身体を構成する構造。
頭蓋骨 | ||
脊柱 | vertebral column | |
胸郭 | ||
(上肢骨) | ||
鎖骨 | clavicle | |
肩甲骨 | scapula | |
上腕骨 | humerus | |
橈骨 | とうこつ | radius |
尺骨 | しゃっこつ | ulna |
手根骨 | ||
中手骨 | ||
指骨 | ||
(下肢骨) | ||
寛骨 | ||
大腿骨 | femur | |
膝蓋骨 | しつがいこつ | patella |
脛骨 | けいこつ | tibia |
腓骨 | ひこつ | fibula |
足根骨 | ||
中足骨 | ||
指骨 |
主な関節
顎関節 | 下顎骨、側頭骨 |
肩関節 | 肩甲骨、上腕骨 |
肘関節 | 上腕骨、橈骨、尺骨 |
手関節 | |
股関節 | 大腿骨、寛骨 |
膝関節 | 大腿骨、脛骨、膝蓋骨 |
足関節 | 脛骨、腓骨、足根骨の距骨 |
下肢の骨。 思春期までは腸骨、恥骨、坐骨が軟骨結合している。 成人になると骨結合して寛骨となる。
胸腔を形成するカゴ状の骨格。 12個の胸椎、12対の肋骨、1個の胸骨で構成。 内部に心臓、肺、気管、食道等が収まる。
肋骨と胸骨の間は肋軟骨でつながる。
肋軟骨を介して肋骨とつながる。
脊柱の一部。12個の椎骨。 1つ1つに肋骨が左右一対ずつ付着する。
tibia. 下腿の内側にある骨。 大腿骨と関節をつくる。
脊柱の一部、頚部の7個の椎骨のこと。 横突孔があり、孔に椎骨動脈が通る。
第一頚椎は環状、第二頚椎は歯状突起があり、 二つで環軸関節を構成する。
逆三角形の扁平な骨。 背部で第2肋骨から第8肋骨にかけてある。
仙骨、尾骨、左右の寛骨で構成されるスリ鉢状の骨格。 体幹と下肢をつなぐほか、骨盤内臓が入る。
寛骨は腸骨、恥骨、坐骨が融合したもの。 男女差があり、女性の骨盤は男性と比べると浅く、横に広い。
胴体の前側上部にある骨。 内側は胸骨、外側は肩甲骨と関節を構成する。 5つの筋肉がつく。
大腿四頭筋腱内にある種子骨。
頭部、胸部、腹部を支えて身体の中軸をなす骨格。 椎骨26個で構成。柱状の骨格。椎体間には椎間板がある。
頚椎と腰椎は前方に、胸椎は後方に出っ張り、横からみるとS字を2個重ねたような湾曲構造になっている。 腰椎と仙椎の間は直角に近い屈曲をなす。 四つ足の動物では脊柱は地面にほぼ平行になっている。
頭側から(成人の場合)
骨結合前の小児期までは仙骨、尾骨は結合しない。
脊柱を参照。
5個の仙椎が癒合し1つの骨になったもの。
頭蓋の額から前頭部を占める骨。 前頭鱗、眼窩、鼻部で構成。
側頭部にある骨。頭蓋の外側と底部の一部を構成する。 4つの骨が融合してできている。
聴覚器、平衡感覚器はこの骨の内部に含まれる。
寛骨の一部、前下部に左右一対ある骨。 恥骨結合によりつながる。
寛骨の上方にある骨。脊柱に連結する。 腸を支える。
頭蓋底中央部、鼻腔の後方に位置する骨。 眼窩の後壁を構成。
中央部には下垂体窩がある。
体、各一対の大翼、小翼、翼状突起で構成。
椎間円板。 椎体の間にある円盤状の繊維軟骨。
脊柱を構成する骨。前方の椎体と後方の椎弓からなる。 椎体と椎弓の間には椎孔と呼ばれる孔があり、ここは脊髄の通り道となる。 下椎切痕と上椎切痕が合わさると椎間孔ができ、ここから脊髄神経が出入りする。
対骨の間は椎間板という軟骨をはさむ。
脳頭蓋(6種8個)と顔面頭蓋(9種15個)で構成。
脳頭蓋には脳が入る。 いくつかの骨で構成され、つなぎ目は縫合と呼ばれる。 新生児は骨化が完全ではなく、結合組織性の膜性部(泉門)が残存する。 前側の大泉門は生後1年半から2年、後側の小泉門は生後6ヶ月から1年で閉鎖する。
頭蓋骨の頭頂部を形成する骨。左右一対。左右は矢状縫合で結合。
尾てい骨。 脊柱の下端にある骨。3-5個の尾椎が癒合して一つの骨になっている。 第2尾椎以降は痕跡的。
胸郭を構成する12対の骨。 胸骨と接続する部分は軟骨(肋軟骨)からなり、外力を分散する。