LTE


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LTE

Long Term Evolution. 3.9Gまたは4Gの携帯電話の規格。

正確には3.9Gだが、国際電気通信連合(ITU)がLTEを4Gと呼称してもよいとの声明を出しているため 4Gとして扱われることもある。

帯域を広げ、アンテナを4本使うことにより高速伝送を実現している。 データ通信専用の規格で音声通話時、SMS利用時には3Gに切り替えて使用される。

FDD-LTEとTD-LTEがあるが一般的にはFDD-LTEのことをさす。 携帯電話ではFDDが使われる。 AXGPとWiMAX2+ではTD-LTE(TDD)が使われる。

最大受信速度は下り37.5-150Mbps/s程度(37.5Mbps / 75Mbps / 100Mbps / 150Mbps等 )。 帯域幅は速度により変わり5-20MHz。

700MHz
800MHz
900MHz
1.5GHz
1.7GHz
2GHz
2.5GHz
3.4GHz
3.5GHz

eUTLANEPC(SAE)で構成。

携帯電話 UE-基地局間のプロトコル

U-Plane

2PDCP GTP-U
2RLC UDP
2MAC IP
1PHY L1/L2

C-Plane

NAS
RRC S1-A S1-AF
PDCE S1-A S1-AF
2RL SCTP
2MAC IP
1PHY L1/L2

通信パケット量に制限があり一定量を超えると速度制限されることがある。

テザリングが可能。

携帯電話が利用する電波の周波数は 標準化団体の3GPPが技術仕様ETSI TS 136 101で規定している。

各社のLTEサービス名称

NTTドコモ Xi(クロッシィ)
KDDI(au) au 4G LTE
ソフトバンクモバイルソフトバンク4G LTE

複数の通信規格の総称。3Gを更に発展させた規格。 国際電気通信連合(ITU-R)による4Gの名称はIMT-Advanced。 2012/2に下記の規格が承認された。

電波周波数帯は3.6GHz以下。

モバイル通信技術の一つ。 日本では2020年開始予定。通信速度は10GB/s、最大20GB/sとされる。 ネットワーク遅延は1ミリ秒以下。

4Gが使用している周波数帯に加え、 6GHz以上の周波数帯を用いることにより高速化を実現する。

電波周波数帯は3.6GHz以下(4G)、3.6-6GHz、28GHz。 3.6GHz以上の電波は4Gと比べると長い距離を飛びづらい。

2020/3からNTTドコモ、au、ソフトバンクが一部施設等でサービス開始。

28GHz以上の帯域はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル共通。 400MHz幅ずつ割り当て。

6GHz以下の周波数帯(サブ6)は違いがある。

5G Standalone. 5GC(5GC-Core)と5G基地局を組み合わせて通信する方式。

NSAでは4Gのコアネットワーク設備を使用しているため、4G接続後に5Gとなる。

SAでは4Gを介さずはじめから5G接続が可能。

5G New Radio. 世界的に標準化された5G通信規格のこと。 3GPPが定める。

C

キャリアアグリゲーション。 LTE-Advencedの機能の一つ。 異なる周波数帯の電波を束ね、データ送信することにより高速通信を可能にする技術。

コンポーネントキャリア(CC)という最大20MHzのLTEキャリアを複数同時に用いることにより、最大100MHzの帯域を実現する。

E

Evolved Packet Core. LTEのコアネットワークのこと。

Evolved Universal Terrestrial Radio Network. LTEの無線ネットワークのこと。

G

GPRS Tunneling Protocol.

GPRS、WCDMAにおいて移動管理をおこなうため、IPネットワークをトンネリングして、パケットを転送する技術。

3G、LTEのインターネットアクセスは全てGTPトンネルを通過する。

L

(LTEばんど)

バンドはETSI TS 131 101により周波数が割り当てられている。 LTEのバンドは1から44まで規定されている。

バンド1(2100MHz帯)はIMTコアバンドと呼ばれ、世界上のほとんどのLTEで対応している。

FDD(周波数分割多重)はバンド1-32、TDD(時分割多重)は33-44に割り当て。 サポートするバンドは携帯電話/スマホの機種により異なる。

4G規格の一つ。3GPPが策定。 LTEを更に発展させたもので 下り最大1Gbps以上、上り500Mbps以上の通信が可能とされる。 利用には対応したスマートフォンが必要。

NTTドコモPREMIUM 4G

LTE-Advancedを更に発展させた規格。3GPPが策定。 2017年頃から商用サービス開始予定。

P

Packet Data Convergence Protocol.

LTE U-Planeのプロトコル。レイヤ2のサブレイヤの一つ。

Physical layer. 物理層。

装置や伝送媒体の物理的な形状や仕様、信号形式などを定めた規約。

R

リソースブロック。 無線リソースの最小割当単位のこと。

1RBは周波数方向に12本のサブキャリア、 時間方向に7シンボルで構成される。

Radio Link Control.

LTE U-Planeのプロトコル。

再送制御等を行う。

Radio Resource Control.

(0).LTE、C-Planeのプロトコル。 UEと基地局が通信するための様々な制御をおこなう。

(1).5G NRのプロトコル。 LTE RRCに新機能を追加したもの。

S

Stream Control Transmission Protocol. トランスポート層のプロトコル。

LTEのC-Planeで使われる。

Service Data Application Protocol. 5G NR U-Planeのプロトコル。レイヤ2。 PDCPの上位に位置する。

QoSフローと無線ベアラとのマッピングをおこなう。

5G用の周波数帯のうち、低い周波数帯のもの。

3.7GHz帯、4.5GHz帯が該当。

V

Voice over LTE. 3Gのデータ通信を高速化したLTE方式。 音声通話をデータ通信として提供する技術。


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