星座


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星座

(せいざ)

星の配置から連想される動物生活道具等の名前をつけたもの。 国際天文連合で88の星座が定められている。 うち日本から見える星座は約50。

明るい星にはα星、β星、γ星と名前がつけられている。 また星固有の名前がつけられていることもある。

うしかい座
うみへび座
おおぐま座
おとめ座
かに座
かみのけ座
からす座
こぐま座
こじし座
コップ座
しし座
ポンプ座
りょうけん座
ろくぶんぎ座

いて座
いるか座
かんむり座
こぎつね座
こと座
さそり座
たて座
てんびん座
はくちょう座
へび座
へびつかい座
ヘラクレス座
みなみのかんむり座
や座
りゅう座
わし座

アンドロメダ座
うお座
おひつじ座
カシオペア座
くじら座
ケフェウス座
けんびきょう座
こうま座
さんかく座
ちょうこくしつ座
つる座
とかげ座
ペガサス座
ペルセウス座
みずがめ座
みなみのうお座
やぎ座

いっかくじゅう座
うさぎ座
エリダヌス座
おうし座
おおいぬ座
オリオン座
ぎょしゃ座
きりん座
こいぬ座
ちょうこくぐ座
はと座
ふたご座
やまねこ座
ろ座

南天

インディアン座
おおかみ座
がか座
かじき座
きょしちょう座
ケンタウルス座
コンパス座
さいだん座
じょうぎ座
とけい座
とも座
ほ座
ぼうえんきょう座
ほうおう座
みなみじゅうじ座
らしんばん座
りゅうこつ座
レチクル座
カメレオン座
くじゃく座
テーブルさん座
とびうお座
はえ座
はちぶんぎ座
ふうちょう座
みずへび座
みなみのさんかく座

(あるくとぅーるす)

Arcturus. うしかい座のα星。0等。距離は約36光年。

(あるたいる)

わし座のα星。牽牛、彦星とも。0.77等。距離は16.5光年。

日本では夏に天の川を隔ててベガと相対する。 また夏の大三角を構成。

(あるでばらん)

おうし座のα星。 プレアデス星団に続いてのぼる。0.86等。距離は52光年。 実視連星。巨星で半径は太陽の約40倍。

(あんたれす)

さそり座のα星。 脈動変光星。距離は約420光年。光度は0.9-1.8等。 半径は太陽の数百倍。

(いてざA)

銀河系の中心にある電波天体。

現在は電波アークとアーチ状フィラメントを除いた銀河中心を含む部分だけを いて座Aと呼ぶ。

(おうしざ)

1月下旬の宵に南中する星座。

(かのーぷす)

りゅうこつ座α星のこと。超巨星。 全天ではシリウスに次いで明るい。

日本では冬に関東以南の南の地平線近くでかろうじて見られる。

(けんたうるすざ)

南天の星座。日本の大部分では一部(上半身)しか見えない。 沖縄では全身を見ることができる。

α星は3個の星による三重連星。 αケンタウリAとBが実視連星、そのまわりをCが回っている。

アルファケンタウリ
三重連星。通常はAとBをまとめてアルファ星と呼んでいる。

CはAとBから少し離れており、プロキシマ星と呼ばれる。 太陽系にもっとも近い星はこの星。

Aの実視等級は-0.01等。 AとBを合わせたものは-0.27等。

Cの太陽系からの距離は4.37年。 太陽系に近づいている。

南天の星なので日本からは見られない。

(こうどう12せいざ)

黄道12宮、獣帯。 黄道上に存在する12の星座

おひつじ座 321- 420Aries
おうし座 421- 521Taurus
ふたご座 522- 621Gemini
かに座 622- 723Cancer
しし座 724- 823Leo
おとめ座 824- 923Virgo
てんびん座 924-1022Libra
さそり座 1023-1122Scorpius
いて座 1123-1222Sagittarius
やぎ座 1223- 120Capricornus
みずがめ座 121- 220Aquarius
うお座 221- 320Pisces

(こうせい)

位置や明るさが変わらず自ら光り続ける星。 実際は明るさが変化するものもあるほか、位置もゆっくりと移動している。 太陽も恒星の一つ。

恒星表面の化学組成は太陽を含めてほとんどの星で同じ。

(こぐまざ)

48星座のひとつ。7つの星で構成。 尻尾の部分の星は北極星。

(しりうす)

おおいぬ座のα星。全天で最も明るい恒星。-1.5等。 距離は約8.6光年。

日本では冬によく見え、冬の大三角を形成する。

(すぴか)

おとめ座のα星。1等。距離は約250光年。五重の連星。 日本では春に見られる。

(すぺくとる)

恒星の各スペクトル型は0から9までの10段階になっており、 B9、A0等とあらわす。

スペクトル型表面温度[K]
O29000以上 青白
B29000- 9600青白
A 9600- 7200
F 7200- 6000淡黄
G 6000- 5300
K 5300- 3900
M 3900以下
(低温)

(せいず)

の位置や明るさを示す図。 大航海時代に船の位置を確認するためにつくられた。

(でねぶ)

はくちょう座のα星。1.25等。距離は1800光年。 夏の大三角を構成。

(でねぼら)

しし座のβ星。2.1等。40光年。

春に春の大三角を形成する。

(とうきゅう)

恒星の明るさを示す値。数字が大きいほど暗い。 1等は6等の100倍の明るさで、1等級違うと明るさが2.5倍になる。

等級は地球と恒星の距離により変わる。

見かけの等級(実視等級)
地球から見たときの恒星の明るさ。

絶対等級
恒星を地球から10パーセク(年周視差0.1″、32.6光年)においたときの等級。

(なつのだいさんかく)

ベガアルタイルデネブで構成する三角形。 夏に見られる。ベガが上となる。

(はるのだいさんかく)

スピカアルクトゥールスデネボラが形成する三角形のこと。

スピカ、アルクトゥールス、北斗七星は春の大曲線を形成する。

(ぱーせく)

年周視差が1″であるような恒星までの距離のこと。

(ばんせい)

連星のうち暗い方。Bで表す。

(ふゆのだいさんかく)

シリウスベテルギウスプロキオンが作る夜空の正三角形のこと。

(ぷろきおん)

こいぬ座のα星。連星で、主星は0.35等。 距離は約11光年。 日本では冬によく見え、冬の大三角を形成する。

(べが)

こと座のα星。七夕の織女星。 全天の恒星では3番目に明るい。距離は26光年。 夏の大三角を構成する。

(べてるぎうす)

Betelgeuse. オリオン座α星のこと。 赤色超巨星。半規則的な変光星。0.3-0.9等。距離は500光年。 全天では9番目に明るい。

直径は太陽の700-1000倍。 日本では冬によく見え、冬の大三角を形成する。

(ほくとしちせい)

おおぐま座のα星からη星までの7つの星。 ひしゃくに似た形に見える。δ星だけが3等星、残りは2等星。

β星からα星へ両星の間隔を5倍すると北極星が見える。

また柄の方向で時刻を知ることができる。

(ほっきょくせい)

polestar、Polaris.

こぐま座α星(ポラリス)のこと。 天の北極に近い位置にあり、昔から航海の目標として目安にされていた。 光度は2.0等。距離は433光年。

歳差運動により移動するため、過去は別の星が北極星だった。 また約1万年後には別の星が北極星となる。

(りげる)

オリオン座のβ星。 連星。主星は白色超巨星。

(れんせい)

二つ以上の恒星が互いの引力により共通重心のまわりを軌道運動しているもの。


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