旧携帯電話


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旧携帯電話

(きゅうけいたいでんわ)

3G以前について記載。

旧世代のアナログ携帯電話の規格。 期間は1979-2000年頃。

初期の機器は自動車電話、ショルダーホン等。 1979/12に自動車電話サービスが開始した。

端末の利用には免許が必要なため、端末はNTTが貸し出す方式になっていた。 1994年に買取制度ができた。

利用帯域は800MHz帯。データ通信機能はなく、音声通話のみ。 アナログのため盗聴されるリスクがあった。

多重化方式にはFDMA、同時送受方式にはFDDが使われていた。

旧世代のデジタル携帯電話の規格。 日本では1993年にデジタルMovaが登場、1990年代後半からユーザーが増加。

2012年にサービス終了。 低速ながらメールの送受信やWebの閲覧が可能。

利用帯域は800MHz帯、1.5GHz帯。

規格は日本ではPDCが導入された。海外ではGSMが主流。 cdmaOneは新しい技術を使っているため2.5Gとして扱われることもある。

ITUが定めたIMT-2000規格に準拠したデジタル携帯電話の方式の総称。 規格の策定は1999年。 2001年にNTTドコモがFOMAの名称でサービス開始。 2002年にKDDグループ、J-Phone(現ソフトバンク)がサービス開始。

通信速度は最大64kbps程度(下り)から最大3.6Mbps(下り)にまで向上している。 2003-2006年には更に高速化した規格が登場、3.5Gと呼ばれる。

5つの規格がある。

W-CDMA (UMTS)IMT-DS日本(NTTドコモ、ボーダフォン)、ヨーロッパ
CDMA2000IMT-MC日本(au)、北米
TD-SCDMAIMT-TC中国、ヨーロッパ
EDGE(GSM384、UWC-136)IMT-SC北米
DECT IMT-FTヨーロッパ (デジタルコードレス電話)

WiMAX 2007年に追加

終了予定日

3G対応携帯電話は加入権等の情報はUSIMカードに記録されている。

利用帯域は2GHz帯、800MHz帯。

ブランド名

NTTドコモFOMA
au WIN
ボーダフォンVodafone 3G

仕様策定は3GPP(Third Generation Partnership Project)がおこなう。 第三世代携帯電話(3G)に関する標準仕様の策定を目指すプロジェクト。 または同プロジェクトが定めた標準規格のファイルフォーマットのこと。

3rd Generation Partnership Project. 3Gの標準化プロジェクト。 各国の団体がもとになって結成した。

アメリカ T1
ヨーロッパETSI
日本 ARIB
TTC
韓国TTA
中国CWTS

C

Code Division Multiple Access. 符号分割多重接続。無線通信の通信方式の一つ。 発信者には別々のデジタルコードを割り当て、合成し1つの信号として送信する。

KDDI(au)の3G携帯電話方式。別名はMC-CDMA。 2GcdmaOneと互換性がある。

2G(2.5G)の携帯電話方式。CDMA方式を採用。 業界団体CDGが1995年に策定。TIAでの規格名は「IS-95」。

General Packet Radio Service.

移動体通信端末においてデータ通信を行うための技術。 GSMで採用。

Global System for Mobile Communications. ヨーロッパでの第2世代(2G)デジタル携帯電話規格。 ETSI(欧州電機通信標準化協会)が策定。 3G登場まで世界標準の規格となっていた。

ヨーロッパ以外でも多くの国で採用されていた。 採用していない主な国は日本韓国

周波数は4パターンがある。

900MHz
1800MHz
850MHz
1900MHz

後継規格は3GW-CDMA(UMTS)。

H

High Speed Downlink Packet Access. 3Gの方式W-CDMAのデータ通信を高速化した規格。 下りのみ高速化される。3.5Gとも呼ばれる。 最高通信速度は理論値で14.4Mbps。

第3世代(3G)携帯電話の規格。ITUが策定。 2つの規格がある。

1999にNTTドコモが開始したサービス。 携帯電話機でインターネットアクセス、電子メールを扱うことが可能。

M

NTTドコモのサービス。デジタル方式、800MHz帯。

1991年に発売されたアナログ式携帯電話(TZ-804)もムーバと名づけられていた。

P

Personal Digital Cellular. 日本の2G携帯電話方式。2Gの日本全業者が使用していた。

1980年代後半に旧NTTが開発。 電波システム開発センターが標準化。

利用帯域は800MHz、1.5GHz。 上下分離にはFDD(周波数分割多重)、 一つの周波数の複数端末共有にはTDMAが使われる。 音声はデジタルデータで伝送。

NTT法の影響で日本以外では使われていない。

DDIセルラー・IDOは1998年からPDCに代わりcdmaOneサービスを開始した。

日本で開発された簡易型携帯電話。 固定電話の交換機を使用して低コスト化を実現しており、携帯電話と比べると料金が安い。 2Gに分類される。

携帯電話と比べるとセルが小さいため高速移動すると切替が間に合わなくなる。 無線伝送距離が短いため高品質の通信が可能。

2016年現在はワイモバイルのみ事業を行っている。 070で始まる電話番号はPHS用だったが2013/11より携帯電話にも開放されている。

香港では2016/5/10よりPHSの使用・所有が禁止されている。 香港でPHSの周波数帯(1895-1906.1MHz)のライセンス免除が撤廃されたことによる。

ヨーロッパでの第3世代(3G)デジタル携帯電話規格。 ETSI(欧州電機通信標準化協会)が策定。 IMT-2000に準拠。内容はW-CDMAとほぼ同じ。

UMTSはネットワーク全体のことを表す。 無線通信規格を限定して指す場合はUTRAと呼ばれる。

IMT-2000で規定された3Gシステムの一つ。 IMT-2000の規格上では「IMT-DS」と呼ばれる。

CDMAを広帯域化したもの。GSMがベースとなっている。 NTTドコモのFOMA、ソフトバンクのSoftbank 3Gで利用されていた。

基地局、端末間の上下分離はFDD(周波数分割多重)でおこなう。 一つの周波数帯の複数端末通信の分離はCDMA(符号分割多元接続)でおこなう。

(じどうしゃでんわ)

自動車に車載される移動無線電話。

アナログセルラー方式を採用していた。 現在は携帯電話に置き換えられている。

(ふぃーちゃーほん)

通話以外にも多くの機能をもつ非タッチパネル式の携帯電話端末。 日本で独自に発展したためガラケーとも呼ばれる。 ガラパゴスケータイの略。

多くは折りたたみ式。テンキー等のボタンと液晶画面で操作する。

アプリケーション、コンテンツの販売、課金は 全て通信事業者に囲い込みされている。

スマホの台頭により近年は稼働台数が減少している。


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