旧インターフェイス


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旧インターフェイス

(きゅういんたーふぇいす)

2020年現在あまり使われないもの。

A

Accelerated Graphics Port. PCのグラフィック用拡張バス、スロットの規格。 1990-2000年代に使われていた。

ビデオカード専用。マザーボードのAGPスロットにビデオカードを接続する。

初期仕様はバス幅32ビット、動作周波数66MHz。 速度はAGP 1.0で266MB/sまたは533MB/s。

AGP 1x266MB/s
AGP 2x533MB/s
AGP 4x1.07GB/s
AGP 8x2.133GB/s

AT Attachment. ハードディスクのインターフェイス。 SATAと区別するためパラレルATA(PATA)と呼ばれることもある。 IDEをベースにANSIが標準規格として策定したもの。

データ伝送はパラレル方式。コネクタは40ピンまたは44ピン。

ATA-1
最大528MBまでのHDを2台まで接続可能。 速度は最大8.3MB/s。

ATA-2
EIDEを取り込む。LBAを導入。

ATA-4
1998年。Ultra ATA/33に対応、ATAPI仕様を統合。 CD-ROMドライブの接続に利用された。

AT Attachment Packet Interface. ATAの拡張仕様。 EIDE仕様の一部をANSIが規格化したもの。

IDEインターフェイスにハードディスク以外の機器を接続するためのデータ転送規格。 主に光学ドライブに使われる。 ATA-4でATA/ATAPI-4に統一された。

C

RS-485を使った産業用の通信規格。

E

IDEを参照。

Extended Industrial Standard Architecture. ISAをもとにバス幅を32ビットにしたもの。最大速度は33MB/s。

G

General Purpose Interface Bus.IEEE488. パラレル。もとは計測器用のインターフェイスだった。 IEEEの標準規格。

最大ケーブル長20m、最大データ転送速度1Mbps。 15台までの機器を接続できる。

I

Integrated Device(Drive) Electronics. PCとハードディスクを接続するためのインターフェース規格。 1986年にCompaq、Western Digital等が策定。

統一規格ではなかったため各社が独自拡張するようになっていた。 このため1989年にANSIがATAとして規格化した。 2000年頃までは主流だったが、2017年現在は他の規格に置き換えられている。

データ伝送はパラレル方式。機器は2台まで接続できる。 接続にはマスターとスレーブの設定が必要。

EIDE
エンハンスドIDE。IDEを拡張したもの。 1994年にウェスタン・デジタルが提唱。 機器は4台まで接続できる。ハードディスク以外のデバイスも接続可能。 ハードディスク最大容量は8.4GB。

パラレル通信規格の一つ。 1994年に策定。 セントロニクスが元になっている。

コネクタ

プロトコルは5つ。

Industrial Standard Architecture. PCのデータ伝送路(バス)の使用の一つ。初期PC/AT互換機で用いられていた。 拡張カードを接続するためのバスとして普及した。 バス幅16ビット、最大伝送速度は8MB/s。

PCI登場以後はレガシーデバイスとなり、2000年代はじめに置き換えられた。

P

ATAを参照。

(PCかーど)

PCMCIA、JEIDAが策定。ノートパソコン拡張用のカード型インターフェイス。

カードの大きさは85.6mm×54mm。タイプにより厚さが変わる。

PCカードを参照。

IBMのPC/AT互換パソコン「IBM PS/2」のコネクタ規格。 コネクタ形状はミニDIN。6ピンで実際に使用するのは4ピン。 キーボードマウスなどを接続する。 コネクタにより接続する機器が決まっている。 ノートPCでは両方に対応するコネクタもある。

通信はシリアル方式。5Vの電力を供給可能。

ATキーボード・コネクタと電気的な互換性があり、アダプタを介せば接続が可能。 通電中にコネクタを抜き差しするとPC故障の原因となることがある。

R

Recommended Standard 232C. シリアルインターフェイスの一種。

データ端末装置(DTE)とモデム(DCE)を接続するための規格。 TIA/EIA(The US Telecommunications Industries Association and Electronics Industries Association )が策定。シリアル信号の代表的な規格。 データ端末とモデムを接続する規格。低速。

規格上の通信速度上限は19.2kbpsだが、大半のPCは115.2kbpsでの通信可能。 RS-422は上位規格。

コネクタは標準仕様ではD-SUB 25ピンが用いられる。 パソコンではD-SUB 9ピンが用いられることが多い。 多くの信号が規定されているが、実際は必要な信号のみが使われることが多い。

EIA-422A。 RS-232Cを改良した規格。 コネクタの規定はなく、D-sub25ピンまたは8ピンが使われる。

平衡型で通信するため長距離、高速通信が可能。

最大伝送速度10Mbps、最大ケーブル長1200m。

シリアル通信規格。RS-422Aを改良した規格。 コネクタの規定はなく、D-sub25ピンまたは8ピンが使われる。

最大伝送速度10Mbps、最大ケーブル長1200m。

S

Small Computer System Interface.すかじー。ANSIによって規格化された。 米Shugart社が開発したSASI(Shugart Associates System Interface)が前身。

16ビットのパラレル転送方式。

機器を数珠繋ぎにするデイジーチェーン接続が可能。最大7台または15台接続可能。 (ID7のイニシネータを除いている) 終端にはデータ反射を防ぐための「ターミネータ」を設置。

SCSI-1SCSI5MB/s508
SCSI-2Fast SCSI10MB/s508
SCSI-2Wide SCSI20MB/s50/6816
SCSI-3Ultra SCSI20MB/s508
SCSI-3Wide Ultra SCSI40MB/s688
SCSI-3Wide Ultra 2 SCSI80MB/s6816
SCSI-3Ultra 3 SCSI160MB/s6816
SCSI-3Ultra 320 SCSI320MB/s6816
Ultra SCSI
Ultra Wide SCSI

後継はSAS

端子

U

IDE(ATA)の拡張仕様。 1996年にQuantum社とIntel社が発表。EIDEの後継仕様。 1998年にANSIによってATA/ATAPI-4として標準化された。 IntelではUltraDMAと呼ばれる。

Ultra ATAを参照。

(せんとろにくす)

セントロニクス社が自社のプリンタ用に開発したパラレル接続規格。 IEEE1294として標準化されている。


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