プレーヤー


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プレーヤー

(ぷれーやー)

音楽を再生する機器。

英数

デジタルオーディオテープ。1982年に開発された。 テープにデジタル信号でデータを記録する。 アナログに比べると音がきめ細かく、劣化も少ないが、 高品質のコピーが簡単にできるため著作権の問題をはらむ。記録、再生は回転ヘッド式で行う。

デジタルコンパクトカセット。 1991年に発表。 フィリップスと松下電器産業が共同で開発したカセットの規格。

カセットのサイズはアナログと同じ。厚みはアナログよりやや厚い。 データ記録はPASC形式。 CD音源の場合、約1/4に圧縮可能。

1996年にハードウェアが生産終了、MDに移行された。

Appleのデジタルオーディオプレーヤー。

ミニディスク。 1991年にソニーが発表した光、光磁気ディスク。直径は2.5インチ。 製品は1992年に発売。 2013年にソニーによる録音再生機器の出荷が終了する。

記録容量は約140MB。ATRAC圧縮によりCDおおむね1枚分の曲データをコピーできる。

Super Audio CD. 1999年にソニーとフィリップスが規格化。

ディスクはCDと同じだがデータは高音質で記録されている。 記録容量は4.7GB。2層構造も可能。 SACD層とCD層で構成されるハイブリッドディスクも存在する。

SACD CD
トラックピッチ0.74μm1.6μm
データ容量 4.7GB 780MB
レーザー波形 650nm 780nm
開口数 0.6NA 0.45NA
サンプリング周波数2822.4kHz44.1kHz
コーディング DSD PCM

データ容量は4.7GB。 2ch+マルチchの収録も可能。

マルチchは3chから6chまで対応。

再生周波数範囲は0-100kHz。

(うぉーくまん)

1979年にソニーが発売したポータブルプレーヤー。 ソニーの登録商標。

初期の音源はカセットテープ。 1980年代なかばにCD用、1992年にMD用が登場。

(えれくとろふぉん)

1895年にイギリスで開始された電話による有線放送。 コンサートホールにマイクを設置して放送された。

フランスではテアトロフォンという名称で同様のサービスが行われた。

(えるかせっと)

caset. 1976年にソニー、松下電器産業、ティアックが提唱したカセットテープの規格。

テープ幅はオープンリールと同じ。 速度はコンパクトカセットの倍。

テープはカセットから引き出して読み込みされる。 ドルビーの有無を自動検出する検出孔がついていた。 自動選曲に利用するコントロールトラックも設定されていた。

大きさと価格が問題となり普及することなく衰退していった。

(かせっとてーぷ)

カセット(容器)に収納された磁気テープ。 正式名称はコンパクトカセット。

フィリップス社が1963年に発表、特許を公開したため一般に普及した。 日本では1966年に日立マクセルがC-60を初めて発売。 日本の主なメーカーはソニー、日立マクセル、TDK。

磁性体
TYPEI ノーマル酸化鉄 ローノイズタイプもある
TYPEII ハイポジコバルト添加酸化鉄高域出力が高い
TYPEIIIフェリクロム酸化鉄と酸化クロム2層テープポジション切替不要
TYPEIV メタル 最高音質、高価

ケースに検出孔がついており、TYPE IからIVまでを検出できる。 旧型は検出孔がない場合がある。

(ちくおんき)

レコードからを再生する機器。 1877年にエジソンが発明。

スズ箔を張った円筒を手で回転し、 ホーン根本の振動板についた針で録音、再生を行った。 1885年には蝋管式があらわれた。

1887年にエミール・バーリナーが円盤式を開発、 グラモフォンと名づけた。

1925年にアメリカのマックスフィールドが電気吹き込み式を開発、 空気吹き込みからとってかわられた。 のちに電気蓄音機が登場。

(ねっとわーくぷれーやー)

ネットワーク上のNAS、PC、ミュージックサーバーに記録されている音楽データを 再生するオーディオ機器。

(ふぉのいこらいざー)

レコードの再生に必要な機器。 レコードは低音は音量を下げて記録されているが、フォノイコライザーはその音を元に戻す役割を果たす。 また出力を上げる役割もある。

プレーヤーまたはアンプに搭載されるが、未搭載のものもある。 また別付けの製品もある。

カートリッジ(MC、MM)にあったものが必要とされる。

(みゅーじっくさーばー)

オーディオ機器内部にストレージを搭載したプレーヤー。 CDリッピング可能の機器もある。

NASの一部にもプレーヤー機能を搭載するものがある。

(れこーど)

の振動、周波数を円盤の溝に凸凹として記録した媒体。 レコード針で溝をこすることにより音声を取り出す。

外から内側へ向けて螺旋状に音の信号が刻まれている。アナログ方式。 蓄音機レコードプレーヤーを使用して再生する。

両面記録でき、表をA面、裏をB面と呼ぶ。

旧称は平円盤。日本でレコードという言葉を初めて使ったのは天賞堂。 1908年に改称。

ステレオ方式
45-45式が主流。 溝の形はほぼ同じで再生システムには互換性があった。

モノラルカートリッジは左右方向のみ振動するが、 ステレオカートリッジは左右と上下で振動する。

SPレコード(Standard Play)
78回転。LPレコード登場前の規格。蓄音機で聴く。 大きさは12インチ(30cm)または10インチ。収録時間は4〜5分。 シェラック樹脂でできており、割れやすい。 1963年に生産終了。

種類 直径 回転 備考
LPレコード(LongPlay) 12インチ(30cm)33 1/3
シングルレコード 7インチ(17cm)45 ドーナツ盤とも
EPレコード(ExtendedPlay) 7インチ(17cm)45

LPレコード
塩化ビニル製のレコード。 1948年にCBSコロンビアのP.ゴールドマークが発明。 日本では1951年に日本コロムビアが発売。 直径30cmで片面30分まで演奏できる。

シングルレコード
外径17cm、毎分45回転。1949年にRCAビクターが発売。 中心孔が大きく、ドーナツレコード、ドーナツ盤とも呼ばれた。 演奏時間は片面5分程度。

EPレコード
シングルレコードの演奏時間を延ばすために開発された。 外径17cm、毎分45回転。1954年に発売? シングルレコードとEPレコードは混同されている場合が多い。

(れこーどぷれーやー)

レコードを再生する機器。

ターンテーブルの回転はダイレクトドライブ方式、ベルトドライブ方式がある。

カートリッジ
MC型とMM型がある。

MC
ムービングコイル。 針の反対側にコイルがあり、それを囲むように磁石がある。 コイルの揺れにより信号がつくられる。

MM
ムービングマグネット。 針の反対側に磁石があり、それを囲むようにコイルがある。 磁石の揺れにより信号がつくられる。 MC型よりもやや量産しやすく、プレーヤーには一般的にはMM型がよく付属している。

MC型よりコイルを多く巻けるため出力信号が大きい。


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