木の種類


index skip allword source recent(rd) (no rd)
dicfile-mtime:2024/03/06(Wed) 17:58:26
dicfile-size:7718byte


> 木の種類

木の種類

(きのしゅるい)

マツ綱

(あかまつ)

女松とも。 マツ科の高木。20-35m。

北海道南部から九州に分布する。 山地でみられる。

4月に花が咲く。雄花と雌花がある。

幹は赤茶色。新芽は茶色。

(あすなろ)

ヒノキ科の常緑針葉樹。 高さ5-30m。

本州、四国、九州の深山に分布。 青森、石川に多い。

雌雄同株。4-5月に花が咲く。

(うめ)

バラ科の落葉高木。 高さ5-10m。

日本では自生しておらず、奈良時代に中国から伝わったとされる。 九州で自生していたという説もある。 北海道では道南、道央でみられる。

2-3月に花が咲く。 北海道ではサクラとほぼ同時に咲く。

(かえで)

カエデ科カエデ属の樹木。落葉または常緑高木。 の形がカエルの手に似ていることから名づけられたとされる。

(かし)

ブナ科の常緑性のものの総称。 コナラ属アカガシ亜属に含まれる。

日本では宮崎県以南に分布する。

(きょうちくとう)

キョウチクトウ科の常緑低木。 高さ2-4m。 インド原産。

葉と樹形はタケに似ている。花の色はモモに似ている。

日本では関東以西で植えられている。

開花は6-10月。

樹木全体に毒性がある。 オレアンドリン等の強心配糖体を含む。

(きり)

ゴマノハグサ科。落葉樹。 北海道南部から九州に分布。

雌雄同株、5-6月頃に紫色のラッパ状の花が咲く。 高いところに咲くため鑑賞しにくい。

かつてはタンスの材料として用いられた。

(くぬぎ)

ブナ科の落葉高木。 高さは5-10m。

青森を除く本州から九州に分布。

春に地味な穂状の花を咲かせ、開花中に新葉が育つ。 秋には黄葉する。

(くすのき)

クスノキ科の落葉高木。 高さ15-20m。

茨城県以南に自生する。 日本にある巨木の多くはクスノキ。

5-6月にクリーム色の小花を咲かせる。

材からはセルロイドショウノウ香料がとれる。

(くり)

ブナ科の落葉高木。 高さ15-20m。 北海道南部から九州で自生。

花は虫媒花で6月頃に咲く。 独特の匂いを放つ。雄花は垂れ下がる。

葉はクヌギに似ており、縁にはトゲがある。

夏にはイガに包まれた実をつけ、秋に実を落とす。

(くるみ)

クルミ科の落葉高木または低木。

市販のクルミの実は ペルシアグルミ、シナノグルミ、テウチグルミ等から収穫される。

実はナッツ類でオメガ3脂肪酸を最も多く含む。 また抗酸化値がナッツ類で最も高いとされる。

カロリーは100gで約700kcalと高め。

オニグルミ
落葉高木。日本のクルミで食用になるのはこの種のみ。 雌雄同株。雌花は赤色、雄花は緑色で紐状。

(くろまつ)

男松とも。 マツ科の高木。 15-40m。

本州から九州の海辺でみられる。 和風庭園によく植えられる。

天橋立、三保の松原、気比の松原、虹の松原等の松はクロマツ。

雌雄同株。4-5月に花が咲く。雄花と雌花がある。

樹皮は黒い。

(くわ)

クワ科クワ属の落葉高木の総称。

(けやき)

ニレ科ケヤキ属の落葉高木。 高さ20-30m。

北海道南西部から九州でみられる。

雌雄同株。春に黄緑色の花を咲かせる。 花は雄花、雌花、両性花がある。

(こうぞ)

カジノキ科の落葉樹。 ヒメコウゾとカジノキの雑種とされる。中国原産。 7世紀に日本にわたり、製用に栽培された。 外側にある皮が和紙の原料となる。

本州から沖縄で見られる。

開花は4-5月。雌雄異株。

(すぎ)

マツ類スギ科。常緑高木。 春にが咲き、花粉は花粉症の原因になる。

雌雄同株。花期は3-4月。

雄花と雌花があるが、雄花が非常に多い。

日本の森林の18%はスギ林とされる。 北海道では道南でみられる。沖縄には全くみられない。

(すもも)

李、プラム。 バラ科サクラ属の落葉小高木。

果実はモモと比べるとかたく小さく、酸味が強い。

花は白で5月頃咲く。

プルーンはセイヨウスモモの実。

(つが)

マツ科の針葉樹。 高さは20-40m。

福島県以西の山地にはえる。

4月頃にが咲く。花には雌雄がある。

公園、神社の神木として植えられることが多い。

(とうひ)

マツ科。 常緑高木、針葉樹。本州の亜高山帯に分布。 高さは10-25m。

雌雄同株、6月頃に開花。

ヨーロッパトウヒピアノ響板、バイオリンに使われる。

(なつめ)

クロウメモドキ科。落葉、常緑の高木、低木。

ヨーロッパ南東部から東アジア、南アジアに分布。

中国では食用、薬用として古くから栽培。

日本には900年代に渡来。

成熟した果実は漢方では大棗と呼ばれる。

(ひのき)

ヒノキ科の常緑高木。 本州(福島県より西)、九州の産地にはえる。 雌雄同株、4月に開花する。

スギに次いで多く造林される。 北海道ではみられない。

木曽地方のヒノキ林は日本三大美林の一つになっている。

(ひのきあすなろ)

ヒノキ科の高木。青森ヒバとも。 高さ20-30m。

アスナロの変種で北海道南部、本州北部(栃木以北)、佐渡島でみられる。

青森でヒバというとこれをさす。

3月下旬に雌雄別の形の花が咲く。

(ひば)

ヒノキ科アスナロ属のアスナロ、ヒノキアスナロの総称。 常緑高木、針葉樹。

ヒノキアスナロはアスナロの変種。 渡島半島南部から日光付近に見られる。青森県に多い。 青森ヒバは日本三大美林のひとつに数えられる。

(ぶな)

ブナ目ブナ科。シロブナとも。ブナ科の落葉高木。陰樹。

北海道渡島半島から九州に分布。 日本海側で森林を形成していることが多い。 狂いが激しいため加工が困難で建材には向かない。

本州中部では標高1000-1500m付近で樹林を形成する。 雌雄同株。花は5月に開花。

青森、秋田県境の白神山地ブナ林は1993年に世界遺産に登録されている。

(まつ)

マツ科の樹木。通常は常緑高木。針葉樹。 北半球に多い。 は単性花で雌雄同株。

アカマツ、クロマツの樹脂からはテレビン油、マツやにが作られる。

(まほがにー)

センダン科の常緑高木。 高さ約30m。

原産はフロリダ、西インド諸島。 中央アメリカから南米に分布する。

最高級材として扱われる。 18-19世紀のヨーロッパではこの材を用いた家具が富の象徴とされた。

(もみ)

マツ科の常緑高木。 高さ最大45m。

本州(岩手、秋田)から九州の山地にはえる。

雌雄同株。5-6月に花が咲く。

(もみじ)

カエデ類の総称。

(もも)

バラ科サクラ属の落葉小高木。 高さ3-5m。

花の観賞用の品種はハナモモと呼び、食用のモモと区別される。

3-4月に花が咲く。花びらは5枚。 実はできるが食用には適さない。

(やまぐわ)

クワ科の落葉樹。 高さ3-12m。

日本全国の産地でみられる。 かつては養蚕用の飼料として栽培された。

雌雄異株。4-5月頃に雄花と雌花が咲く。

実は地域によってはドドメと呼ばれる。

(ゆーかり)

フトモモ科の常緑高木。オーストラリア原産。

土中の水分を多量に吸い上げる性質があり、乾燥に強い。 また成長が速い。

材質が悪いため材木として利用はされない。

からはユーカリ油がとれる。


Generated by ldiary3.00beta t2h3_method 2008/09/28
Powerd by Ruby Ver 1.8.1