドで発達した哲学。
楽天主義、楽観主義。 世界や人生の価値、意義を究極的に善とする考え方。
ライプニッツの考え方が一般的。
ドイツの哲学者。 1724-1804.
精神的なものと物質では、精神的なものの側に根源性があると考える哲学説。
一見正しいそうに見えるものの実際は成立しない議論のこと。
796頃-866。 アラブ系の哲学者。生まれはバスラあるいはクーファ。 ヘレニズム思想の文献のアラビア語翻訳を行った。
メタフュシカ。 事物の本質、存在の根本原理を思惟、直観により探究する学問。
またはアリストテレスの著書のひとつ。
(0).経験によってあらわれてくる状態を扱う学。
(1).フッサール現象学。 純粋意識の体験としての現象について、本質構造を記述する立場。
戦後にフランスで展開された思想。
人間の社会、文化的事象を構成する自覚されていない構造を研究しようとする思想。
自立共生。イリイチが提唱した概念。 自立した存在が共に生きる中で生まれる情動、喜びのこと。
フランスの哲学者、作家。1905-1980.
論理学の基本律。
人間の個別的、主体的な真理(実存)を重視する哲学の立場。
本質を記号化したコピーのこと。 ボードリヤールらが定義した。
レトリック。 思想、感情を効果的に伝えるための原理を研究する学問。
中世には中等教育の一科目となった。
身体から生じたものを精神が受容した状態。 高邁(こうまい)の精神によって情念を統制することで徳が実現するとされる (デカルト 情念論)。
ドイツの哲学者。 1788-1860.
19世紀後半から20世紀前半にかけてドイツを中心に栄えた哲学学派。
カントの批判主義の方法を受け継ぎ、諸学の基礎づけをおこなった。
中世の哲学と神学のこと。 アウグスティヌスの思想が基礎となった。 スコラは学校の意。
オランダの哲学者、形而上学者。 1632-1677.
根拠のある確実な認識のこと。 特に哲学では客観的で正しい認識のこと。
1833-1911. ドイツの哲学者。生の哲学の創始者。
フランスの哲学者、数学者、物理学者。 1596-1650.
ラテン名はレナトゥス・カルテシウス。 デカルト主義者はラテン名よりカルテジアンと呼ばれる。
解析幾何学の創始者。
18世紀後半から10世紀はじめにかけて発達したドイツ哲学。 精神を優位とする立場をとる。カントにより始まる。
1225頃-1274。イタリアの神学者、スコラ哲学大成者。
ドイツの哲学者。実存主義の先駆者とされる。 1844-1900.
nihilism.虚無主義。既存の価値や権威を認めない立場、 その結果生きる意味や目的を喪失した状態。 ツルゲーネフが「父と子」の中で使用したことで一般的に知られるようになり、 19世紀のヨーロッパで蔓延した。 具体的にはキリスト教への批判。
何かを知り理解すること、または理解された内容。
1889-1976. ドイツの哲学者。
1714-1762. ドイツの哲学者。ライプニッツ-ウォルフ学派。 美学の創始者とされる。
(0).19世紀初頭のパリの建築方式。 鉄を用いて建てられた屋根、通路付の商店街。
(1).パサージュ論。ドイツのベンヤミンによる哲学思想の断片群文書。
1839-1914. アメリカの哲学者、論理学者。 プラグマティズムの創唱者。
遠近法主義。 世界は常に特定の視点からしか見ることができず、視点の限定されない 絶対的世界認識はありえないという思想。
18世紀初頭にライプニッツが単子論を説いた。
美を対象とする学問的考察。 創始者はバウムガルテン。
1711-1776. スコットランドの哲学者、歴史家。
人間が自由であることから生じる感情。 可能性の選択には根拠はなく、いまだ実現していない「無」に過ぎない。 このような自由の「無」に関して抱く感情。
19世紀後半のアメリカで登場した哲学の潮流。 真理の基準を実際の行動にとって有用であるか否かに求める立場。
観念や思想の真偽は現実の生活にとって有用であるかどうかで決まると考える。 真偽の問題を生活に役立つか否かの問題と切り離す従来哲学とは対立する。
1923年に設立された社会研究所に結集した思想家のこと。 反ユダヤ主義と対立し、独自の批判理論を構築した。
フランスの哲学者。 1926-1984.
1561-1626. イギリスの哲学者、イギリス古典経験論の創始者。
ドイツの哲学者。ドイツ観念論の大成者。 1770-1831.
(0).対話、弁論の技術のこと。
(1).テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼの3段階で進む 精神の自己実現の過程。 ヘーゲルが説いた。
またマルクスは唯物論的の立場から論理をとなえた。
1908-1961. フランスの哲学者。 フッサールの現象学の影響を受け、独自の現象学を展開した。
1929-2007. フランスの社会学者、哲学者。 ポスト構造主義哲学者の一人とされる。
1883-1969. ドイツの哲学者。実存哲学の創唱者の一人。
物質を第一次的、根本的な実在と考え、 心、精神を副次的、派生的なものとみなす哲学のこと。
ドイツの哲学者、数学者。 1646-1716.
人間関係や人間の共同体の秩序、道理のこと。 道徳と同じ意味で使われることが多い。
弱者が強者に抱く恨みと復讐の感情。 ニーチェが「道徳の系譜」で用いた。フランス語で怨恨の意味。
強者は能動的に「よい」を措定する。 恨みを抱いた弱者は現実世界ではかなわないため「よい」「悪い」を逆転させ 強者を「悪い」とすることで道徳的に復讐する。
修辞学を参照。
思考の法則、形式を明らかにする学問。
伝統的なものはアリストテレスにより体系化。
17世紀にはライプニッツが論理学の記号化をおこなった。
19世紀にはライプニッツが考えていた論理学が現実となり、記号論理学と呼ばれるようになった。