ワイン


index skip allword source recent(rd) (no rd)
dicfile-mtime:2025/06/10(Tue) 18:05:48
dicfile-size:7844byte


> ワイン

ワイン

(わいん)

ブドウを原料とする果実酒、醸造酒。

飲むときの一般的な温度

色による分類

赤ワイン
白ワイン
ロゼワイン

赤ワインは黒色系ブドウを原料とする。 果実を破砕したあと果皮、種ごと発酵してつくる。 ボディで分類されることが多い。

白ワインは緑色系ブドウより作られる。 搾汁器により果汁のみをしぼり、発酵してつくる。

ロゼワインは赤ワインと同様の方法でつくるが、 発酵途中で果皮と種を取り除くため赤ワインより色が薄くなる。 また黒色系と緑色形を混ぜてつくる場合もある。

製造法による分類

スティルワイン
炭酸ガスを含まないもの。

スパークリングワイン

フォーティファイドワイン(酒精強化ワイン)
醸造過程でスピリッツを追加し、アルコール度数を15-22%まで上げたもの。 コクと保存性が高い。

フレーバードワイン
薬草、果汁、香辛料、甘味料等を加えたもの。 ブドウ以外の果物で作ったものはフルーツワインと呼ばれる。

製造

(0).果汁を絞り、果皮、種子とともにタンクに入れて発酵させる。

白ワインは発酵前に果皮と種子が取り除かれる。 ロゼはいくつか製法があるが、一般的には発酵中に果皮と種子を取り除く。

(1).発酵後、圧搾器にかけて果皮と種子を取り除き、樽、タンクで熟成。 その際に沈殿物(おり)が出るため、上澄みだけを別の容器に移し替える。

発酵を止める段階により甘口と辛口が変わる。 早いと当分が多く残るため甘口になる。

英数

原産地統制呼称。 フランスのワイン原産地呼称のこと。

Denominazione di Origine Controllata. 統制原産地呼称ワイン。 イタリアワインの二番目の格付け。

Denominazione di Origine Protetta. 原産地呼称保護。

EUの食品の認証制度のひとつ。1992年に定められた。 IGPよりも範囲は狭く、町や村の特産を示す際に使われる。

2010年にワインにも制度が採用された。

Indicazione Geografia Protetta. 地理表示保護。

製品の生産、加工、熟成のうち1つの工程が特定された地域で行われているもの。

(あぱっしめんと)

ワインの製法の一つ。

半分乾燥した状態のブドウから造られる。 味は甘口から辛口まである。

(あぺらしおん)

法律に基づいたワインの原産地を示す呼称のこと。

(あまろーね)

イタリア、ヴェネト州のヴァルポリチェッラで造られる高級赤ワイン。

(いたりあわいん。)

1963年のカテゴリー。

2008年改正(EUワイン法)

(おれんじわいん)

アンバーワインとも。 白ブドウを原料とし、赤ワインと同じ製法でつくられるワイン。

色はオレンジ色となる。

(きゅぶぇ)

もともとは発酵槽の意。 現在は特別なワインのことをさす。

シャンパーニュの場合は、 アッサンブラージュされている、一番搾りの果汁を使用しているのが条件となる。

(くーぷ)

ワイングラスの一種。 飲み口が広く底が浅めのため、頭を上げずに飲むことができる。

シャンパンタワーにも使われる。

(ぐらんぐりゅ)

特級畑。ワインの格付けの一つ。 地域により定義は異なる。

ブルゴーニュ
畑(クリマ)単位で認定される。

アルザス
一部の優れたブトウ畑の名称。 リュー・ディという単位で51のグラン・グリュがある。 品種表記がされるほか、甘口仕上げとすることもある。

シャンパーニュ
村単位で認定される。17か所存在。

ボルドー
生産者単位で認定される。 ボルドーの各地区で基準が異なる。 このためボルドーでは格付けにはあまり使われない。

(しぇりー)

スペイン南部アンダルシア地方、カディス県ヘレスデラフロンテラ地方を中心に醸造されるワイン。 シェリーはヘレスの英語読み。 発酵時にこの地独特の酵母が繁殖し、香りとコクをつくる。

またソレラ法と呼ばれる製法を用いる。 この製法によりアルコール度数は高められている。

辛口と甘口がある。 辛口は食前酒、甘口はデザートワインに飲まれる。

(しゃとー)

フランス、ボルドー地方のワイン生産者のこと。

(ちりわいん)

チリで生産されるワイン。

(できゃんた)

ガラス製の容器。 開栓したボトルのワインを移し替えるのに使われる。

移し替える作業はデキャンタージュと呼ばれる。

(てろわーる)

ブドウ畑をとりまく環境要因のこと。 ワインの味わいに影響を与えるとされる。

(どめーぬ)

ワイン生産者の一種。ブルゴーニュ地方で使われる名称。 自社畑所有のワイン生産者。規模は小さめ。

(ぱっしーと)

収穫後の葡萄を陰干しして造るワイン。 糖分が凝縮されるためかなりの甘口となる。

製法はアパッシメントと呼ばれる。

(びんてーじ)

収穫年が同じブドウのみを使用して造られたワイン。

(ぶしょね)

汚染されたコルクによりボトル内のワインの品質が劣化する現象。

(ぶるごーにゅ)

フランスのブルゴーニュで生産されるワインのこと。

(べるもっと)

フレーバーワインのひとつ。 ワインをベースにニガヨモギ等のハーブやスパイスを加えたもの。

(ぽあらー)

ワインボトルの口に装着する注ぎ口。 ワインと空気を触れさせることにより、味わい、香りを引き出す。

(ぽいやっく)

フランスのメドック地区に位置するワイン産地。 1級シャトーが3、2級-5級のシャトーが15存在する。

(ぼるどー)

フランスのボルドー市を中心にした地方でつくられるワインの総称。

(までいら)

ポルトガルのマデイラ島で造られる酒精強化ワイン。 発酵の際にアルコール度数96%のブランデーを添加したあと、加熱熟成される。

熟成年数は最低3年。

加熱方法

(まりあーじゅ)

ワインと料理のおいしさを掛け合わせることで、 おいしさが倍化するという現象。

(めどっく)

1855年のパリ万国博覧会の際にナポレオン3世の要請を受けて制定された格付け。 1級から5級に分かれる。

メドックはボルドーのジロンド川左岸に位置するワイン産地。

(めるろー)

ボルドー原産の黒ブドウ。

日本でも栽培されている。

(りーすりんぐ)

ドイツで栽培される白ブドウ。 非常に酸度が高いため、スパークリングワインの生産に使われる。

(りーでる)

オーストリア、クフシュタインのワイングラスメーカー。

(わいんぐらす)
(わいんせらー)

ワインを適切な環境で貯蔵するための貯蔵庫。

(わいんほう)

原産地統制名称(A.O.C.)。 1930年代にフランスで制定された法律。 偽物対策のため制定された。


Generated by ldiary3.00beta t2h3_method 2008/09/28
Powerd by Ruby Ver 1.8.1