地震


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地学 災害 > 地震

地震

(じしん)

earthquake. 地面が揺れ動く現象。 揺れはP波S波という地震波として伝わる。

地震の種類

中央海嶺型地震

トランスフォーム断層型地震

海溝型地震

1854/11/4 安政東海地震
1854/11/5 安政南海地震
1857/10/2 安政江戸地震、推定震度は東京で5-6

1891/10/20濃尾地震 8.0
1896/6/15 明治三陸地震津波8.0
1923/9/1 関東大震災 7.9
1933/3/3 三陸地震津波 8.1
1946/12/21南海地震 8.0
1952/3/4 十勝沖地震 8.2
1960/5/23 チリ地震津波 8.5
1968/5/16 1968年十勝沖地震7.9

(1990)

年月 地域:名称マグニチュード最大震度
1993/01釧路沖:釧路沖地震 7.56
1993/07北海道南西沖:北海道南西沖地震7.8-
1994/10北海道東方沖:北海道東方沖地震8.2-
1994/12三陸沖:三陸はるか沖地震 7.66
1995/01淡路島付近:兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)7.37

(2000)

年月 地域:名称マグニチュード最大震度
2000/10鳥取県西部:鳥取県西部地震 7.36強
2003/09釧路沖:十勝沖地震 8.06弱
2004/10新潟県中越:新潟県中越地震 6.87
2007/03能登半島沖:能登半島地震 6.96強
2007/07新潟県上中越沖:新潟県中越沖地震 6.86強
2008/06岩手県内陸南部:岩手・宮城内陸地震7.26強

(2010)

年月 地域:名称 マグニチュード最大震度
2011/03/11三陸沖:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)9.07
2011/03/11茨城県沖 7.66強
2011/03/12長野県北部 6.76強
2011/03/15静岡県東部 6.46強
2011/04/07宮城県沖 7.26強
2001/04/11福島県浜通り 7.06強
2013/02/02十勝地方南部 6.55強
2013/04/13淡路島付近 6.36弱
2014/03/14伊予灘 6.25強
2014/11/22長野県北部 6.76弱
2015/05/13宮城県沖 6.85強
2015/05/30小笠原諸島西方沖 8.15強
2016/01/14浦河沖 6.75弱
2016/04/14熊本地方 6.57
2016/04/15熊本地方 6.46強
2016/04/16熊本地方 7.37
2016/10/21鳥取県中部 6.66弱
2016/11/22福島県沖 7.45弱
2016/1021鳥取 6.66弱
2016/1228茨城県 6.36弱
2018/0618大阪 6.16弱
2018/0906胆振 6.77
2019/0103熊本 5.16弱
2019/0221胆振 5.86弱
2019/0618山形県沖 6.76強

(2020)

2020/0313石川県能登5.55強

英数

Emergency warning system. 大規模地震、津波等の災害時に音声で緊急警報信号を送出し、 緊急警報受信機を作動させるシステム。 ピロピロ音と呼ばれる64bpsの信号を用いる。 対応受信機を用意すれば緊急時にラジオ、テレビ音声を自動的に鳴らすことができる。 NHKでは毎月1日の正午1分前から1分間、民放では放送終了後に試験信号放送をおこなっている。

緊急警報信号は第1種開始信号、第2種開始信号と終了信号がある。

(いじょうしんいき)

地震で震源に近い場所より遠いにもかかわらず、 近い場所より大きく揺れた地域のこと。

地震波が減衰しにくい海洋プレートを伝わることにより起こる。

(かつだんそう)

過去にできた断層のこと。周辺よりも構造的に弱いため、 くりかえし地震が起こることが多い。

(きたあめりかぷれーと)

プレートの一つ。 北アメリカ、グリーンランド、シベリア東部、日本列島東部を含む。

日本近辺では太平洋プレートフィリピン海プレートと接する。

糸魚川-静岡構造線はユーラシアプレートとの境界とされる。

2011/3の地震によりこのプレートは南東に約50m移動した。

(じしんは)

地震計で揺れを記録した場合にみられる波形。 地震発生時、観測点にはP波が先に到着し、遅れてS波が到着する。

P波 Primary wave

S波 Secondary wave

表面波

(しんど)

ある場所での地面のゆれの大小をあらわすもの。 日本では気象庁震度階級表を基準に決めている。

0
1
2
3
4
5弱
5強
6弱
6強
7

(たいへいようぷれーと)

太平洋に位置する海洋プレート。

日本付近では北アメリカプレートフィリピン海プレートと接する。

(だんそう)

地震の際に伴う地盤のずれのこと。

(ちゅうおうこうぞうせん)

関東から九州に伸びる長い断層のこと。

(つなみ)

地震火山活動によって海底が急に隆起、陥没する事により生じる波。 実態は巨大な表面波。時速は水深にもよるが約700km/h以上。

沿岸で水深が浅くなると遅くなるが、あとからやってきた波が追いついて重なり、 とても高い波となる。湾がV型だと更に高くなる。

速度は海の深さで決まる。水深が深いほど早くなる。

水深(m)速度(km/h)
5000800
500250
100100
10 36

(津波予報)

高さ
津波警報(大津波)3m 4m 6m 8m 10m以上
津波警報(津波) 1m 2m
津波注意報 0.5m

(とうかいじしん)

南海トラフで想定されている大地震。

震源域は駿河湾から静岡県内陸部、マグニチュード8を想定。

この地域の最後の地震は1854年の安政東海地震。

(なんかいとらふ)

静岡県沖から四国沖に伸びる海溝のこと。 約110年間隔で巨大地震が発生してきたことがわかっている。

ここで最後に起こった地震は1944、1946年のもので マグニチュードは8.0、7.9。

(ふぃりぴんかいぷれーと)

フィリピン海にある海洋プレート。

日本付近ではユーラシアプレート、北アメリカプレート、太平洋プレートと接する。

(ぷれーと)

地球表面を覆う仮想的な剛体板。 実際は地殻とマントル上部からなる厚さ30〜100kmの岩盤。

リソスフェアを地域的に分割したもの。 地殻は薄いため大部分がマントル物質。

各プレートには地名等が由来の名称がある。

(ぷれーとてくとにうす)

プレートの動きによっていろいろな地学現象を総括的に説明しようという学問分野。

(まぐにちゅーど)

地震の規模を示す単位。記号はM。

Mエネルギー[J]
1.02 ×106
2.06.3×107
3.02 ×109
4.06.3×1010
5.02 ×1012
6.06.3×1013
7.02 ×1015
8.06.3×1016
8.65 ×1017

(ゆーらしあぷれーと)

ユーラシア大陸、太平洋北東部にかかるプレート。

日本列島の西半分はユーラシアプレート上にある。

日本付近では北アメリカプレートフィリピン海プレートに接する。


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