動物の分類 > 節足動物
身体が殻で覆われており、身体に足と節がある動物。
※は4大節足動物。
三葉虫形類
鋏角類※
甲殻類※
多足類※
六脚類※
正式名称はホッコクアカエビ。 タラバエビ科。甘みがあり甘エビとも呼ばれる。
島根県以北の日本海沿岸、宮城県以北の太平洋沿岸、オホーツク海で棲息。 棲息水深は200-700m。
寿命は約11年。
産卵期は春から夏。日本海のものは一年おきに産卵。 産まれて3年間は性がない。4-5年で全てオスとなり、5-6年でメスに転換、 7年目で抱卵状態になる。寿命は11年ほどとされる。
ブラックタイガーとも。クルマエビ科。 体長30cm。 寿命は2年。
身体色は灰黒色。 東南アジアで大規模な養殖がおこなわれている。
1930年に食用として摩周湖に放流され、持ち出されたものが湖沼、河川に定着した。
甲殻類軟甲類十脚目のうちのヤドカリ類、カニ類以外のものの総称。 海と淡水に分布。
腹部を曲げ、その反動で敵から逃げる。 この筋肉が食用とされる。
東南アジアで多く養殖される。 一般的に食用にされるのはバナメイエビ、ブラックタイガー。
肉食性が多い、海藻を食べる種も存在する。
胸の殻の内側にエラがあり、エラ呼吸をおこなう。
脚は2種類ある。
エビは泳ぐ種と泳がない種がある。
泳ぐ際には腹肢を主に使う。 身体を伸ばし、腹肢を前後させながら泳ぐ。
寿命はクルマエビで1-3年。イセエビは10-30年。
ロブスターは脱皮により内臓を新しいものにすることができるため寿命がないとされる。 140年生きたロブスターも存在する。
アレルギーの原因となることがある。 アレルゲンはトロポミオシンというタンパク質。 エビアレルギーの人の約65%はカニでも反応がみられる。 エビが含まれていても高温で焼いた製品では症状は出ない(えびせん等)。
オキアミ科の動物の総称。 エビに近縁。
家畜、養殖魚の餌、釣り用の餌に使われる。
寿命は約25年。
日本ではカブトガニは瀬戸内海、北九州の一部で生息。
低温時は沖合いにもぐって冬眠する。水温が18度以上になると活動開始する。
血液は青色。 血液に含まれるLAL(Limulus amebocyte lysate)は 毒素(エンドトキシン)と接するとゲル化するため、検査薬として使われる。。
甲殻類軟甲類十脚目、短尾下目の総称。 多くは海産。
脳はなく、頭部神経節が代わりを果たす。 カニみそと呼ばれる部位は中腸腺。
アレルギーの原因となることがある。
節足動物クモ形類。
身体は頭部と胸部が一体化している。 脚は4対が多い。眼は普通8個ある。単眼。
生態は地中性、徘徊性、造網性に分かれる。
腹部には出糸突起がある。呼吸器官は書肺。
節足動物の一綱。 基本的には水中にすみ、えら呼吸をおこなう。
クモ形類サソリ目の総称。
尾に鉤状の毒針をもつ。 夜行性で毒針をもちいて捕食する。 胎生または卵胎生。
日本には2種がいるが毒は強くない。
十脚目。 日本固有種で、北海道南部、東北で生息。 絶滅危惧種に指定されている。
アメリカザリガニのことをさす場合もある。
古生代に繁栄した海生の節足動物。 古生代の示準化石。 ベルム紀に絶滅。
節足動物の一種。昆虫ではない。 ほとんどの種は無害だが、一部の種は害が大きい。
室内にいるダニの80%はヒョウヒダニ。 ヒョウヒダニはアレルギーの原因となる。
ツメダニとイエダニはヒトを刺す。
マダニ |
ツクモ |
ツツガムシ |
ヒゼンダニ |
ニキビダニ |
タラバガニ科。カニよりもヤドカリに近い。 北海道から北太平洋に分布。 水温10度以下の冷水帯に生息する。
クルマエビ科。エビの一種。原産は中南米。 日本、台湾、東南アジア等で養殖され、食用にされる。
フジツボ科のイワフジツボ科の節足動物。海産。
雌雄同体。 岩礁、ブイに固着して生活する。 蔓脚を動かして水中のプランクトンを集めて食べる。
孵化時はノープリウスと呼ばれる幼生。 浮遊生活を行い、キプリスという幼生になると岩の上をはい回り、 適当な場所で変態、フジツボになる。
節足動物。足は8本で、昆虫ではなく、クモやサソリに近い。
屋内でみられるダニより大きく、大きさは3-4mm。吸血後は3-4倍の大きさになる。
ヒトや動物の血液を栄養とする。 吸血時に病原体を媒介することがあり、 日本紅斑熱やライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を媒介する。
鰓脚(さいきゃく)類枝角目の甲殻類の総称。 またはそのうちの1種。
体長は0.5-18mm。
ほとんどは淡水産、一部は海産。 各地の浅い池、湖にすむ。
夏の高温時、冬の低温時に雄が出現し、両性生殖を行なう。
メスの方が大きい。
十脚目ヤドカリ科、ホンヤドカリ科、オカヤドカリ科等の総称。 空の巻貝に入って生活し、成長に伴い大きな貝殻に引っ越す。 エビとカニの中間に属する。