トランスフェラーゼ


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トランスフェラーゼ

(とらんすふぇらーぜ)

EC2. 転移酵素。 ある化合物の一部()を他の化合物に転移させる反応を触媒する酵素。

転移酵素とも。

英数

(ALAしんたーぜ)

EC 2.3.1.37. スクシニルCoAとグリシンを基質とし、ピリドキサールリン酸を補酵素として5-アミノレブリン酸(ALA)を合成する酵素。 この酵素による5-アミノレブリン酸合成経路はC4経路と呼ばれる。

ミトコンドリアに局在する。原核生物では細胞質に局在する。

(DNAぽりめらーぜ)

EC 2.7.7.7. ポリメラーゼの一種。DNAを合成、複製する。

4つのヌクレオシド(アデノシン・チミジン・グアノシン・シチジン)を重合させ、 鋳型とするDNA、RNAに対して相補的な塩基配列をもつDNAを合成する。

合成開始にはプライマーが必要。 またMg2+、Mn2+が必要。

RNA dependent RNA polymerase. RNA依存性RNAポリメラーゼ。

RNAを鋳型にしてRNAを合成する酵素。

RNAをゲノムとして保有するウイルスに必須の酵素。

(RNAぽりめらーぜ)

転写酵素とも。 DNAを鋳型とし相補的なmRNAを合成する酵素。 プライマーは不要。

基質

(きなーぜ)

EC2.7. ATP等のリン酸基を他の化合物に転移させる酵素の総称。 ホスホトランスフェラーゼに属する。

(ぐるこきなーぜ)

EC2.7.1.2. グルコースATPを基質にし、グルコース6-リン酸を生成する反応を触媒する酵素。

(ししつきなーぜ)

シグナル伝達をおこなう酵素細胞膜等に存在するイノシトールリン脂質をリン酸化して シグナル伝達をおこなう。

(しゅうしょくこうそ)

核酸タンパク質が生体内で合成された後に リン酸付加、糖付加、メチル化等の修飾を受ける際の反応を触媒する酵素の総称。

(ちろしんきなーぜ)

プロテインキナーゼの一種。 アミノ酸の一種であるチロシンリン酸を付加する機能を持つ。

細胞の増殖、分化等に関わる信号の伝達に重要な役割を果たす。

インスリン、インスリン様成長因子等に関与する。

(てろめあーぜ)

RNA依存DNAポリメラーゼの一つ。 テロメア部分に塩基をつけ加えていく反応を触媒する酵素。自身がテロメアの配列の鋳型となるRNAをもつ。

正常な細胞では活性が抑制されているが,細胞のがん化で活性化される。

(てんいこうそ)

トランスフェラーゼを参照。

(とらんすあみなーぜ)

EC.2.6.1.

アミノトランスフェラーゼ、アミノ基転移酵素。 アミノ酸のα-アミノをα-ケト酸のα-炭素原子に転移させ、 それに対応するアミノ酸を生成する。

(ぷろていんきなーぜ)

EC2.7.*. ATPリン酸基をタンパク質の水酸基に転移させる酵素の総称。 細胞内情報伝達の主要経路を構成する。

セリン/トレオニンキナーゼ
チロシンキナーゼ
セリン/トレオニン/チロシンキナーゼ

(ほすほとらんすふぇらーぜ)

リン酸基転移酵素とも。 リン酸化合物のリン酸を他の化合物へ転移し、新しいリン酸化合物を生じる反応を触媒する。

(ぽりめらーぜ)

酵素の一種。 単量体を結合させて重合体を合成する。

(やぬすきなーぜ)

JAK. チロシンキナーゼの一種。

細胞内でサイトカイン受容体に結合し、 サイトカインや増殖因子のシグナル伝達経路による刺激を伝達するはたらきをもつ。

酵素のはたらきを阻害すると炎症がおこるシグナルの伝達が阻害され、 関節リウマチの痛みや腫れを抑制する。


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