航空機


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航空機

(こうくうき)

空気によって浮く力を得て、人を乗せ大気中を航空する機械。

英数

(おすぷれい)

osprey. アメリカ軍の輸送機の通称。 海兵隊用のMV22と空軍用のCV22があるが基本性能は同じ。 2007年より配備。日本ではMV22が使われている。

左右の固定翼にそれぞれローターがある。 ヘリコプター航空機の中間のような機器。 機能が複雑で運転も難しく、世界各地で事故を起こしている。

(ぐんようき)

軍事用の航空機。 国籍、軍事用性質を示す外部標識を掲げる必要がある。

軍用機が他国領空に入る場合は許可を必要とする。

(こうくうけいき)

空ごう計器
ピトー管による全圧と静圧口からの静圧(大気圧)の差を利用する計器。

ジャイロ計器
ジャイロ(コマ)を用いた計器。

(じぇっとえんじん)

飛行機用のエンジン

ジェット機の速度はマッハ0.8-0.85。約980-1041km/h。

(ターボジェットエンジン)
圧縮機、燃焼室、タービンで構成。 前方から入った空気は圧縮されて燃焼室に入る。 ここで燃料を噴射すると高温高圧ガスが発生、ガスを噴出して推進力とする。 またガスはタービンを回し、圧縮機を作動させる。 燃料消費量が多く、騒音が大きいため現在は使われていない。

(ターボファンエンジン)
圧縮機の前にファンをつけたもの。燃費がよく騒音も低い。 現在民間機は全てターボファンエンジンを使用している。

(しゅよく)

航空機胴体につく翼。

構造

(せんとうき)

敵の航空機と戦うための軍用機。 対地攻撃を兼ねる場合もある。

(ちゃくりくけいとう)

着陸時に機体を支える系統。日本ではほとんどが前輪式。

(ちゃふ)

ECMの一種。敵のレーダーを撹乱するための物体。

原料はアルミニウム、グラスファイバー。空中で大量に散布し、 レーダーを乱反射させる。

想定するレーダー波の波長に応じたものを使う必要がある。

(ひこうき)

ジェットエンジンを備え空気中を前進することにより揚力を得て飛行する航空機。

旅客機の速度は740-830km/h。 速度はジェット気流の影響を受ける。 向かい風の場合は550km/h、追い風の場合は1200km/hになることもある。

高度は約10000m、速度は約900km/h。 飛行機が飛ぶ場合の高さの単位はフィートが使われる。 1フィートは約30cm。

東に進む飛行機は1000ftの奇数倍、 西に進む飛行機は1000ftの偶数倍の高さを飛ぶ。

距離の単位は海里が使われる。1海里は約1.85km。

機内気圧は与圧装置により0.8気圧(標高約2000m)に調整される。 離陸時と着陸時は変化する。

(びよく)

航空機後部にある翼。水平尾翼、垂直尾翼で構成。

垂直尾翼には方向舵があり、機首が左右にふれるのを戻す役割がある。 水平尾翼は昇降舵があり、機首の上下方向の変化を戻す。

配置による分類

(ふらっぷ)

主翼に設ける高揚力装置の一種。

後縁フラップ
主翼の後縁部に設ける。離着陸時の低速時に下方に曲げ、揚力係数を高める。

前縁フラップ
下方に曲げることにより揚力係数を増す。 高性能機に装備される。

(ぷろぺら)

プロペラ機に用いられる。エンジンを動力とする。 回すと前面が低圧、後面が高圧になり推進力が発生する。

(ぷろぺらき)

プロペラで飛ぶ航空機。 速度はYS-11で約474km/h。

(へりこぷたー)

回転翼航空機の一種。 エンジンにより翼を回転させて揚力と推力を得て飛行する。 飛行機と比べると離着陸が容易で後進、横進、空中停止も可能。

初期はガソリンエンジンを使用していた。 現在はターボシャフトエンジンが使われる。 ほとんどは複数のエンジンでローターをまわしている。

ターボシャフトエンジンの回転数はローターの必要回転数よりはるかに高いため、 減速ギアボックスで減速される。

速度は速い機種で300km/h。ドクターヘリは約230km/h。 一般的な高度は1000m程度。

高度限界は最大6000m。3000m以上になると低酸素症の危険が出てくる。

ラダーペダルは左右足元に一つずつある。 テールローターの揚力をコントロールする。 右ペダルを踏むと右、左ペダルを踏むと左に回転する。

燃料はエンジンにより異なる。 ピストンエンジンは航空ガソリン(AVGAS1000)、 ジェットエンジンはケロシン(Jet A-1)が使われる。

燃料タンクには通気口があり、タンク内の負圧を防ぐ。

(よあつそうち)

高い高度を飛行する際に機内の気圧変化を最小限に保つための装置。 機内を気密にし、ピストン機では圧縮空気、ガスタービン機ではブリード・エアを送り込む。 与圧装置のある飛行機は酸素系統も備えている。


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